見出し画像

デパートの「友の会」を検討

デパートにはよく「友の会」というシステムがある。毎月1万円ずつ積み立てて1年経つと13万円分の買物券をもらえるというもの。

そのデパートでしか使えないし、デパートだと割高だしと思ってこれまでスルーしてきたけど、今になってこれやってみようか検討している。


・検討理由1 〜最澄〜
13万円の買物券、期限が無いとはいえデパートで使い切れるか?について、この買物券、デパートに入ってるスーパーでも使えるらしい。意外と鮮魚コーナーなんか半額シールを貼られる確率は普通のスーパーより高いので、普通に食費として割高な思いをせずに使い切れそう。あとは社会人として、何かしらデパートで買ったものを人に贈る機会もある。敬老の日ギフトを俺と配偶者の双方の両親へとかね・・・お互いの両親離婚してるので4か所・・・


・検討理由2 〜空海〜
12万円が1年で13万円になるので、年利8%と思っていたけど、毎月1万円の積立で12ヶ月積み立てた翌月にもらえるので、よく考えると年利はこの2倍くらいあるのでは?と思った。

13万円は12ヶ月の積み立てが育った結果で、ひと月の10000円が12匹、13÷12でそれぞれ10833円に育ったとする。

1ヶ月目の10000円、仮称ジャックは12ヶ月かけて10833円に育った。

2ヶ月目の10000円、仮称ジルは11ヶ月で10833円に育った。

と、続き、

12ヶ月目の10000円、仮称ピーターは1ヶ月で10833円に育った。

12ヶ月で8.33%育ったジャックに対して、ピーターは1ヶ月で同じだけ育っている。

つまりジャック以外は全員8.33%よりも成長率がいいわけで・・・と意気揚々と検索してみたら考え方は違うようで、1万円を預かっている期間の月数を合計すると78カ月、これを1万円を出した回数の12回で割ると、78カ月÷12=6.5カ月、つまり1万円の利益を得るために1万円×6.5カ月=6.5万円を1年間預けたのと同じなので1万円÷6.5万円→年利15.38%とのこと。

これは内部収益率(IRR)という考え方らしく一言で言うと「知るか!」って話なんだけど、まあそんな感じで年利15%が約束されているのはすごい。



・検討理由3 〜山上憶良〜
友の会の買物券はそのデパートでしか使えない。これは通常デメリットにあげられるけど、この店で買わなきゃという縛りが、逆に店選びをすることを放棄できて(都会に住む贅沢な悩み)、脳にかかる負荷が減る。豊富な選択肢がそのまま豊かには直結しないのではないかな。



・検討理由4 〜吉備真備〜
友の会は、会だ。所属して、会員となる。社会人になると新規の友達は出来辛いし家庭をもつと予定を合わせて遊ぶことも難しい。幸いにして俺はハイエナズクラブというすばらしい団体に所属しているけど、コロナ以降は特に誰と会うこともなく、「記事書きました。ご確認お願いします」「ありがとうございます、確認しました。月曜11:30の公開でセットしました」というやり取りのみだ。

そこで、友の会。タカシマヤなら『ローズ・サークル』のメンバーになれる。この歳になって新しい団体に所属するというのは気分が高揚する。ローズ・サークルの一員として会員特典のローズちゃんオリジナル保冷バックを小脇に新宿を歩き、新宿高島屋から出てきたマダムとお互いの保冷バックを確認しローズ・会釈を行う。それはひと月1万円を拠出できるセレブのアイコンタクト・・・



友の会をやる・やらない、ビアンカを選ぶ・フローラを選ぶ、こういったかなり迷うことって、どっちを選んだとしても後悔は残るだろう。だから「まあ十分悩んだし、今の知識レベルでできる検討は全てやった」と言えるくらい考えに考え悩みに悩みぬくことが大事でしょう。(ここまで書いてきて、気持ちは「友の会をやらない」にふれている。お金を積み立て始めてから使えるまで1年待つのは長い・・・)




この記事が参加している募集

#新生活をたのしく

47,794件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?