チャンピオンズカップ2020予想

チャンピオンズカップ予想
12/6  15.30分
中京ダート1800m G1

☆脚質的好走データ☆

中京ダート1800m

逃げ 48%
先行 42%
差し 16%
追い 5%

逃げ 36%
先行 34%
差し 13%
追い 12%

☆導入☆
中央競馬場で行われるダートG1、二つの内の一つです。
今年はJBCが大井競馬場の大箱コースで行われたこともありローテーションについては考察の余地があります。
このレースを終えると年末に待つ東京大賞典、明けの川崎記念など
ダート路線の頂上決戦はここから本格化を増します。
では予想に入ります。

☆アンケート馬券☆ 128

1 コース適性と合うか
2 このレースの目標は何着か
3 枠順はどうか
4 勝負度合いは高いか
5 ローテーションはどうか
6 騎手は継続騎乗か
7 当日の馬場はこなせるか
8 展開は合うか
9 コースを熟知している騎手か

ではまず1から
冒頭の脚質別好走データにもあるようにこの中京ダート1800mは基本的に
最終コーナーを5.6番手付近までで回った馬に大きな利がもたされるコースです。
差し馬はインをつかない限りはなかなか厳しいコースとなっております。
これが一般的な見解です。

では、

「前の馬がだいたい8割がたくるから
 前の馬だけ狙っておしまい。」

このような予想をこのチャンネルでは
行っていません。
以下のデータをご覧ください。

2018 2着ウェスタールンド
2017 1着ゴールドドリーム
2016 1着サウンドトゥルー
2015 1着サンビスタ 2着ノンコノユメ 3着サウンドトゥルー
2013 1着ペルシャザール 2着ワンダーアキュート
2011 2着ワンダーアキュート
2010 2着グロリアスノア 3着アドマイヤスバル

過去10年
3着内の計30頭のうち11/30が
最終コーナー6番手以降を通過した馬です。
そして注目すべきは
11頭のうち7頭が差し馬2頭以上の決着に該当します。
特に2015年は全頭追い込み決着です。
要は今年は差し決着なのか、それとも前目で決まるのか
この考察が重要になります。
この点についてはまた後に考察いたします。

次に2
このレースの目標は何着か
についてです。

今回国内ダートで負けなしのクリソベリルが出走してきます。
この馬は大井で圧倒的なパフォーマンスを示したオメガパヒュームに対して
2戦連続大井で完封した実績からダート界での能力は抜けている一頭です。
それぞれの馬がこのレースで何着を目標にしているのかが
馬券を取る上では重要なレースです。
クリソベリルを除き着を拾いに来る馬を見抜くことが重要ファクターになります。
そしえ能力評価はどれほどなのかを加えて全頭診断から出走馬について紐解きます。

全頭診断
能力-目標着順

アナザートゥルース 父アイルハヴアナザー Mデムーロ
Bー5着
アンタレスステークス2着、エルムステークスの3着馬です。 
持ち味は逃げ粘り、先行からのスタミナ比べです。
距離が伸びたほうが良さそうな馬で今回スタミナ決着になれば面白い一頭ではあります。
目標は前目からの賞金確保です。

アルクトス 父アドマイヤオーラ 田辺
Bー5着
マイルチャンピオンシップ南部杯の勝馬です。
ローテーション的にも前走がメイチの仕上げでしょう。
距離はマイルがベストで1800のタフなレースには疑問が残ります。
過剰人気ならば疑うべき存在です。

インティ 父ケイムホーム 武豊
Aー3着
フェブラリーステークスの勝馬で、昨年の3着馬です。
距離は守備範囲で、単騎逃げが叶ったときに高いパフォーマンスを発揮します。
去年は3着を確保しましたが
4着馬の進路が空いていれば着順は入れ替わっていたでしょう。
能力は評価できますがメンバー構成的にも馬券内が限界の可能性は拭えません。

エアアルマス 父マジェスティックウォリアー 松山
Bー2着
東海ステークスの勝馬です。
前走は久々+体重で明らかに本調子ではありませんでした。
一戦叩いただけで変わるかは正直微妙な所で能力を出しきれない可能性は大いに残ります。
能力を発揮したときに連対までは目標がある馬でしょう。

エアスピネル 父キングカメハメハ 福永
Bー3着
ダート転向後、重賞馬券内が2回ある馬です。
前走は東京マイルで中段からいい脚を使い3着に好走しました。
馬体的にもダートは十分通用する馬で、芝での成績からも競争能力は高い1頭で
軽視は危険な馬です。

カフェファラオ 父アメリカンアプローチ ルメール
Bー無し
ユニコーンステークス、東海ステークスの勝馬です。
前走は古馬の一流級とは言えませんが結果を残したことは収穫です。
しかし芝の馬と違いダート馬は競馬人生は長く、成長も年を重ねれば重ねるほどするので
ここではまだ高評価を打てません。
勝ちに行く競馬をするよりも今後に向けて現在能力をどれだけ出せるかの競馬に徹するでしょう。

クリソベリル 父ゴールドアリュール 川田
SSー1着
G12連勝中、国内負けなしのダート界の総大将です。
どのようなコースでも好走を見せ、死角が見当たらない馬です。
2戦連続で大井でオメガパヒュームを圧倒した内容からも能力値は抜けています。
今回のパフォーマンスも大注目です。

