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HamCupのブランディングと愛好者創造に関する浅すぎる考察

HamCupと出会って3ヶ月の私がその魅力と愛好者創造のポイントについてのクソあっっっっさい考察を無駄に長く書くことを試みる。

【作品の魅力と希少性】

NFTは『ジェネラティブ』に類するものと『一点物』に類するものに大別できる。
HamCupは後者にあたり、現在の新作販売はその希少性からもオークションによる販売形式がとられている。現在27作品(2023年7月末時点)が世に出ているが1ETHを超える高額で取引が成立している。

2023年7月29日リストされたHamCup#019(1.086ETH)がわずか18分で取引成立。NFT冬の時代と言われるなか、なんとも熱い話題である。

また同作品群の魅力は希少性だけではない。
「愛らしさ」が大きなポイントとなっている。希少性からくる投資的人気だけではなく、作品自体が老若男女の幅広い層から愛されていることがHamCupの強さであり、特筆すべきところでもあるだろう。

参考:HamCup NFTコレクションページ


【ファウンダー/ほんてぃ氏について】

HamCupのファウンダー(創業者)である「ほんてぃ」氏。
年齢不明、経歴不明、在住地域不明。
すべてが謎に包まれた男である。
しかし、交友を深めるにつれて明らかになってきたことを以下列挙していく。

⭐️止まらぬハムスター愛
ほんてぃ氏はハムスターが好きすぎるようだ。
過去、数十匹ものハムスターを飼い、とっとこハム太郎のゲームはすべてやり尽くしたという。
もはやハムスターマニアである。
おそらく身の回りはハムスターグッズで溢れていることだろう。
このハムスター愛を魅力ある作品とコミュニティの創造にまで昇華しているのは見事としか言いようがない。

⭐️イケボ
彼のイケボにハマっている女性は多いはずだ。その女性人気は逆を返せば男からの嫉妬を生むこともある。
ほんてぃ氏危うし。

⭐️勤勉で計画的な努力家
22時就寝、5時起床のルーティンを基本とし、
毎日早朝に音声配信「Voicy」の発信、
毎日19:30からTwitterのスペース配信を行なっている。スペースは驚くべきことに9ヶ月間以上、毎日欠かさず情報発信をしている(2023.7末時点)。

また推測であるが、ほんてぃ氏は経営、人事、コミュニケーション分野の勉強をかなりしているのではないかと思われる。

氏の発言の中で頻繁に聞かれるのが
「give &give」という言葉だ。
give&takeという言葉はよく耳にするが、give&giveはその上位概念であり、見返りを求めず、人に与えきることで新たな展開が生まれるということである。(これが単なる倫理的概念ではなく、ビジネスにとって重要である点については後述する。)

さらにこの前後にも複数の段階があるということを以前にスペースでほんてぃ氏が話していたのが印象的であった。

①take & take
→ くれくれ君

②take & give
→ もらったから仕方なく与える

③give & take
→ 与えた分は自分ももらう。Win-Win。

④give & give
→ 見返りを求めず与えきり(意識的)

⑤give & forget
→ 与えたことすら忘れる
(非意識的。与えるということが当たり前になっている。「何かしてあげた」とすら思っていないレベル)

⑥give & love
→⑤に加え、さらに相手に関心を持ち、愛するレベル


ほんてぃ氏は⑤、⑥のレベルを目指し、そこからのプロジェクトの発展を目指しているように感じる。これは私個人としても非常に強く共感できる理念である。

⑤⑥はボランティア的要素が強いように思うかもしれないが、そうではない。
ビジネスにおいて非常に重要な要素は「感動」だ。

商品に対する感動だけでなく、売り手の情熱、愛情、ホスピタリティ、ドラマなど様々なところから「感動」は生み出すことが可能であり、その感動に顧客は金を払い、リピーターとなる。

Win-Win、give & take では人を感動させるまでには至らないケースが多い。
しかし⑤⑥のレベルで「仕事」を組み上げることができれば「感動」を生み出すことができる。しかしこれは誰にでもできるものではない。

無形であっても感動で人を惹きつけるビジネスサービスとしては「ディズニーランド」などが顕著な例だろう。

HamCupには人に感動を与える演出が多数存在し、ファウンダーだけでなく、DAOコアメンバーがその場面・役割を自主的に担っているところは驚異的である。文脈の都合上、この点についての考察は【組織力と層の厚さ】で後述することにする。

⭐️ほんてぃ氏の裏の顔は、、
勤勉な努力家的一面についての考察をしてきたが、氏が見せる側面はそれだけではない。

優しさ、明るさ、親しみやすさも大きな魅力である。また同時に厳しさや頑固さがあり、そのバランスを意識しながら行動する経営者としての能力も見え隠れする。
そしてさらには、それらと同時に時折みせる変態性までもが存在しているように思えてならない。

ファウンダーは経営的立場である為、全身全霊でプロジェクトに埋没すると共にストイックであることが求められるだろう。感情よりも理性によって自律できる人間であることが求められるのだ。

また一定以上の役職というものは個人的感情や欲求を押し留め、その立場に相応しい振る舞いが要求されるものでもある。

これは決して否定的な意味ではなく、そこから人は成長し、自己変革を伴いながら公的役割を果たすことのできる能力を身につけていくことが多い。

これらの「縛り」を伴いながら、公的振る舞いを求められるほんてぃ氏が、時折みせる「ギャップ」ともいえる人間性が非常に興味深い。

ごく稀にストイックな生活リズムが壊れ、深夜などに公的場面でない場所(ジジイスペースなど)で出現する素体的ほんてぃ氏が確かに存在するのだ。

私は稀に出てくる素体的な彼を親しみを込めて「ほてぃんてぃん氏」と心の中で呼んでいる。
この側面こそが氏の秘された魅力であり、爺とあい通じる絆を醸成しているのではないかと考察する。

