🎙️トランプ🎙️_マーラーゴ家宅捜査したFBI関係者はロシアゲートを指揮していた。

ポール・スペリー（RealClearInvestigations）著
2022年8月18日

トランプ前大統領のマーラーゴ邸での機密資料の取り扱いに関する調査を統括するFBIの部門は、ジョン・ダーラム特別顧問が数年にわたるトランプ氏へのロシアゲート調査における同局の権限乱用と政治的偏向の疑いで調査対象にもなっています。

FBIの事件文書とこの問題を知る関係者によると、前大統領のフロリダ州の不動産に対するFBIの9時間にわたる30人の捜査官の手入れは、広く報道されているようにマイアミではなく、ワシントンで行われている防諜事件の一部であることが判明した。同局の防諜部門は、"Crossfire Hurricane(クロスファイア・ハリケーン) "というコードネームで呼ばれる、2016～2017年のトランプに対するロシア「共謀」調査を主導していた。いわゆるロシアゲート。

クロスファイア・ハリケーンの元責任者ピーター・ストリゾックは、反トランプの激しいツイートの公開後に解雇されたが、彼のチームの数人は、ダラムとFBIの懲戒部門である職務責任局の双方から活発な調査を受けているにもかかわらず、防諜部門に残って働いていると情報筋は述べている。FBIは、マール・ア・ラーゴの事件で何らかの役割を担っているのではないかという質問には回答を拒否した。

さらに、上院司法委員会とFBI長官クリストファー・レイとの最近のやり取りによると、クロスファイア・チームの主要メンバーである監督情報分析官ブライアン・オーテンは、バイデン大統領の息子ハンター・バイデンの放置されたノートパソコンから見つかった有罪の可能性があるコンテンツに関する進行中の連邦調査を含め、政治的に敏感な調査に関わり続けている。FBIの内部告発者たちは、オーテンが2020年の選挙期間中にハンター・バイデンに対する軽蔑的な証拠をロシアの「偽情報」とレッテルを貼って誤って信用させようとし、その評価によって捜査活動が停止されたと主張している。

オーテンは、司法省監察官マイケル・ホロウィッツが、トランプ陣営の元顧問カーター・ペイジをスパイするための一連の盗聴令状を得るためにFBIが使用したヒラリー・クリントン陣営出資の書類を審査した役割を理由に懲戒審査に回した2019年から内部調査を受けているにもかかわらず、機密案件に取り組むことが許されてきた。ホロウィッツは、オーテンが検証プロセスで多くの手抜きをし、さらには、間違っているとわかっている情報を令状宣誓供述書に滑り込ませ、外国情報監視法の法廷を欺いたことを指摘した。

今月の議会証言でレイは、クロスファイア・ハリケーンの元チームメンバーのうち「何人かが」懲戒審査中のまま局で雇用されていることを確認した。一方、情報筋によると、レイは元ロシアゲート捜査官だけをFISA盗聴申請に参加させないよう壁で囲い込んでいるという。

上院司法委員会の共和党筆頭であるチャック・グラスリー上院議員（上院名誉議長）は、オーテンが作成した最近の事件ファイルや報告書のコピーと、押収したトランプ大統領の記録のどれが通信兵捜査の範囲に入り、どれが範囲外かを判断するためにFBIが編成したチームの中に彼が含まれているかどうかをレイに尋ねている。

元FBI職員の中には、8月8日にトランプ氏の自宅から捜査官が押収した書類の箱の分析に、ロシアと核戦争のトップエキスパートであるオーテン氏が関与し、彼が保管していた最高機密資料が漏洩し、国家の安全が危険にさらされる可能性があるかどうかを判断するのではないかと懸念している者もいる。

FBI歴27年のマイケル・ビアセロ氏は、「オーテンがまだFBIに雇われていること自体、恥ずべきことだ」と述べた。「他の分析官や捜査官で代用できるだろう。

マール・ア・ラゴ襲撃に関与したFBI捜査官を調べると、彼らとロシアゲート・デマを進める上で重要な役割を果たしたFBI職員との間に、別のつながりがあることが明らかになった。

情報筋が、本誌 RealClearInvestigations に語ったところによると、司法省の国家安全保障部門の防諜トップであるジェイ・ブラットは、たまたま民主党全国委員会の献金者であり、FBIの防諜部門を率いるアラン・コーラーとマーラーゴ調査を調整しているとのことです。

コーラーはビル・プリースタップの後任で、プリースタップがロシアゲート事件での役割に批判を受けてFBIを退官した後、そのポストに就いた。コーラーはプリースタップの下、FBI本部でロシア情報機関の脅威に対抗することを専門に働いていた。