クリンチャー 父ディープスカイ 三浦
Bー3着
みやこSの勝馬です。
ダート転向後は安定した走りを披露しております。
前走は好パフォーマンスを見せましたが
目標レースだったこともあり今回は何処までやれるか不安は残ります。
目標は3着程度でしょう。

ゴールドドリーム 父ゴールドアリュール 和田
Aー2着以上
去年のチャンピオンズカップ2着馬です。
過去にダート界を沸かせた名馬が7歳馬になりました。
前走はマイルの距離で忙しいペースに対応出来ませんでした。
距離が伸びる今回は前回よりはやれそうです。
能力面がどこまで保たてているかがチェックポイントで
勝ちにこだわる無理な競馬をしたときは厳しい可能性があります。
馬券内を拾いに行く競馬ならチャンスは十分あります。

サトノギャロス 父ヘニーヒューズ 未定
Cー出走
3勝クラスを勝った馬でまだ能力値からこここでは正直厳しい印象を受けます。
4歳馬でもありこれからに向けて何処までやれるか試したいところでしょうか。

サトノティターン 父シンボリクリスエス 未定
Cー出走
ダートの長丁場で成績を残している馬です。
前走のエルムステークスでは見せ場を作れず能力値は厳しい印象を受けます。
走法に難を抱えておりスムーズならば少しはやれても
といったところです。

サンライズノヴァ 父ゴールドアリュール 松若
Bー3着
武蔵野ステークスの勝馬です。
前走は得意の東京競馬場で重賞勝ちを収めました。
脚質は後方から進める馬で、距離もマイルまでがベターです。
そのことをわかりつつ後方から着狙いに行ったときには思わぬ3着までは可能性がある馬だと考察します。

タイムフライヤー 父ハーツクライ 藤岡佑介
Bー2着以上
ダート転向後は高いパフォーマンスを見せ続けている馬です。
2走前の内容は圧巻で更に上を目指したい意欲が出たのでは無いでしょうか。
ダート馬としては脂の乗ってきた5歳馬です。
勝ちを意識して早めに仕掛けると不安は残ります。


チュウワウィザード 父キングカメハメハ 戸崎
Sー2着以上
川崎記念、浦和で行われたJBCの勝馬です。
去年は直線スムーズなら勝ち負けまで見えた内容でした。
秋の大目標はこのレースで間違いなく勝負度合いは高い一頭です。
この馬の実力を持てば勝ちにこだわっても十分馬券内は高い一頭です。

デュードヴァン 父デクラレーションオブウォー 未定
Bー無し
ユニコーンSの2着馬です。
この馬もまだまだこれからの3歳馬でここで馬に相当負荷を掛けて
着順にこだわることはしてこないと考察致します。
馬を立て直す為にもここでは本来の後方からの競馬に徹する可能性が高いです。

メイショウワザシ 父アイルハヴアナザー 浜中
Bー3着
シリウスSの5着馬です。
先行脚質の馬で、逃げ粘りでどこまで通用するかといった所でしょう。
このレースで3着に入れれば勝ちに等しいと陣営も考えているでしょう。

モズアスコット 父フランケル 横山武
Sー1着
芝、ダート両方でG1を制した競馬界の二刀流馬が引退を迎えます。
二走前の南部杯ではアルクトスと壮絶な叩き合いを演じました。
前走は案外でしたが引退レースの勝負度合いは高そうです。
モズの冠名のキャピタルシステムさんはクラブ馬ではなく個人オーナーであり
賞金よりも勝ちにこだわりたいと考察いたします。
仕上がりや早じかけをしてしまうと馬券外の可能性は残る一頭です。
人気もある程度背負いそうでこの馬の考察は今回超重要です。

ヨシオ  父ヨハネスブルグ 山本聡
Cー出走
連闘でG1挑戦です。
少し雑談ですが
過去を振り返ると連闘でのG1制覇をモズアスコットが安田記念で果たしました。
この馬は厳しいですが何か今回のG1を暗示する馬なのでしょうか。
このような考えが好きな方は
どのような暗示があるのか考えてみるのも面白いですね。
コメント待っています。

能力値評価
SSクリソベリル
Sチュウワウィザード モズアスコット
Aインティ ゴールドドリーム


では最後に
8展開は合うかについてです。

1の項で
ダート戦では展開予想を行わなければならないとお話しをしました

本来前有利ですが差し決着もまれに起きる
このようなレースになっております。

では今年はどうでしょうか
ハナにこだわる馬はインティとメイショウワザシ、エアアルマス。
レース展開的にはメイショウがエアアルマスに突っかけるか突っかけないかで
大きくレース展開、着順は異なるでしょう。
結論から申し上げますとこのレースはハイペースにならず
メイショウワザシはエアアルマスを潰しにいくようなレースにはしないと推測いたします。

何故なら全頭診断でも述べたとおり
メイショウワザシの今回の目標はあくまで掲示板で賞金を得ること
3着ならば勝ちに等しいといった評価です。
そのような馬がわざわざ自身にきついペースにする必要はほぼなく
しっかりと自分に向くペースを作り出すと想定します。

そうなると今回は舞台設定も考慮して
前に有利なレースになると推測いたします。

では最後に展開推奨度をお伝えします。

逃げー2番手ー3番手ー4番手ー5番手
A   S    A   D   E


☆推奨馬☆

◎ クリソベリル(1番人気)
◯ チュウワウィザード(3番人気)
▲ ゴールドドリーム(6番人気)

以上

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