今夜も結果論 ヴィクトリアマイル編
今回のレースは、個人的な気分としては大荒れ、である。
去年G1で活躍した3頭で決まったレース!
という意味では、ある意味予定調和。
しかし、それより調子や適性が如実に現れる牝馬重賞、という観点からすれば、やはりこの結果はおかしい。
格より調子、という格言からすれば、騎手が不調というか復帰直後の浜中・ミッキークイーンが2着にきたのも意外だし、現役引退を先延ばしにしたものの不調だったストレイトガールが勝ったのも意外だった。
しかし、その中で、ぼくが常々言っている格言
牝馬は格より適性
という部分が現れたのが、この昨年のG1ウイナー3頭の中での着順である。
ストレイトガール→昨年のG1勝ち距離 1200、1600
ミッキークイーン→昨年のG1勝ち距離 2000、2400
ショウナンパンドラ→昨年のG1勝ち距離 2400(2000)
()内は一昨年以前、カッコなしは昨年のG1着順
斯様に、G1勝ちの距離がマイルに近い順で決着したとも言えるのである。
やはり、その部分では牝馬G1では適性を考えよう!
とも言えるわけで。
今回の結果は、このようは格重視の結果が来年も続かない限りは、逆に事故だと思ってもいいかもしれない。
ただ、格のある馬たちの中で言えば、やっぱり牝馬G1では適性をしっかり考えることが大事になるのである。
古馬牝馬限定G1は2つしかない、だからこそ、その距離の違いなどの条件の差、適性を馬券戦術で考慮することが勝ちの秘訣、という点は今年の結果からも何一つ揺るがない。
やはり、牝馬G1では適性が大事、なのである。
格より適性、とまでは今回は言えないにしても。
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