ホワイトゴーストの温度障害と、その他植物園芸手記

※写真を載せると身バレにつながるので掲載は検討中。
載せないとあんまり意味のない内容だけど備忘録として。

ホワイトゴーストの多頭飼育をしている。
去年の夏、かなりいい調子で育った個体やそうでもなかった個体それぞれ、24年の年末年始あたりから赤い斑点が出るようになった。
赤い斑点は次第に広がり、薄茶になって幹の広域に出ていた。私はそれを根腐れだと勘違いし、植え替えたり思いきり胴切りしたりした。
胴切りした幹を土の上に置いて根出ししていたら、切った部分にも赤い斑点が出始めており、なんじゃこれはと思ったのだった。

で、ちゃんと調べ直したところ温度障害のようだった。
検索できちんと出てきたのが1〜2件しかなかったがおそらくそうだ。去年からの冬の冷え込みで、窓辺に置いていたのが影響してそうなってしまったらしい。
確かに、土を替えた時に根を見たけど、特に痛んだ様子はなく、根詰まりしそうなほどよく伸びていた個体がある程度だった。胴切りしたときも中は真っ白でぶよついてはおらず、あれ?と思ったものだった。

無駄にバラバラ解体シリアルキラーをやってしまった。もちろん全てではないが、その個体にはかなり悪いことをした。
さらに胴切りしても無駄であることもわかった。根出し中の幹は、赤い斑点が出ていること以外は特に問題なさそうで、ほんのりちょろりと根っこを出しているのもある。
また、株に残ったままのものも、今は特に夏で成長期なのもあり、元気に枝分かれしながら白いほやほやの葉っぱとトゲを伸ばしているのもある。

ただ、昼間や夜にエアコンをつけることも寒暖差ができてあまりよくないだろう。エアコンの設定は26〜28度とかなり高めに設定しているものの、それ以外の時間との温度差は10度以上になる。砂漠の植物じゃないんだし、エアコンの時間は外に出すのも考えたが、直射日光を浴びるのもよくない。
夏だからいっぱい採光してほしいが、室内にあるうちの植物には採光カーテンごしの光でも十分かもしれない(スパルタ家庭なので、バニカクや黄星丸は屋外に出されている)。
とにかく、赤い斑点や茶シミは生育にはあまり影響がないのかもしれないが、見た目は悪い。でも頑張っているので成長を見守るしかない。
うちは二重サッシで冬の日当たりがとてもよく、冬場でもかなり部屋が暖かい。遊びに来た人たちがみんな「あったかい!エアコンついてるの?」とおどろくほどだ。でも、ホワイトゴーストにはそれでも寒かったのだろう。引っ越し前の家ではこんな状態にならなかったのも不思議だ。去年の冬がよほど寒かったのだろうか?
今年はなるべく冬場の保温をこころがけ、こまめに温度を見るようにしたい。今年また新たなホワイトゴーストが増えてしまったので…。
ホワイトゴーストは見た目がかっこいいから好きだ。育てやすいし、夏場は個体によるがぐんぐん成長して多肉の中ではかなり速いものもある(夏だけ)。もっと大事にしなくては。

・それ以外の植物の近況

多肉の鉢を10個弱ほどトレーにのせてカーテンレールに吊るしていたら、カーテンレールのプラスチック部分が劣化で壊れて全てが落下し、家庭内災害が起きた。
夜中にとんでもない爆音がして、山のような土と割れた鉢の破片にまざる根がむきだしのサボテンや多肉がころがっていて、大虐殺の現場のようだった。
翌朝からのそのそと作業していたが、1週間以上根っこを出しっぱなしで抜き苗状態になっていたみなさんは多肉ならではの強靭さでもちこたえていた。
ただ、落下の物理的なダメージで、名前がよくわからないままオマケでつけられて好きでもないのに育て続けてきたエケベリアだと思しき多肉がボッキリと折れてしまった。こいつはよくわからんなりに、見捨てるわけにもいかずなんだかんだで面倒みてたらどんどん巨大化していったので、愛着はあったのだ。悲しい。根がわのほうがどんどん葉を落とし、瀕死。上側は根出しできないかこころみ中。

それからもう一つ悲しいことがあった。これも落下の物理的な衝撃で、神想曲のあいだからにょっきり出ていた花芽がぶち折れた。ものすごく悲しい。完全に折れている。ちぎれてはいないが、折れた部分が白っぽくなっていて、もう咲かないかもしれない。ここまで来たのに……。神想曲は1年半くらい面倒みていて、今年やっと花芽を出したのに……。

そしてほとんど壊滅状態になったのが明日香姫だった。鉢の中で群生するように植わっていて、死にかけた日々もあったがそれを乗り越えた、という姿をしていた。(要はひょうたん状になっている部分がある)こんもりと鉢から溢れそうだったそれが、なめこみたいにバラバラになってしまい、全てを集めて根出しして植え直す、というのはもはや無理だと思われている。元気そうな子株をいくつか集めて土にブッ刺している。マミは丈夫なのでなんとか子孫を残せるとは思うが…。仲間がちりぢりになってしまったことが悲しい。

あとはなんとか植えなおして現状では無事に見える。黄金司はもしかしたらとっくに死んでいたのかもしれない。ジェンキンシーも無事で、先日新しい葉っぱを出した。半年間花を咲かせた以外になんの変化もなかったので、やっと成長する気が出てきたのかと思うとうれしい。
このランなんなんだと思っていた板付きの謎のランはセッコクだった。夏はすぐ乾いてしまうが、なるべくバケツの水に浸からせるようにしていたら葉っぱや白い新しい根っこがでてきた。がんばれ。

ディスキディアが死んだ。まだ死んでないけどもう死ぬ。今看取っているところ。なんでだろう。ディスキディアは難しいって聞いてたけどホントに難しい。途中まで新しくつるを伸ばしたり、小さい葉っぱをつけるなどして元気だったのに急に死んだ。

・屋外

・コナカイガラムシが猛威を振るっている。

トマトのピッコラカナリアを撤収。土がやや少なかった。前半はよかったが落ち着くのも早かった。上記の虫がきたのもあり早々に撤退。
ブラッディタイガーは剪定をしつつ様子見。白ナスも同様。
オクラ、元気。うずら豆そろそろ終わるか?と思うタイミングで謎に花がつく。
ミニメロン、この時期にできた雌花はなかなか着果せず。受粉にトライしつづけているがもうムリなのか…?
レモン、キアゲハとアゲハの幼稚園状態になっている。めちゃくちゃ若葉つく。そして生えたはしから食われている。毎日トングで捕まえては放り出している。うちで勝手に子供を産むな。
たまごの段階から見つけ次第取り除いているが、若葉が出まくるせいで繁っちゃってなかなか全部を把握するのが難しく、1cmにも満たない状態から毎日10匹くらい捕まえて捨ててるのに、毎日見つけ損ねた生き残りが着々と成長し続けて、今日なんか7cmくらいになってるやついた。もうマジでやめて。私に殺生をさせないで。

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