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2022年 電動キックボードおすすめランキング10選|価格比較

この記事では、電動キックボードおすすめ製品をランキングで紹介します。

最近見かけることが増えてきた電動キックボード
しかし中には公道で乗れなかったり、安全面で不安のあるモデルもあります。間違えのない電動キックボードが購入できるように気をつけましょう

電動キックボードとは、足で蹴って進むキックボードに、電動モーターとバッテリーを搭載したモビリティです。一人乗り専用の車両が大半で全長が短く、ハンドルが折り畳めるモデルであれば、クルマのラゲッジスペースに入れて運んだり、駅や空港のコインロッカーに入るものもあります。

観光MaaSの一環として、シェアリング型電動キックボードのサービスを提供している地域も増えてきました。なかにはヘルメットなしで乗れるものもありますが、その場合、最高速度は15km/hまでに制限されています。

ポイント

  • 公道が走れる電動キックボードと走れないものがある

  • 公道走行可能な電動キックボードに乗るには免許が必要

  • 電動キックボードで捕まった事例【2022年現在】

公道が走れる電動キックボードと走れないものがある

日本の公道で使える電動キックボードは、日本の道路運送車両法の保安基準を満たしているモデルである必要があります。現状、海外メーカーが開発した電動キックボードのほとんどが日本の公道では使用できないものばかり。車道だけではなく、歩道を走ることも不可です。私有地以外での利用は法律違反となります。

具体的にはフロントライト、ウインカー、前後ブレーキ、ブレーキライト、ナンバープレートライト、リフレクターが必要です。ブレーキはフェンダーを足で踏むタイプでは整備不良となります。

公道走行可能な電動キックボードに乗るには免許が必要

なぜ公道で使える電動キックボードは、道路運送車両法の保安基準に適している必要があるのか。それは原動機付自転車と同等の車両として取り扱われるためです。

使われているモーターのパワーが600W以下であれば、50cc未満の原付一種扱いとなります。この車両に乗るには原付免許または、原付免許の試験が不要となる普通自動車免許、大型免許、中型免許、準中型免許、大型二輪免許、普通二輪免許、小型二輪免許が必要です。

使われているモーターのパワーが601W以上1000W未満の車両は、125cc未満の原付二種扱いとなります。小型二輪免許もしくは大型二輪免許、普通二輪免許が必要です。

グローバルモデルの中には1000Wを超える、軽二輪扱いの車両となるものもあります。この車両の場合は大型二輪免許もしくは普通二輪免許が必要です。

電動キックボードで捕まった事例【2022年現在】

原付バイクと同じ乗り物として扱われる電動キックボードは、原付バイクと同様の交通違反を起こせば摘発されますし、重大な事故を起こせば逮捕もありえます。

実際に摘発されたケースをチェックすると、歩道の走行や一方通行道路の逆走などの通行区分違反が多く、自動車や自転車などへ衝突した物損事故も多くなってきています。

また人身事故も少なからず起きています。繁華街では飲酒運転するケースも目立ってきています。

電動キックボードに乗られるみなさんはくれぐれも道路交通法を違反しないよう、ルールを守りマナーよい運転を心がけましょう。

電動キックボードを安全に乗るためのポイント

一度乗ってみると快適だということがわかる電動キックボードですが、普通の自転車やスクーターよりも気をつけないとならないことがあります。安全運転するために次のポイントを注意しましょう。

ポイント

  • 安全性の高いバイク用ヘルメットを装着しよう

  • コーナーや交差点ではスピードを落とすこと

  • 夜に乗るなら反射素材が使われた服を着たい

安全性の高いバイク用ヘルメットを装着しよう

ホイールが小さく、ホイールベースが短い電動キックボードは、路面の轍や強風などによる影響を受けやすい乗り物です。自転車やスクーターよりも不安定で転びやすい面があります。そのため安全性を重視するのであれば、半キャップ・ハーフヘルメットと呼ばれるものではなく、後頭部や顎横を保護してくれるジェットヘルメットや、顎全体も保護してくれるフルフェイスヘルメットを使いましょう。

また「JIS」や「SNELL」といった、高い安全規格をクリアしている製品を選びたいところです。

コーナーや交差点ではスピードを落とすこと

ホイールが小さいうえにサスペンションがない、またサスペンションがあっても前後長が短く路面への追従度が低い電動キックボード。コーナリング中に勢いよく傾けてしまうと、ステップボードが路面に触れた衝撃でホイール・タイヤが浮いてしまい、その勢いのまま転んでしまいます。

