見出し画像

Kラーニング vol.220『唯一無二のリードベーシストフォーリー・マクレアリー(Foley Mccreary)特集』

はじめまして♪
シンガーソングライターのKEI_HAYASHIです。
こちらでは、北海道 FMノースウェーブで毎週木曜日夜11時から放送中のラジオ番組「KEI_HAYASHI's All That Jam(オルジャム)」
番組の1コーナーであるKラーニングを本日より記事として連載していきます!!
お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします!!

さて本日のKラーニング vol.220は

『唯一無二のリードベーシスト フォーリー・マクレアリー(Foley Mccreary)特集』

・フォーリーとは?

ジャズ界の巨匠マイルスデイヴィス、そのバンドの最後のベーシストとして大活躍した偉大なミュージシャン・フォーリー。
特筆すべきは、フォーリーは普通のベーシストではなくリードベーシストだということ。
ベースでありながらギターのような音色で、メロディやカッティングを担当していたのです!
例えるなら、サッカーでいうとキーパーをストライカーで起用するというような感覚なのかな。サッカー詳しくないけど、、、
(昔パラグアイ代表にチラベルトという選手がいましたよね)
まぁ何が言いたいかというと
フォーリーはそれだけ特別な存在だということです。

・どうやってリードベーシストが生まれたのか

ある日マイルスバンドへの参加を夢見るフォーリーは、マーカスミラーにデモテープを送りました。
そのデモテープにはフォーリーがマイルスを意識して作曲した曲が込められておりました。
誰にも聞かれぬまま忘れさられるデモテープは星の数ほどありますが、彼の想いはマイルスの耳へと無事に届いたのです。
その頃マイルスが探していたのはベーシストではなくギタリストでしたが、フォーリーの奏でるベースの音は、マイルスがギターに求めていたサウンドそのものでした。その生き生きとしたフレージングに魅了されたマイルスは、彼をリードベーシストとしてバンドに加入させることを決意するのでした。
こうしてリードベーシストは誕生することとなりました。

それではここで音源をお聴きいただきましょう。
フォーリーがマイルスバンド入りを掴み取ったデモテープに込められた曲「The Senate」
後に自身がマイルスバンドとして演奏することになるとは、まるでジャンプ漫画のようなストーリー。
「The Sanate」
https://youtu.be/jK2vK6q9rVY?si=fNriSo98H50EmXl-

マイルスは、フォーリーのラフでワイルドなプレイがお気に入りだったようですが、とっても繊細なプレイもまた名演です。
「Don't Stop Me Now」
https://youtu.be/PmYmoBL8wH0?si=ZcH4tWV-TZIbCjXT

マイルスのトランペットとフォーリーのリードベースの奏でるハーモニーがたまりませんね〜。

そんなフォーリーは現在も、リードベーシストとしてはもちろん、ベーシスト、シンガー、ドラマーとして大活躍中でございます。
ソロ名義のアルバムも1枚だけ出していますが、これまためちゃくちゃかっこいい!!
P Funkなサウンドは彼の真骨頂でもありますね。
「If It's Positive/Foley」
https://youtu.be/KztYdkxh1cE?si=eMZL4KxekfoGQAAB

本日は『フォーリー特集』お送りいたしました。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
来週もぜひお付き合いくださいませ!!

#FMノースウェーブ
#KEI_HAYASHI
#オルジャム
#Foley
#MilesDavis
#MarcusMiller

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?