#16.2度目の検査結果

こんにちは、カッカと申します。

小さなことを気にしながら39年間生きてきたら、一昨年、乳がんが見つかりました。
病気を受け入れた今だから言える、知ってよかったことや気がついたことを残して行きたいと思います。

術後の検査は、、、衝撃

術後、傷口がふさがるまでは日常生活を送っていました。相変わらず毎日リハビリをしたり、病院生活で外に出ることが少なかった反動もあって、とにかく歩く日々。散歩に出かけて歩きすぎて電車で帰るということもあったり。。。元気であることを自分で実感したかったようにも思います。

3週間がすぎて、術後の検査結果を聞きに行きました。手術後にちらっと主治医の先生が「ちょっと中(乳管の)で細胞が伸びてたので、多めに取っておきましたよ」と言っていたので、全て綺麗にがん細胞を取りのぞいてもらった気でいました。その気持ちもあって、病院での主治医の先生の一言は予想外のものでした。

主治医:「カッカさんの乳がん、想像よりも体のなかで長く伸びていたみたいで、今回の手術で取りきれなかった可能性があります。なので抗がん剤治療の後に再手術!」

ええええーー!!

さらに追い討ちの一言が。

主治医:「リンパ節の方も調べたんですが、こっちの方が心配で。。。採取したリンパ節の中のがん細胞が想像よりも多い状態でした。他の場所に転移する前にしっかり抗がん剤でやっつけましょう。」

ちーん(涙)。。。

私の癌は、術前の検査結果では速度も遅い方と言われていました。見た目からも進行はそれほど進んでいないと判断されていたのですが、実際に手術をしてみないとわからないのが癌の怖いところ。

私のリンパ節は、採取した24個の細胞中、18個ががん細胞に侵されていたのでした。

油断してたな。そんなに癌は甘くないんだ。

抗がん剤治療しながら仕事復帰しようと思っていた私でしたが、この検査結果を聞いて一気に気が変わりました。これはしっかり治した方がいい。仕事してる場合じゃないかも。。。

傷病手当で生活がなんとか回ることを認識していたのもあり、仕事の休業期間を伸ばす決意をしました。人によっては治療と仕事の両立ができる方もたくさんいますが、私は全然器用じゃない!!変なストレスを抱えるよりは体を優先する方が良いと思ったのでした。


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