「バイクに何十年も乗ってきた」という人でも、限界を超えれば転びます。腕でカバーできる問題ではなく、物理現象です。

そのためコーナーや交差点では大きくスピードを落として、ゆっくりと旋回することが大事です。

夜に乗るなら反射素材が使われた服を着たい

電動キックボードは道路運送車両法の保安基準を適していても、フロントライトやブレーキライト・ナンバープレートライトの位置が低くて、周囲から見えにくいことがあります。

周囲に自分の存在を強くアピールできれば、事故の可能性を大幅に引き下げることができます。夕方以降に電動キックボードに乗ることがある人は、上着やシャツ、リュックなどに反射素材が使われた製品を使いましょう。腕に巻くタイプの反射ベルトでも、ないよりはあったほうがいいです。

またリュックに点滅するLEDライトをつけても、自分の存在をアピールできます。

電動キックボードの選び方【比較ポイント】

電動キックボードは2万円台から数十万円のモデルまで、多くの車両があります。そのなかで、自分の使用目的に合ったモデルを選べるように、次のポイントに注意してスペックを確認しましょう。

解説ポイント

  • 原付バイクの保安基準を満たしてなければ公道不可

  • 前後に独立したブレーキを備えたモデルが好ましい

  • フロントライトが高い位置にあるモデルがおすすめ

  • バッテリー容量で充電時間と走行可能距離が変わる

  • 自分の体重+衣類+荷物で耐荷重をチェックする

原付バイクの保安基準を満たしてなければ公道不可

会社の許可をとって広い工場のなかを移動したいなど、クローズドで広い敷地がある場所でのみ使いたいというなら、公道走行不可のモデルでもかまいません。

しかし保安基準を満たさない電動キックボードはリセールバリューが低く、修理してくれるショップもまず見つからず、購入しても乗れる場所が極めて限られるし、廃棄するときもバッテリーを処理する方法が見つかりにくく、負債となりかねないところがあります。

いろんなシチュエーションで使っていきたいと考えるなら、道路運送車両法の保安基準を満たしているモデルを選びましょう。

前後に独立したブレーキを備えたモデルが好ましい

ホイールベースが短いために安定したブレーキングが難しい電動キックボード。短距離で安全に、スムースに止まりたいと考えている人は、前後に独立したブレーキを備えているモデルがおすすめです。見分け方は、ハンドルの左右にブレーキレバーが備わっているかどうかで確認できます。

また前後ブレーキが連動する機構を取り入れたモデルは、前輪ブレーキをかけても逆ウイリーとならないよう、後輪ブレーキも効くようになっています。

フロントライトが高い位置にあるモデルがおすすめ

地面に近い位置にあるフロントライトだと、一見明るそうにみえても周囲を広く照らすには不向きです。また前からくる車両に、自分の存在をアピールしにくいというデメリットもあります。

速いモデルであれば、原付一種扱いの車両でも30km/hを超えるスピードで走れます。周囲を見渡しやすく、他車からも発見してもらいやすいよう、フロントライトが高い位置にあるモデルがおすすめです。

バッテリー容量で充電時間と走行可能距離が変わる

バッテリー容量が多ければ多いほど、長距離を走ることができます。ただしそのぶん、充電時に時間がかかるようになります。

走行可能距離は乗る人の体重や荷物の量によって大きく変化します。一つの目安として、公称走行可能距離は1/2~3/4くらいであると捉え、またバッテリー劣化時の走行距離低下も考慮して、普段走る距離と照らし合わせて適切なバッテリー容量・充電時間のモデルを選びましょう。

自分の体重+衣類+荷物で耐荷重をチェックする

スペックリストに耐荷重が記載されているモデルがあります。軽量なモデルほど耐荷重は低く、重量があり剛性の高い作りになっているモデルは耐荷重が多めに設定されています。

なお実際に乗るときは、自分の体重だけではなく衣類や荷物による+αの重さが追加されます。普段ならば+5kg、特別に重いものを背負ったときは+10kgになると考えておきましょう。

電動キックボードおすすめランキング

以下では、人気の電動キックボード(公道仕様)おすすめ製品をランキング形式で紹介します。

性能や特徴、価格を比較しながら、自分に合った電動キックボードを見つけてください。

  • 1位:Kintone 電動キックボード モデルワン

  • 2位:カスタムジャパン 電動キックボード eXs1

  • 3位:E-KON grande PLUS(公道仕様) 電動キックボード

  • 4位:BUNNY BUNNY 電動キックボード

  • 5位:キックアース KE1 電動キックボード

  • 6位:カスタムジャパン 電動キックボード eXs2

  • 7位:BUNNY BUNNY-Z 電動キックボード

  • 8位:COSWHEEL EVスクーター

  • 9位:evercross 電動キックボード_HB16

  • 10位:JOYOR H1 電動キックボード

おすすめ1位:Kintone 電動キックボード モデルワン

シンプルで洗練されたルックスの車両です。12.5kgと軽く、普通のキックボードのように路面を蹴って進むこともできます。 走行可能距離が13~18kmと短めですが、私有地での移動用と割り切れば問題ありません。タイヤサイズが8.5インチと小さいため、コーナリング時には注意してください。

