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  • 【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう

    連続小説の不定期更新を始めました!現代とだいぶ似ていますが、少し変わった世界が舞台です。

  • 【この作品いいよね!】マンガのすすめ

    あなたの好きなマンガは何ですか?俺が好きなマンガを紹介・レビューします。 面白いマンガを探している方や、紹介しているマンガに思い入れがある方、お時間があれば、以下のノートを読んでみませんか?

  • 社会人ミズノの日記

    サラリーマン数年目のミズノの日常を綴っています。

  • 左ききのエレンについてのnote

    しばらくの期間、俺がはまっているマンガ「左ききのエレン」に関する投稿です。 ○俺がどのくらいこの作品が好きなのかというと、 2018年5月:左ききのエレンをリメイク版で知る。原作を読みあさる。 2019年7月:AK5のシャツ・パーカーを合わせて3つ購入。 2019年8月:マンガレビューをnoteに投稿。 2019年10月:展示会に行った。ドラマの視聴を開始。

記事一覧

固定された記事

渋谷のバーに立つ文筆家、林伸次がnoteフォロワー5万7千人を集めるまで

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平等なお菓子の時間

都内在住の6年生、カナトの小学校の修学旅行では夏に日光を訪れる。そして、修学旅行前にクラスメイト全員ですることがある。班決めだ。話し合いによって、定められた人数…

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バーの常連客になって恋の会話が聞こえてくる小説 #恋はいつも文庫版解説文

恋の話は個人的なものだと思う。 飲み会などで誰かの恋の話を聞いて、「この人はこんな人を好きになって、こんな風に行動し、こんな思いを抱いたんだ」ということがわかる…

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おこがましいことを承知でいうが、僕と宮沢賢治は似ているかもしれない。 宮沢賢治の実家は裕福であるが、宮沢賢治本人は金持ちであることを嫌った。長男であるにも関わら…

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -信念は行動とともにあれ-

-あらすじ- 数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、病が流行する以前のようにオフライン重…

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プルチックの感情の輪、40年前からあったんか。
感情が分類されとる。

今、どんな気持ちですか?

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待ち受けにするかはどうしようか。

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3年前
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とりあえず、好きな作家や漫画家のことを調べてnoteに書こうと思った9月1日である。
誰かの入門書となりますように。

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -俺は人々を決めつけずに受け入れたい-

-あらすじ- 数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、病が流行する以前のようにオフライン重…

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -俺らは人々をものさしで測って分けてしまう-

なんで俺らは人々をグループに分けたがるんだろう。そして、どちらが優れていると決めたがるんだろう。 オフ派、オン派 陽キャ、陰キャ 積極的、消極的 外交的、内向的 ……

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3年前
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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -ありきたりなことばかりで嫌気がさすよ-

数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます! 本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です! 一応6話目で…

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3年前
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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -オン派もオフ派も、大手も中小も、若手社員は一堂に会する-

数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます! 本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です! 一応5話目で…

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3年前
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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -オン派の営業社員はオン派の研修を今更受ける-

数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます! 本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です! 一応4話目で…

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3年前
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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -あなたの清き一票はオン派それともオフ派?-

数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます! 本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です! 一応3話目で…

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3年前
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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう ‐選択はしなければならないが、そのとき必ずしも明確な理由をもて…

今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です! 一応2話目ですが、単体で読んで頂いても大丈夫な内容にしています。 1話目は以下から読めます。読んで頂け…

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【イエスタデイをうたって】気がついたら何もせずに数か月くらい経ってしまう「先延ばし族」な若者は、今日どう行動するか

何かをしようと決心しても、ズルズルと先延ばしにしてはいないだろうか。 特に、告白などの恋愛がらみのことに関して、延期を繰り返してしまうことに身に覚えがあるだろう…

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3年前
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渋谷のバーに立つ文筆家、林伸次がnoteフォロワー5万7千人を集めるまで

渋谷のバーに立つ文筆家、林伸次がnoteフォロワー5万7千人を集めるまで

――個人が文章などを投稿できるプラットフォーム「note」で5万7千人ものフォロワーを抱え、毎日記事を投稿するバーテンダー、林伸次さん。読者を増やし、メディア「cakes」でのコラム連載や書籍の発刊へ至った過程をみていこう。

渋谷駅ハチ公口を出て、スクランブル交差点を斜めに渡る。北西の方向へ約10分歩くと、東急ハンズやNHK放送センターがあるエリア「オクシブ」に到達する。この地域にTwitter

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平等なお菓子の時間

平等なお菓子の時間

都内在住の6年生、カナトの小学校の修学旅行では夏に日光を訪れる。そして、修学旅行前にクラスメイト全員ですることがある。班決めだ。話し合いによって、定められた人数でグループを組む。グループの定員が決まっているというのは、なかなか残酷なことだ。仲の良い5人組と4人組を合わせると合計9人となり、定員が8人ならオーバーしてしまう。まるでエレベーターに大人数が乗り合わせると、多すぎる旨をブザーが告げ、すごす

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バーの常連客になって恋の会話が聞こえてくる小説 #恋はいつも文庫版解説文

バーの常連客になって恋の会話が聞こえてくる小説 #恋はいつも文庫版解説文

恋の話は個人的なものだと思う。
飲み会などで誰かの恋の話を聞いて、「この人はこんな人を好きになって、こんな風に行動し、こんな思いを抱いたんだ」ということがわかると、その人のことを深く知り、距離が近づいたような気がしてしまう。

本書では21人の人物が体験した恋のエピソードが収められている。
1人でバーに訪れた男女は、レコードがかかる店内で、様々なグラスに注がれたカクテルを味わう。そして、バーテンダ

