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統計⑥ P値

統計の続きを書き留めよう!

P値(probability values)probability:確率をいう

定義:帰無仮説が正しいとした場合で,得られたデータ結果の差が起こり確率を示す.

ある得られた結果において,2つのグループの差は,偶然起きた差なのか,条件によって起きた差(有意になる)なのかを鑑別する必要がある.

鑑別する方法として,仮説検定(hypothesis test)を用いる.

仮説検定(hypothesis test)とは,,,

帰無仮説(null hypothesis)(グループ間の結果の差は偶然の差に過ぎない)という前提で,本当に差が無いかどうかを調べる方法をいう.

そして,仮説検定の結果は,P値で示される.

P値が小さいほど,グループ間に差がある確率(=有意である)確率は高くなる.


P<0.05 や P<0.01 は,グループ間に有意な差(significant difference)があると示される.

例えば,P<0.05は,95%以上の確率でグループ間に差があると言える.(この差は95%信頼できると解釈できる)


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