メーカー株式会社KINTONE製品名Kintone Model One 電動キックボード モデルワン公道走行の可否不可充電時間約5時間最大航続距離【走行距離】13〜18km(満充電時)
ドライバーの体重と道路の状況によって変わります最大速度2段変速
・パワーセービングモード:18km/h
・スピードモード:25km/h
ドライバーの体重と道路の状況によって変わりますサイズ走行時サイズ:1080mm×430mm×1140mm
折畳時サイズ:1080mm×430mm×490mm重量12.5kg耐荷重【制限体重】100kgブレーキ形式ライト有無価格65,780円公式サイト株式会社KINTONE 公式サイト

おすすめ2位:カスタムジャパン 電動キックボード eXs1

フロント/リアサスペンションを装備し、乗り心地を高めると共にタイヤが路面と接地しやすい設計となっている電動キックボードです。パンクレスタイヤを採用しているのも、同車両の特徴です。16kgと決して軽くはない重量ですが、それだけ剛性の高いパーツを使っていると見ることもできます。

ただしタイヤサイズが8.5インチと小径なため、スピードの出しすぎには要注意です。

メーカー株式会社カスタムジャパン製品名カスタムジャパン 電動キックボード eXs1公道走行の可否充電時間3~5時間最大航続距離約20~25km最大速度25km/hサイズ1125mm×700mm×490mm重量約16kg耐荷重約120kgブレーキ形式両輪ディスクブレーキライト有無価格49,280円公式サイト株式会社カスタムジャパン 公式サイト

おすすめ3位:E-KON grande PLUS(公道仕様) 電動キックボード

500Wという、原付一種扱いの電動キックボードのなかで上位に位置するパワフルさをもったモデルです。バッテリー容量も20Ahと多く、最大航続距離も約50kmと長い。周囲の移動目的で使うなら、2日おき、3日おきに充電しても問題ありません。約22.5kgとかなりの重量級。SUVの荷台に載せるときはご注意ください。

メーカー合同会社 E-KON製品名E-KON grande PLUS(公道仕様)公道走行の可否充電時間7~8時間最大航続距離約50km最大速度38km/hサイズ1210mm×200mm×670mm重量約22.5kg耐荷重約120kgブレーキ形式両輪ディスクブレーキライト有無価格116,600円公式サイト合同会社 E-KON 公式サイト

おすすめ4位:BUNNY BUNNY 電動キックボード

真っ先に注目すべきは49,800円という低価格でしょう。12.5kgという軽さで、折りたためばコインロッカーにも入るコンパクトサイズ。そのぶんバッテリー容量が少なく、走行可能距離も10-20kmと短めです。割り切って使うことが求められます。バッテリーは取り外しが可能なため、予備バッテリーがあれば長時間の走行にも対応します。

メーカー株式会社マイクロエンジン製品名BUNNY公道走行の可否不可充電時間2~3時間最大航続距離【走行距離】20km最大速度25km/hサイズ走行時サイズ:1056mm×420mm×1166mm
折畳時サイズ:1056mm×420mm×450mm重量12.5kg耐荷重100kgブレーキ形式・踏み込み式のペダルブレーキ
・握り込み式電子ブレーキ
・ディスクブレーキの三種類を装備ライト有無価格49,800円公式サイト株式会社マイクロエンジン 公式サイト

おすすめ5位:キックアース KE1 電動キックボード

定格出力600Wのハイパワーなモーターを採用。公道でなければ最大時速40kmまで加速できます。

バッテリー容量も多く、最大航続距離は45km。近所のスーパーまでの買い物に使うなど、近場での移動が主な利用目的であれば、1週間は再充電しなくても運用できます。

ヘッドライトの位置が低いため、夜間は周囲の自動車から視認されにくいところがあります。反射素材の服を着たり、バッグを背負うなどして、自分の存在を示しながら乗りましょう。

メーカーキックアース合同会社製品名キックアース KE1 電動キックボード公道走行の可否充電時間8~10時間最大航続距離約45km最大速度40km/hサイズ1250mm×360mm×450mm重量約18kg耐荷重約120kgブレーキ形式前:ディスクブレーキ
後:ドラムブレーキライト有無価格107,800円公式サイトキックアース合同会社 公式サイト

