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【イベントレポート】 距離をとって遊ぼうLet's Play フライングディスク

地域で様々なスポーツ活動を展開してきましたが、コロナ禍でその活動も停滞。しかし、この状況下だからこそ地域の人が楽しめるスポーツの形を模索する機会だと思いチャレンジしてみました。このイベントの中で大切にしたことは3つ

ポスターのコピー

1.クラウドファンディングを形に

日本フライングディスク協会が始めたプロジェクト。私自身もこれをサポートさせていただきましたが、そのリターンとして活動の支援を受けたのが、山梨県甲府市を活動拠点とするNPO法人バスケットボールスターズ。このクラブはコロナ禍でバスケの活動ができず、身体接触を極力抑えた形で子ども達の活動を継続できないかという思いでアルティメットクラブを設立。県内でより多くの人にその魅力を伝えるためにこのプロジェクトで得たディスクを活用しながらイベントを実施しました。

2.すぐに実感できる成功体験の演出

フライングディスクは飛行性能に優れていて、最長飛距離「338m」出るものの、実はディスク選びが非常に重要。巷に売っている100均のものや、玩具店で見つける柔らかいディスクなどは実は案外投げるのが難しい。

適切なディスクと、適切な投げ方。これが非常に重要。

今回は「Hero Disc Type 235」を使用。これは小学生や中学生のアルティメットの公式大会のディスクとしても使用されていますが、その理由の一つに投げやすさがあります。

ディスクの飛び方を決定づける要因は4つ。「回転」「推進力」「方向」「角度」。これらに注目することで投げ方に関する理解がグッと深まり、誰でも簡単に誰でも飛ばせるようになります。(これについては後日別の記事で書いてみようと思います)

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ディスクを投げた時、初めての人でも上記の4点のうち1つや2つは必ず満たしています。(例えば、回転はすごくよくて安定している。けど変な方向に飛んでいるのように)。そこのできている部分を事実として伝えてあげて、あとはちょっとしたコツを掴むヒントを差し伸べる。段々上手くなって、のめり込んでいく。上手く投げられることが手にとって分かるので、参加者もとても楽しい気分になります。

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3. 動きたければ動けばいい、休みたければ休めばいい

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今回のイベントは子供から大人まで参加できるイベント。誰でも楽しめるという「インクルーシブ性」を伝えていくのも一つのミッション。普段運動していない大人でも、初めてスポーツに触れる幼児でも楽しくできるように設計するのがポイントです。

「おしゃべりをしながらイベントに関わる人」「アルティメットのゲームの隣で、自分たちで新たな遊びを展開する人」「上手くなるためにひたすら練習する人」「他の人が楽しそうにしているのを眺めて楽しむ人」

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フライングディスクの楽しみ方は人それぞれ。そのような「遊びの時間」は、参加者にとってとても重要な時間。時間のゆとりを、心のゆとりに。あえて計画しない計画が楽しい空間を作ると思っています。

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既に第2段に向かって動き始めています。

もっとフライングディスクを楽しめる形を求めて。

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