母につけてもらいたいアクセサリーをレクリエーションの題材に


初回作品 樹脂粘土で作るストラップ

私がこの仕事をしたいと思い立ったのは2019年
立て続けに義母、実母を見送ったことがきっかけでした。
いつも私の人生の前を歩きいろんなことを教えてくれた母たちが、いなくなってしまって、道標を無くしてしまった気持ちになった私が思い出したのは、
晩年に二人から学んだ「よりよく生きること」
歳を取ってしまったら、できない事も多くなるけれど、それで辞めてしまったり、諦めてしまうのは、勿体無い。幾つになってもやりたいことにチャレンジしたり、生きがいを持つことはとても大事なのだと。
二人はいなくなってしまって、恩返しはできなくなってしまったけれど、
母たちと同じ世代の方々に、自分の続けているビーズワークで何か役に立てないか?と思いついて見つけたのが「レクリエーション講師」でした。
もしも二人が生きていたら、一緒に作って、身につけて欲しかったもの。
だから、作品のデザインにもクオリティにも手は抜けない。だって、
「母につけてもらいたいアクセサリー」なのだから。
参加してくださった方が完成品を身につけて笑顔になってくださったり、
次に伺った時に身につけておしゃれを楽しんでくださったりすると、とても嬉しい、それは私にとって「母の笑顔」だから。
そして「このお洋服に合わせたいの」や「こんなものが作ってみたいの」の希望を伺った時、レクリエーションがその時間だけの作業でなく、間違いなく少し先のやりたいことに繋がっていると思っています。






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