2025年筑波大学応用理工学類編入学試験合格体験記
筑波大学は編入の「学力入試」で合格するのは簡単ではありません.基本的に倍率5~20倍なので非常に狭き門です(推薦で合格している人は学力では受からない人がほとんどだと思う).しかし,試験の難易度としてはそこまで高いわけではない中,7割で合格すると言われていますから,やはり東京大学や東京工業大学の編入の難易度と比べるとライバルの強さも問題の難易度も全く異なるのでやはり旧帝大の方が難易度は上だと思います(東大はあの難易度で全教科7割程取らなければならない).
[席次・スペック]
※詳細は他の合格体験記に書いてます.
1年 35/80
2年 3/80
3年 1/80
4年 4/80
TOEIC755(三年次に取ったもの)
東京大学電子情報系学科群:合格
筑波大学応用理工学類:合格
電気通信大学Ⅱ類:合格
専攻科:合格
受験本番
数学と物理が合わさって2時間半なのですが,1時間半で試験を解き終えたので逆に不安になりました.相性が良かったのか易化していたのかはわかりません.3年間東大へ向けて勉強していたからこそ簡単に感じたのはあると思います.
[数学]
東京大学へ向けて勉強をしていた私にとって,東大と範囲が異なるところもあるとはいえ,編入対策の数学参考書全冊読破していたのもあり,非常に簡単でした.多分普通に数学は満点でした.
[物理]
簡単でした.しかし,電磁気学の最後の小問だけ初めて見るような問題でした.私は電位ポテンシャルの連続性に着目し,条件を出しました.
[面接]
非常に優しい先生方で,東京大学の一次試験に合格し二次試験の結果待ちと言ったからか併願なんだと察してくれたのか,そこまで筑波大学について深堀されず,調べてなくてもこたえられる私に関する質問が多かったように感じました.東京大学用に面接対策していた内容がほぼ聞かれて超話しやすかったです.7分程度で終わった気がします.私を褒めたたえてくださるような面接で,終わった瞬間にトップ合格を確信しました.
・志望動機
・併願大学と筑波大学の優先順位は
・試験の出来は(数学満点,物理9割5分くらいだと思うと言ったらすごい良い反応をしてくださった)
・今の研究内容の説明して
・学部卒業後はどうする
・したい研究は
・数学と物理がかなり得意みたいだけど,勉強法は(定理,公式の証明に注力して分野ごとにきちんと理論を学んでから問題演習に取り掛かると言ったらこちらもすごい良い反応をしてくださった)
・英語は得意か
・国語は得意か
・苦手教科はあるのか(社会だけですと答えたら笑いが起きた)
・専門科目で苦手はあるのか→ないです
・数学と物理ができるなら専門科目も問題ない感じ?
すみませんが,全部は覚えていません.これくらいだったと思います..
[合格発表]
数物ほぼ完璧で,TOEICも755でほぼ満点に換算されますし,面接も完璧だったので落ちるはずないと確信してたのでそりゃそうだわって感じでした.しかしとりあえず筑波大は確保したという安心感はありました(東大二次試験発表前だったから).