おすすめ6位:カスタムジャパン 電動キックボード eXs2

溝が深く肉厚なブロックタイヤを採用。オフロードも走行できる電動キックボードです。モーター定格出力も500Wと高め。加速力や登坂能力にも優れます。ただしタイヤ径は10インチ。電動キックボードのなかでは一般的なサイズであり、大きな段差を乗り越えようとするとバランスが崩れやすいため、本格的なオフロードコースで乗るのは避けましょう。

メーカー株式会社カスタムジャパン製品名カスタムジャパン 電動キックボード eXs2公道走行の可否充電時間5~7時間最大航続距離約40~45km最大速度35km/hサイズ1190mm×230mm×457mm重量約23.5kg耐荷重約120kgブレーキ形式両輪ディスクブレーキライト有無価格79,860円公式サイト株式会社カスタムジャパン 公式サイト

おすすめ7位:BUNNY BUNNY-Z 電動キックボード

10Ahの大容量バッテリーを採用。最長走行可能距離は45kmで、工場など広い敷地内での業務利用に最適なモデルです。タイヤサイズは10インチ。衝撃吸収性があり、多少の段差も乗ったまま乗り越えられます。前輪は電子ブレーキ。後輪はディスクブレーキですが、フェンダーを踏んで減速することも可能です。

メーカー株式会社マイクロエンジン製品名BUNNY-Z公道走行の可否不可充電時間5~6時間最大航続距離【走行距離】45km最大速度25km/hサイズ走行時サイズ:1083mm×420mm×1186mm
折畳時サイズ:1083mm×420mm×460mm重量17kg耐荷重100kgブレーキ形式・踏み込み式のペダルブレーキ
・握り込み式電子ブレーキ
・ディスクブレーキの三種類を装備ライト有無価格68,000円公式サイト株式会社マイクロエンジン 公式サイト

おすすめ8位:COSWHEEL EVスクーター

なんと取り外し式のサドルがついてくる、立ちっぱなしの電動キックボードにも座って走れる電動スクーターにもなるモデルです。しかも車両だけではなく、サドル部分にもサスペンションが入っており、乗り味がフカフカ。一度に10km以上の距離を走るときに疲れにくく、快適に移動し続けられます。輪行バッグやハンドルバッグなどのオプションも揃っています。

メーカー株式会社Acalie製品名COSWHEEL EVスクーター公道走行の可否充電時間約5時間


充電時間については、バッテリーの残容量により変わります

最大航続距離35km


走行時の気象、道路、整備などの諸条件によっては走行できる距離が変わります

最大速度45km/h


乗員55kgの場合。負荷が増えることでバッテリーの負担は増加するため、最大速度は変化します

サイズ1170mm×580mm×1000mm重量約22kg耐荷重【最大積載量】100kgブレーキ形式前輪・後輪ディスクブレーキライト有無価格126,500円公式サイト株式会社Acalie 公式サイト

おすすめ9位:evercross 電動キックボード_HB16

車両重量11キロのライトウェイト電動キックボード。バッテリー容量6Ahにしては、最大走行距離が30kmと長めで、軽量ボディは燃費ならぬ電費に効くんだということがわかります。公道走行を諦めた仕様のためブレーキなどの装備は最低限。代わりにボディそのものは強靭で、最大荷重が120kg。タフな乗り物に仕上がっています。

メーカー株式会社SEEK製品名evercross 電動キックボード_HB16公道走行の可否不可充電時間4時間最大航続距離【最大走行距離】30km
道路とドライバーの体重による最大速度30km/hサイズ走行時サイズ:1050mm×450mm×930mm/1070mm/1160mm(展開時)
折畳時サイズ:960mm×210mm×330mm重量11kg耐荷重120kgブレーキ形式ライト有無価格49,800円公式サイト株式会社SEEK 公式サイト

おすすめ10位:JOYOR H1 電動キックボード

公道走行ができないモデルですが、車重が7.5kgと極めて軽量です。その秘密はフレームの材料として使われているマグネシウム合金。剛性を維持しながらライトウェイトな電動キックボードとして仕上がりました。

パワーも低いし最高速度も低い。しかし回生ブレーキの採用や、バッテリーが切れた際は人力で動く人力キックボードとしての利用が可能です。合理的な設計で作られた車体は一見の価値があります。

メーカージョイア電気自動車株式会社製品名JOYOR H1 電動キックボード公道走行の可否不可充電時間2~3時間最大航続距離約15~25km最大速度18km/hサイズ870mm×380mm×300mm重量約7.5kg耐荷重約75kgブレーキ形式EBS電子ブレーキライト有無価格39,600円公式サイトジョイア電気自動車株式会社 公式サイト

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