神戸新聞杯2021 菊花賞トライアル!

神戸新聞杯 中京芝2200m

雨により重馬場のため、公開時の予想から変更します。

菊花賞へは重要なステップレースです。
攻略の糸口を探るには、ガチンコのG1とは異なる視点が必要となります。

ということで、
「馬主の意向✖️能力✖️状態」から、本気度の高い馬を見つけていこうと思います。

このレースでは上位3着馬に菊花賞の優先出走権が与えられます。つまり、賞金順では敵わなくても3着以内ならクラシック最後のG1に間に合います。

過去の傾向からも
重賞未勝利馬、条件戦上がりの馬
これらが穴を開けています。
クラシック登録料を支払って登録したはいいが、春のクラシックに間に合わなかった馬の馬主は、特に菊花賞への思いが強いはずです。

また、菊花賞で賞金を得られる着順を目指すか、ここで賞金を得られる着順を目指すか、という面では、
  神戸新聞杯  菊花賞  単位:万円
1着 5400           12000
2着 2200             4800
3着 1400             3000
4着 810               1800
5着 540               1200
それぞれの馬がどちらで賞金を稼げるかを考えるのもいいだろう。

【予想印】
◎ セファーラジエル
◯ キングストンボーイ
▲ シャフリヤール
△ ワンダフルタウン
★ イクスプロージョン
大穴 シゲルソウサイ

シャフリヤール ◎
サンデーR✖️ダービー馬 収得賞金12300万円
菊花賞出走に賞金加算は必要ない。
アルアインの前弟だけあって能力に不安なし。
菊花賞に向けてどれほどのレースができるか、試走をするレースになるだろう。
ダービー馬にとっては例年、勝ちに行くレースに慣れさせる舞台になっているので、ここは本命視。
ダービー後に休養を挟み、リフレッシュして成長して帰ってくるだろう。2ケタプラス体重でも成長分ととりたい。
※タフな馬場になったため、無理させないことが考えられます。この状況では軸向きではないです。



ステラヴェローチェ
個人✖️ダービー3着 収得賞金3400万円
菊花賞出走に賞金加算は必要ない。
春のクラシックで穴を開け続けた馬。これまでの戦績が能力を証明したと言える。個人馬主だが、生産はノーザンで中距離でも速い上がりを使える。
こちらもシャフリヤール同様、菊花賞に向けたレースとなるだろう。
もともとマイル向きとの評価があった当馬なだけに、仕上がり具合によっては神戸新聞杯に照準かもしれない。
※タフな馬場になり、春クラシックと条件が近くなりました。状態次第ではありますが、押さえます。

キングストンボーイ ◯
吉田和美✖️青葉賞2着 獲得賞金2000万円
賞金的にはボーダー近辺か。優先出走権あれば。
青葉賞2着もダービーには出ず、秋に備えた。夏を成長に充てた分、能力は未知数。
菊花賞出走のために権利獲得は必至だろう。
ただ、サンデーRのセファーラジエルとの兼ね合いがあるので譲る可能性も視野に入れたい。

ワンダフルタウン △
個人✖️青葉賞1着 獲得賞金4700万円
賞金には余裕あり。
青葉賞勝ちでダービー惨敗。よくあるパターンではある。個人馬主だが生産はノーザン。菊花賞に向けては賞金には余裕があるので仕上がり次第だが、ダービー前哨戦で勝ちを取りに行ったことから、前哨戦狙いまで視野に入れたい。

レッドジェネシス
東京ホースR✖️京都新聞杯1着 収得賞金3600万円
賞金には余裕あり。
今年の東京ホースR馬で唯一クラシック戦線にいるのが当馬。このクラブは左回りにこだわる傾向があり、東京の出走数も多い印象。
賞金的には菊花賞に間に合いそうだが、同舞台の京都新聞杯を制したのもあり、ここで勝負したいはず。
今回は騎乗経験のない藤岡康Jでの参戦。調教でも付いているようなので、菊花賞もこのコンビと思われる。そう言った意味でも試走の一戦に思える。

モンテディオ
個人✖️1勝クラス勝ち 収得賞金900万円
菊花賞出走には優先出走権が必要。
個人✖️社台生産。なかなか勝ち上がれず、札幌でようやく1勝クラス勝ち。能力的には春のクラシック戦線を戦っていたメンバーからは能力が落ちる印象。
地力でどこまで。

セファーラジエル ▲
サンデーR✖️リステッド勝ち 収得賞金1600万円
賞金的にボーダーギリギリ。
今回の台風の眼になりうる馬。白百合Sでは坂で持たれる面もあったが快勝。そこから休んでの参戦。
獲得賞金だけだと2勝クラス勝ち相当で条件戦でじっくり行くのではなくここに出してきたことからも、ここに出る意味は権利取りと見る。
戦績面は寂しいが、ひと夏超えて成長が窺えれば。

イクスプロージョン ★
近藤(アドマイヤ)✖️1勝クラス勝ち 収得賞金900万円
菊花賞出走には優先出走権が必要。
近藤様の所有馬アールドヴィーヴルがローズSで秋華賞の優先出走権を獲得したのは記憶に新しい。持ち賞金から見ても、権利獲得が目標か。
阿賀野川特別はユーキャンスマイルなどを輩出した菊花賞につながるレースでここも妙味はある。
松山Jが菊花賞でグラティアスと当馬のどちらを選ぶかになりそうだが、その点がどうか。

シゲルソウサイ
個人✖️1勝クラス勝ち 収得賞金900万円
菊花賞出走には優先出走権が必要。
総裁選にかけて世相馬券的には買ってもいいとは思うが、能力的には難しそう。
休み明け叩いて2戦目の上積みがどうか。

テイエムタツマキ
個人✖️未勝利勝ち 収得賞金400万円
菊花賞出走には優先出走権が必要。
1勝クラス馬だけに、格はかなり落ちる。

※当記事は馬券的中を確約するものではございません。あくまで馬券購入の参考としてご利用ください。

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