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よく考えたら昨日アマプラ見てて、今日は在宅勤務、両日Uber Eatsで頼んだら2個キャンペーンでご飯食べたから、48時間ごみ捨て以外で外出てない…。明日こそ出ねば。

葛藤する僕らはほんとうのさいわいを探す

葛藤する僕らはほんとうのさいわいを探す

おこがましいことを承知でいうが、僕と宮沢賢治は似ているかもしれない。

宮沢賢治の実家は裕福であるが、宮沢賢治本人は金持ちであることを嫌った。長男であるにも関わらず、貧しいものからとりたてる質屋を嫌って継がず、農耕に従事した。
僕も実家が裕福であるが、そのことが嫌だった。小学校中学年くらいまで遊ぶときに友達を家に呼んでいたが、高学年からは呼ばなくなった。みんなよりも広い家に住んでいることを知られた

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -信念は行動とともにあれ-

【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -信念は行動とともにあれ-

-あらすじ-
数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、病が流行する以前のようにオフライン重視の生活に戻る人々に分かれるようになった。
この時代の人々はどのように働き、生きているのだろうか?

エピローグ 僕らは今日も仕事に向き合う社内のフロアで、俺はキーボードを叩いて提案書を作成している。
在宅勤務も可能だが、集中して仕事をし

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プルチックの感情の輪、40年前からあったんか。
感情が分類されとる。

今、どんな気持ちですか?

https://swingroot.com/plutchik-emotion/#:~:text=%E6%84%9F%E6%83%85%E3%81%AE%E8%BC%AA%EF%BC%88Wheel%20of,%E7%AB%8B%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%85%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

待ち受けにするかはどうしようか。

とりあえず、好きな作家や漫画家のことを調べてnoteに書こうと思った9月1日である。
誰かの入門書となりますように。

【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -俺は人々を決めつけずに受け入れたい-

【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -俺は人々を決めつけずに受け入れたい-

-あらすじ-
数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、病が流行する以前のようにオフライン重視の生活に戻る人々に分かれるようになった。
この時代の人々はどのように働き、生きているのだろうか?

目の前に選択肢が提示されても、どれを選べばいいかわからなかった。オンラインかオフラインのコース選択をするときでさえ、したくないこと(オン

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -俺らは人々をものさしで測って分けてしまう-

【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -俺らは人々をものさしで測って分けてしまう-

なんで俺らは人々をグループに分けたがるんだろう。そして、どちらが優れていると決めたがるんだろう。

オフ派、オン派
陽キャ、陰キャ
積極的、消極的
外交的、内向的
……

人はみんなそれぞれ異なる。人々が同じグループに属している場合があっても、それは、膨大なものさしのうちの一つで測ったときに、ある尺度の値が同じだったという意味でしかない。他のものさしで測れば、当然差異が生まれる。俺らは無数にあるも

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -ありきたりなことばかりで嫌気がさすよ-

【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -ありきたりなことばかりで嫌気がさすよ-

数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます!

本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です!
一応6話目ですが、単体で読んで頂いても大丈夫な内容にしています。
5話目は以下から読めます。読んで頂けたら嬉しいです!

-あらすじ-
数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、

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数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます!

本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です!
一応5話目ですが、単体で読んで頂いても大丈夫な内容にしています。
4話目は以下から読めます。読んで頂けたら嬉しいです!

-あらすじ-
数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -オン派の営業社員はオン派の研修を今更受ける-

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数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます!

本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です!
一応4話目ですが、単体で読んで頂いても大丈夫な内容にしています。
3話目は以下から読めます。読んで頂けたら嬉しいです!

-あらすじ-
数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう -あなたの清き一票はオン派それともオフ派?-

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数あるコンテンツのなかから、本作を手にとって頂きまして、ありがとうございます!

本作は、今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です!
一応3話目ですが、単体で読んで頂いても大丈夫な内容にしています。
2話目は以下から読めます。読んで頂けたら嬉しいです!

-あらすじ-
数年前、感染力の強い病が世界中に流行した。その後、感染が収束した後にもオンラインツールを積極的に活用する人々と、

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【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう ‐選択はしなければならないが、そのとき必ずしも明確な理由をもてないものだ-

【連続不定期更新小説】どうして僕らは分けてしまうのだろう ‐選択はしなければならないが、そのとき必ずしも明確な理由をもてないものだ-

今の世界と少し似ている、何年か先の未来を舞台にした小説です!
一応2話目ですが、単体で読んで頂いても大丈夫な内容にしています。
1話目は以下から読めます。読んで頂けたら嬉しいです!

理由がなくても選んで、そして働かなくてはならない自分の得意なことよりも、苦手なことのほうが、すぐに思いつく。
どうしてだろうか。
自分ができることよりも、できないことのほうに目を向けるようになってしまったのは、いつか

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【イエスタデイをうたって】気がついたら何もせずに数か月くらい経ってしまう「先延ばし族」な若者は、今日どう行動するか

【イエスタデイをうたって】気がついたら何もせずに数か月くらい経ってしまう「先延ばし族」な若者は、今日どう行動するか

何かをしようと決心しても、ズルズルと先延ばしにしてはいないだろうか。
特に、告白などの恋愛がらみのことに関して、延期を繰り返してしまうことに身に覚えがあるだろう。
気がついたら数か月、もしかしたら数年経過していた、なんてこともあるかもしれない。

「イエスタデイをうたって」は、そんな先延ばしをしてしまう人々の言動を描いている。
頭や心の中に自分の気持ちを抱えているものの、実際に行動に移すことは難し

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