それ以前は、ロンドンでFBIの英国情報機関や法執行機関との連絡係として働いていた。情報筋によると、コーラーは学者で長年FBIと契約していたステファン・ハルパーと親しく、FBIはトランプ陣営の幹部を買収するために情報提供者として動いたが、失敗したという。彼はまた、ホロウィッツがFISA令状の乱用スキャンダルで最悪の不正行為のいくつかに「主に責任がある」と述べた、クロスファイア・ハリケーン調査の主任ケースエージェント、スティーブン・ソンマとも密接に働いていた。ソンマはFBIニューヨーク支局の防諜捜査官で、中国デスクに配置換えとなった。

2019年、コーラーはFBIワシントン支局の防諜部門担当特別捜査官に昇進し、当時の担当補佐官ティモシー・ティボーとともに働いていたが、内部告発者が政治的偏向について疑問を呈し、マーラーゴ襲撃の数日前にレイFBI長官によって配置換えされた。彼らは、ソーシャルメディア上でトランプと共和党を狙い撃ちしてきたティボーは、オーテンとともに、ハンター・バイデンに対するマネーロンダリングなどの疑惑の証拠を偽って信用せず、捜査官が調査するのを阻止したと主張する。

ワシントン支局の防諜部門は現在、プリースタップの下で課長としてFBI本部に勤務していたアンソニー・リードリンガーが担当している。情報源やFBIの事件文書によると、トランプ氏の自宅の家宅捜索に関わった捜査官の一部は、そのワシントン支局の出身だという。

司法省の防諜担当トップであるブラットは6月上旬にマー・ア・ラゴを訪れ、トランプとその弁護士の1人の両方と対話しながら、自ら保管庫を視察した。トランプ氏はブラット氏が連れてきた3人のFBI捜査官に、倉庫内の箱を開けて目を通すことを許可した。彼らはいくつかの書類を持って帰りました。ブラットは退出後、トランプの弁護士に対し、施設の警備を強化するよう要請し、監視カメラの映像を見るよう要求した。弁護士はその要求に応じた。その後、司法省がFBI捜査官をトランプ氏の自宅に抜き打ちで送り込み、倉庫だけでなく、前大統領のオフィスなど敷地内の複数の部屋から書類や写真などを押収するという政治的に爆発的な行動に出るまで、数カ月が経過した。

元FBI長官補佐のChris Swecker氏は、捜査官が取得した捜査令状はかなり広範囲に及んでいると指摘。この令状は、「国家防衛情報」に関連するあらゆる形式の情報の押収を許可するもので、「必ずしも機密資料を含むものではない」と指摘した。

「これは、前大統領に対する膨大で広範な捜索令状であり、膨大で広範な捜査である」とスウェッカーは述べた。

さらに、前大統領の住居の物理的な捜索は、最初の報道よりもはるかに広範囲で、数十の寝室、前大統領夫人の寝室を含む多数の倉庫やクローゼットを監視なしで覗き見することも含まれていたという。FBI捜査官は、写真の入ったバインダーや前大統領のパスポート3冊を含む、書類やその他の資料が入った箱やコンテナを多数持ち去りました。

メリック・ガーランド司法長官は、司法省は「実施される捜査の範囲を狭める」ことを求めていると述べているが、令状の詳細から、捜査官は、コンテナの中のたった一つの文書に機密のマークがあった場合、弁護士・依頼人特権や行政特権でカバーされる可能性のあるものを含む記録の箱全体を押収する権限を持っていることが明らかになった。

令状の添付書類B（「押収すべき財産」）によると、捜査官は、機密書類を含む容器や箱が「一緒に発見された」場合にも押収することが許可されています。さらにFBI捜査官は、トランプ大統領の全任期をカバーする「2017年1月20日から2021年1月20日の間に作成されたあらゆる政府および／または大統領の記録」を押収する権限も与えられた。つまり、トランプ政権に関連するあらゆるものを持ち出すことができたのだ。

全部で数十個の箱やコンテナがトランプ氏の住居から運び出されたが、実際に機密情報が入っていたものはごくわずかだったと、情報筋は述べている。

連邦選挙管理委員会の記録によると、ブラットは民主党全国委員会に少なくとも800ドルを寄付するなど、もっぱら民主党に献金してきた。情報筋によると、彼は、司法省の防諜担当トップの後任であるDavid Laufmanと親しいという。オバマ大統領の献金者であるラウフマン氏は、ロシアゲート事件や、機密情報が含まれるクリントン氏の電子メール事件の監督を手伝った。

