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朝日杯フューチュリティステークス パドック回顧

1着ドウデュースは太め残りの前走から馬体が絞れ、理想的な状態で出走できました。馬っぷりが非常に良く体も柔らかく使うことができるので、パドックでの気配が目立った1頭でした。筋力がもっと付けばさらに強くなると思える1頭で、来年も目が離せません。

2着セリフォスは今回テンションも我慢できていてとてもいい雰囲気にみえました。完成度という点では今回出走したメンバーの中でズバ抜けていていて、展開ひとつで順位は入れ替わっていたでしょう。

3着ダノンスコーピオンは将来性という意味では、上位2頭よりもあるのではないでしょうか。まだ筋肉が強くなく、レースで瞬時に速い脚を使うことができません。パドックでは一定のテンションを保ち、体を柔らかく使うことができているので、筋肉さえ強くなれば逆転も可能でしょう。

4着アルナシームはとにかくテンションが上がっていないかどうか。そこにつきます。今回は何とか我慢できていたように思います。前走から距離短縮もよかったのではないでしょうか。

5着ジオグリフはポテンシャルでは負けていませんが、もう少し筋肉の凹凸がはっきりとしてほしいところです。それでもレースでは後方から追い上げてきているように力はこの中に入っても上位ということを証明。来年楽しみな1頭です。

その他6着トウシンマカオはパドックで最も良くみえた1頭で、この内容であれば次走注目。8着プルパレイは馬体面は見劣りすることなくあとは気性面。10着スプリットザシーはさすがに牡馬相手では厳しかった印象。馬体の成長次第で牝馬同士なら。

以上朝日杯フューチュリティステークスのパドック回顧でした。

今週は1年の総決算グランプリ有馬記念です。

前走の天皇賞でコントレイル、グランアレグリアを破ったエフフォーリア、凱旋門賞で奮闘したクロノジェネシスと、この2頭を中心に好メンバーが揃いました。

今週もパドックで見るべきポイントを記したパドック解説の記事を挙げる予定です。よろしくお願いします。

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