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【2】長引く入院。退院目前に起きた前期破水。

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2018年の死産した時のお話です。
当時のことを
できるだけリアルに書いています。
苦手な方やショックを受けてしまうと
思われる方は見ないで下さいね。
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【1】はこちらからお読みいただけます☆⇊


大出血が起き、
安静にするために入院する選択をしました。

入院中は、
血が止まったり出たりを繰り返していましたが、
出血の量自体はだんだんと減っていきました。


1週間、2週間と入院が過ぎていき、
安定期に入りました。


助産師さんと面談もありました。


今思えば、うつ状態になっていないかの
チェックだったのだろうなと思うのですが、


助産師さんから
【産後の体調のこと】や
【赤ちゃんのお世話の現実】を聞き、
ますます介護と育児を両立できるのか
心配になりました。


そして入院中は検索魔になりました。


「妊娠初期 出血」
「妊娠中 出血つづく」
「絨毛膜下血腫 流産」


などなど、


今の自分と似た状況を
経験した人はいないか、
そして無事に出産まで辿り着いた人のブログを
手当たり次第読んでいました。



産科の先生も仰っていましたし、
ネット上でも


「絨毛膜下血腫はだんだん小さくなり、消える。
 必ずしも流産につながるわけではない」

との情報を多く目にし、
「私も大丈夫だ」と信じていました。

ただ、先生から


「出血がずっと続くと、
 子宮の入り口から、細菌が入って
 子宮内が感染してしまう可能性もある。」


といったお話も受けていました。


「菌をやっつけるための点滴をしたり
 膣洗浄もします。」


と、対策もして下さっていたので、


【きっと大丈夫、
 なんてったって入院しながら
 最善のことをやっていただいているのだから
 何の心配もない、義父のストレスもないし、
 私も赤ちゃんも大丈夫。】


そう思って疑わなかったです。


これから出血は止まって、
退院して、育児と介護を両立する体制を整えて、
私は無事に出産するんだと、信じていました。


長引いていた入院でしたが、
出血もだんだんと止まっていき、
「そろそろ退院を考えないとね!」
 と言われていました。

普通は退院を喜ぶと思うのですが、
私は複雑でした。

家に戻れば
義父との同居生活が待っているからです。
また介護生活が始まるんです。


夫と犬との生活には戻りたいけど、
ストレスフルな日々に戻ることに
不安がありました。





そんな矢先、
事件は退院予定日前日の早朝に起きました。





お腹痛いな、、、


と、お腹の違和感で目が覚めました。


便意かも?と思っていました。
しかし、トイレに行っても
便はちょっとしか出ません。


朝ごはんが運ばれてきましたが、
お腹が痛くて食べにくい。


もう一回トイレに行ってみよう。


出ない。。。


ベッドに戻る。


お腹が変。


もう1回トイレに行こう。



そして



トイレでちょっとお腹に力を入れました。





パシャっと何かが出ました。


温かい液体が足をつたい、
トイレの便器の中は
血の混ざったものが見えました。



これって破水?



あまりにも急展開すぎて
冷静すぎる自分がいました。


トイレでナースコールを押し、
ドアを半開きで待っていると
助産師さんが走ってきました。

助産師さん「どうしましたか?」


私「破水したかもしれません。」


助産師さんは、トイレの中を覗いて
「ベッドで横になりましょうか」
と言いました。


とんでもないことに
なってしまったと思いました。


昨日まで「もう退院できる」って
言われてたのに。


助産師さんが3人くらい集まってきました。


リトマス紙のような紙をショーツにあてて
「破水です」と言われました。


ドップラーで心音確認されました。



こんな状況なのに
赤ちゃんは驚くほど元気でした。



いつもと全く変わらない、元気な心音でした。


【3】に続きます。


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