上院の調査官がRCIに語ったところによると、ラウフマンは、めったに施行されない法定遺物である外国代理人登録法をほじくって、トランプ陣営関係者に「武器化」する戦略の「黒幕」であり、その調査官は、1917年のスパイ防止法を持ち出してトランプに対して大統領記録法を施行しようとする同省の現在の試みと同様の、新しい法的動きだと指摘しています（これは刑事法ではなく、民事法の一つですが......）。

ラウフマンは、トランプ陣営の顧問であるカーター・ペイジの盗聴に署名し、司法省の監察官が、改ざんされた電子メール、免責的証拠の抑圧、その他の不正行為を含む偽りの口実で行われたと断定している。

マール・ア・ラゴの家宅捜索を擁護する司法省のメディア代理人として突然再登場したラウフマンは、ワシントンポストやCNNなどによる記事の重要な情報源となっている。

例えばCNNでは、トランプ氏の倉庫から押収された文書は「特に驚くべき、特にひどいもの」であり、その発見は前大統領に対する「政府の捜査を完全に正当化するもの」だと主張し、すぐに「この捜査が完全な刑事訴追に変わるかどうかはまだわからない」と付け加えた。

スウェッカーは、FBIの防諜部門がこの事件を政治的に利用するかもしれないと懸念する強い理由があると述べた。

「確かに、FBIはクリントン（メール）事件やクロスファイア・ハリケーン、ハンター・バイデンへの対応で、大きな穴を開けてしまった」とスウェッカーは語った。「私自身、そして多くの同僚も、彼らは非常に薄い氷の上を歩いていると考えています。

「残念ながら、FBIの部署全体を忌避することはできない」とも述べた。

キャシュ・パテル氏：「 まさに非常識だ！ 」

元連邦検察官でトランプ政権関係者のキャシュ・パテル氏は、FBIはトランプ氏が保管する記録を押収することに個人的な関心を持っている可能性、そして潜在的な矛盾を抱えている可能性があると指摘する。

同氏は、トランプ氏が2020年10月、「Midyear Exam」というコードネームで、FBIの「Crossfire Hurricane」だけでなく、クリントンのメール捜査で発生したすべての捜査記録の機密解除を許可したことに触れ、FBIが襲撃でこれらの記録の一部を押収し、公開されないようにした可能性があると指摘した。さらに、同機関は、恥ずかしながら証拠不十分となった、政治的な意味合いの強い2016年のトランプ・ロシア「共謀」事件の開廷を、遡及的に正当化しようと、他の文書を掘り出している可能性もあるという。

"悲劇的なことに、ロシアゲートに関わった同じFBIの人物たちが、トランプに対するこの「国家安全保障調査」を実行している対諜報員たちだ "と、元下院情報委員会の調査官としてCrossfire Hurricaneチームのメンバーを告発したパテルは言った。

パテル氏は、ホロウィッツ報告書がFBIの分析官オーテンがトランプの顧問ページに関する免責情報を他の捜査官やFISA裁判所から隠していたことを示しており、トランプに関わる他の捜査から距離を置くには十分すぎるほどだと指摘する。

"そして極めつけは、この男は（ホロウィッツの調査官に）選挙史上最大のデマをでっち上げる役割を果たしたことを反省していないと認めているのに、レイFBI長官はまだ彼をFBIの上司にさせているのです。

「正気の沙汰とは思えません」

司法省の国家安全保障部門は、機密資料の誤用疑惑を含むスパイ活動法違反の可能性でトランプを大陪審で調査する最終権限を持っている-クリントンのメール調査で発動されたのと同じ法律である。(この場合、FBIは元国務長官のニューヨーク州チャパクアの邸宅を捜索しなかったが、彼女は安全でない地下サーバーを設置して少なくとも110通の機密メールを送受信し、政府文書もファックスで受け取っていた)。

元FBI防諜官で弁護士のマーク・ウォーク氏は、ロシアゲート事件と同じ人物がマー・ア・ラゴの捜査に関与しているように見える兆候があり、困っていると述べた。

「もし、犯罪行為や偏見、重大な判断ミスを伴う大掛かりなデマに加担した人々がまだ関与しているとしたら、それは大きなスキャンダルだ」と彼はインタビューに答えている。

おわり

[ NEWS SOURCE ]

FBI Unit Leading Mar-a-Lago Probe Earlier Ran Discredited Trump-Russia Investigation

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(FINE)