「ファウンダー」としての公的役割を剥ぎ取り、1人の漢としてのほんてぃ氏、いや、ほてぃんてぃん氏が顔を出した時、我々は未知のモンスターと邂逅してしまうのかもしれない。

参考情報
ほんてぃ氏Twitter
https://twitter.com/honty_hamcup

ほんてぃ氏「Voicy」


【HamCupの組織力と層の厚さ】

HamCupの組織力、人材力、演出力には驚かされるばかりだ。

⭐️ハムカップ通信
毎日19:30から配信されるHamCup本スペの後には、必ずその内容を端的にまとめた「ハムカップ通信」という瓦版が発行される。
何より驚異的なのが、そのクオリティとスピードである。私が初めて本スペでほんてぃ氏と対談した際、終了後1時間ほどで4ページにわたる原稿が送られてきた。
一つ一つの内容にこだわりがあり、しっかりとポイントがおさえられているにも関わらず、異常なスピードで書かれている。
複数人、持ち回りで原稿担当者がいるそうだなが、各人の能力がエグいのである。

毎日発行されるHamCup通信(あこ女史担当版)


さらに以下にHamCup通信社の様子を掲載する。
この作品を描いた「むら氏」はとんでもない才能の持ち主だ。ここまで細部にこだわった作品かつ、遊び心あるセンスの良さは人智を超えている。

和気あいあいとしたHamCup通信社(むら氏作)
早朝のHamCup通信社(むら氏作)



⭐️ファンアート

先程「感動」与えることの重要性について触れたが、私がHamCupと出会い「感動」した出来事の一つにファンアートがある。
色々な人が関連ファンアートを描いているが、私をイメージした作品をラーメン太郎氏、はっぱ氏のお2人からそれぞれ頂いた。

ラーメン太郎氏 作
はっぱ氏 作

お二人の作品はどちらも私のツイートなどが入念にチェックされ、それらの情報をもとに作品が描かれているうに、作品のクオリティが凄いのだ。
時間をかけ、気持ちを込めた作品をもらってHamCupを好きにならない人はいないだろう。

まさに人を「感動」させる仕事。

さらに、これらはトップ層から言われたわけではなく、自発的取り組みとして描いてくださっている点が驚愕である。
類は友を呼ぶというが、HamCupには⑥の「give & love」できる魅力あるメンバーが多数存在することがHamCupのブランドとなり、多くの人を惹きつけているのだろう。


⭐️派生スペース
すでにほんてぃ氏の配信については紹介したが、HamCupには以下のような派生スペースが数多く存在する。

情報発信、エンタメなど様々なジャンルの配信があり、すべて魅力的な配信だ。
19時から始まる「前スペース」を担当しているじゃむまる氏はなんと高校生。配信を聞いた人はその内容のクオリティに驚きを禁じ得ないだろう。


【HamCup DAO Discordの魅力】

⭐️圧倒的歓迎ムード
ここまで文章を読み進んだ方ならもうお分かりだろう。
HamCupのメンバーはとにかく「明るく」「楽しく」「ウェルカム」なのだ。
圧倒的なまでの歓迎ムードからくるDiscordの居心地の良さ、面白さは界隈トップレベルであることは間違いない。
わざとらしさもなく、全員が楽しんでいるのが伝わってくる。HamCupのDiscordはNFT初心者の方に特にお勧めしたい。

⭐️ハムブル
ハムブルとはHamCupDAOで行われるランブル(rumble)とは、もともとは「rumble Royale」の略であり、『バトルロワイヤル』ゲームのことだ。
毎日19:30からのほんてぃ氏スペース中に開催され、勝者にはロールと呼ばれる「勲章」のようなものが与えられる。
シンプルなゲームだが非常に盛り上がるイベントで、新しい人でも気軽に参加できるのが魅力である。

参考:HamCupのDiscord


【最新情報】
10/29 HamCupジェネラティブ「HamCupCrew」ローンチ

冒頭で述べたように、HamCupの NFTは入手困難だが、なんとHamCupのジェネラティブNFTの発売が決定している。

ジェネラティブNFTとはプログラムにより自動で生成されたNFTである。HamCupでは素体を数体用意し、そこにパーツ毎に描かれたアイテムをプログラムで組み合わせて作品化するそうだ。
当初の予定から大幅に発行総数、初期販売数ともに削減された。
HamCup関連作品の希少性は増すばかりである。

「HamCupCrew」ローンチ内容
2023年10月29日
総発行数:10,000枚
初期販売数:3,386枚

これを見逃すと後で後悔することになるだろう。
今後、ALという優先購入券を入手できるチャンスがあるので、ほんてぃ氏のTwitter、HamCupの Discordでのチェックが必須である。


【終わりに】

以上、HamCupの愛好者創造に関するあっっっっっさい考察をしてきた。
私たち自身、一人一人が自分の人生の経営者である。
「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」「時間」
それぞれへの関わり方、使い方は私たち一人一人に委ねられている。
そしてNFTとの関わりにおいても「何とどう関わるのか」「何をどのように使うのか」、同じことが言えるだろう。

それを考えた時、HamCupは様々な意味での学びと満足感を与えてくれる稀有な場所の一つであるだろう。

この駄文を最後まで読んでくださった方に何か発見や気づきがあれば幸いである。

HamCupに栄光あれ。

アテント・スキーナ・KG


より詳しくHamCupについて知りたい方は以下2つのブログを参照ください。

◆じゃむまる氏ブログ「じゃむまるらぼ」


◆ ルカ氏ブログ「るかろぐ」

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