後悔しないレース選びのポイント
ご高覧いただきありがとうございます。
前章において勝つために買うレースを絞るということをお伝えしました。
ではどんなレースを買ったらいいの?という疑問が出るはずです。
本章で伝えたいのは3点
①レース数を絞るために買うための基準を作ろう
②コースの情報と馬柱から狙い目を見抜こう
③馬を絞れないレースに手を出してはいけない
レースを絞るために基準を作ろう
僕の基準は
①軸が決められた
②相手を5頭以内まで絞ることができた
③オッズ妙味がある
ではその基準を満たすかどうかどう探すの?となりますね。
今すぐにできる!簡単な馬柱の読み方
ひとえに予想といっても血統重視・パドック重視・調教など様々なファクターがありますね。
僕の予想は全レース回顧し有利不利を探し、血統をちょっと加味する程度。
そこにコース適正・騎手適正と色々考えてますが、馬柱からだけでもある程度見えてくるものがあります。
長くなりましたが実例をもとに紹介していきます。
ひとまず過去レースで考え方を伝えられたら幸いです。
例にあげるのは2024年5月5日㈰京都2Rで開催された未勝利戦。
京都ダ1400mのコースについて
まず馬たちはどんなコースを走るのかということを知りましょう。
芝スタートだが外枠有利といったことはない。
3コーナーまでの直線長く下級条件ではスピードに任せた逃げ先行馬の粘り込みが多いが、上級クラスでは差し馬も台頭するコースとなっている。
netkeiba
馬柱で見るべきポイント
①コーナー通過順位
1番ヤマニントゥルシーを例に見ると
3-3-3-6など書いてありますね。これはこの馬がどの位置を走っていたかを指しています。
数字が小さいほど前目で、大きいほど後ろ側を走っていることを指します。
小さい数字ほど逃げ馬・先行馬として機能していることを表しています。
9-9-7と逆に大きい数字から小さくなっている馬は道中で追い込みをかけて、直線で差しを狙っている馬になります。
5番ガーデンカメリアを例に見ると
2走前最終コーナーで7番目に走っていたが、結果は2着。これは差しが届いたという見方になります。
これらを元に馬柱を見ていきます。
まず見るべきは人気馬は人気の理由があるか
1番人気7番ウインアルドーレ
前目に付く競馬で馬券内に来てますね、人気は頷けますが同舞台の京都では割引きたい結果を残している。
2番人気9番ノイヤーヘルト
前目に付く競馬で馬券内に来た経緯がありますが、同舞台の京都では目立った活躍がないので割引。
3番人気5番ガーデンカメリア
前走は前からの競馬をし3着、以前は差し馬として勝ち馬と差のない内容。ここは評価あげたいですね。
まずここで1番2番人気が確実に好走するとは限らないことが見えますね。
つまり可能性としては2枠分他の馬が台頭するかもしれません。
そうなるとオッズが跳ねるので狙い目と判断します。
ではどの馬が馬券内に絡みそうでしょうか。
前提として舞台適正のある逃げ・先行馬であり、実績はどうか?
差し馬として機能しそうな馬はいるか?と見ていきましょう。
まず目を引くのは2番ズバットマサムネですね。逃げ馬としての実績も十分。
8番エスタボニートは前から後ろからとずっと試してますがぱっとしてませんね。
11番カフジニホニウムは前走1200mで3着も前走前々走と距離が長いか合ってないのがわかりますね、今回1400mなので耐えられません。
結果が出ているレースで穴馬を挙げても仕方ありませんが、
16番サンダーバースは負けこそしているものの3.4走前に京都で逃げ先行経験がありますね。こういう情報を捉えられると穴馬発見に繋がります。
気になった馬以外を消すと、残ったのは2.5.7.9.16の5頭。
この中で軸向きなのは逃げ先行で実績のある2.7.9のいずれかですが、穴をあける前提で考えているので軸は必然的に4番人気の2が選ばれます。
では最初に記載した3つのポイントに当てハメてみましょう。
①軸が決まった→2
②相手を5頭以内に絞れた→5.7.9.16の4頭
③オッズ妙味がある
購入しても良い基準に該当しましたね
実際に購入した馬券がこちらです。
基本は馬連ですが2番16番と中穴がいるので三連複も面白いと思い軸流しで購入し狙い通りの結果になりました。
馬券の組み方については後述しようと考えています。
頭数を絞れないなら買ってはいけない
なんとなく馬柱から見るレースの狙い方は伝わりましたか?
相手を絞れないということは実力が拮抗し難しいレースの可能性がありますし、絞るうえで重要なデータを見落としてる可能性もあります。
そういったレースには手を出さない、勇気ある見送りをオススメします。
仮に当たってたとしても、あなたのお金は減ってないので勝ちですよ。
当日の終わったレースから馬柱を見つめ結果照会するのも楽しいですし、予想の練習にもなるのでぜひやってみましょう。
この記事があなたの一助になれたなら幸いです。
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