今夜も結果論 日曜日 神戸新聞杯

神戸新聞杯の結果は「ルメールマジック」
本当に外国人騎手だと5馬身違うんだね!!

1着 ★ サートゥルナーリア 1番人気
2着 ★ ヴェロックス 2番人気
3着 消 ワールドプレミア 3番人気
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4着 ★ レッドジェニアル 4番人気
5着 消 ユニコーンライオン 6番人気

サートゥルナーリアはスローペースの2番手から上がり最速。
ただの最速じゃなくて、芝1200以下のレースを除くJRA史上最速タイの上がり3ハロン。
これは外国人騎手がよくやるやつ……

という話を以前したやつ。
追い込み馬が溜めて追い込むにしても、ある程度以上スローペースにしても意味が薄いわけで、溜まる範囲で前につけるのは正解なんだよね。
で、スローなら2番手追走でも溜まる、という加減が効くのが外国人騎手、分かっていないのが日本人騎手という印象。
これは前付けしたというより、末脚が溜まるカタチで出したところ前に行けたので、変に下げずにそのままの位置で前に馬を置いてきっちり溜めた、という乗り方だろう。
アンカツもそういう意味では所詮日本人騎手だから前付けした、というけれど、実際には他の馬が変にスローペースに下げただけで、この馬自身が前付けしたというのは違うはず。
2着ヴェロックスもトライアルとしては十分な競馬。
こっちは菊花賞に出てくるなら狙いたい。
3着ワールドプレミアも上がり最速タイ。
つまり、1レースで2頭が、JRA史上最速レベルの上がりの脚を繰り出せたことになる。
これでサートゥルナーリアが最速レコードを出したからすごい、とだけのレースと考えてしまうのは早計で、ワールドプレミアでも使える程度の上がり3ハロンといえよう。
通ったコース、微妙に不利を受けた事も考えたらワールドプレミアは上がり3ハロンをあと0.1秒か0.2秒、縮める余地はあったわけで。
ただ、こんな糞スローペースのレース、あそこまで下げなくても脚は十分溜まるし、それがワールドプレミアとサートゥルナーリアの着差となった。
つまり、この5馬身差はルメールと武豊、外国人騎手と日本人騎手の差だといえる。

「外国人騎手なら5馬身違う」

2011年日本ダービーで佐藤哲三→デットーリの乗り替わりにおいて言われた言葉ではあるが、それはこのパターンの乗り方ができるかどうか、で本当に5馬身違うパターンの1つがこういう競馬であることは間違いない。

4着レッドジェニアルも普通なら権利が……
史上最速の末脚にやられたww

5着ユニコーンライオンが夏の昇り馬タイプ最先着。
8頭立てなので半分以下の着順ではある。
それでも5着は秋の3歳G1トライアルにおける今年の夏の昇り馬最高着順か。
降級廃止によって、強い4歳馬に勝たなくても2勝クラスは突破できてしまう。
そういう対戦相手は今年は降級せずに3勝クラスにいるわけだから、3勝クラスで勝ち負けしていないと、G1トライアルや本番でも厳しいということになっていきそうだ。
今後の傾向の変化として覚えておきたい。

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