3/16 グリーンブックーーーー!!!

グリーンブックみました。巷ではいろいろと批判されてるっぽい作品ですが、普通に面白いしいい映画だった~。人種差別を扱っている作品だけど主題は違うところにあって、もっとシンプルで普遍的な人間同士の心の交流を描いた作品だった。批判されている理由も理解できるけど、私はそういう風に作品をみれなかったな……「男二人」が大好きな萌え豚だからかな……。

あらすじとか

勤務先が休店しちゃって突如無職になった主人公・トニー。家族を養うため職探しをしているとメッチャ割のいい仕事を見つけてヤッター!でもその内容が最悪で、大嫌いなあいつの小間使いとして2か月間同行!?ハ!?無理なんだけど家族を養うためだから仕方がねえ!そんな感じで始まって、いろんなトラブルに見舞われながら才能に惚れたり人格に惚れたりしながらお互いを理解しあい絆を深めるバディモノのロードムービーです。


この作品、ほんと男二人のキャラがいいんですよね~。口が上手くて人望もあるけど粗野で無学な下町気質の運転手、トニー(ヴィゴ・モーテンセン)と頭の先からつま先まで品があり博識なブルジョワの天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。境遇も物言いも正反対な男二人、もう最高じゃん!っていうかこれだけだとただの押田と安藤(ガルパン)なんですね。この映画の特殊な味付けとして、トニーは人種差別が激しい白人で、ドクは被差別者の黒人だったりするんですけど、この手の正反対の二人が色々あって絆を深めるタイプのバディムービーは溝が深ければ深いほど味わいも深くなると思いました。トニーのドクへの漠然とした嫌悪感(差別感情)はわりと序盤で解消されるのですが、それが才能に対する純粋な驚嘆による好意なのが最高。

もうね~ほんとこの映画萌えが止まらないんですね~ドクの深い孤独や絶望をひしひしと感じてオタク女はもう…こういう悲しく美しい生き物をみると…たまらん気持ちになるので……しかも傍に包容力の擬人化みたいな男がいるので……はぁ……光と闇のBLが好きなオタク女は全員みろ!トニー既婚者だけど!!

こっからネタバレだけどドチャクソ萌えたシーンを少しだけ書き連ねていっていい?書きます。

・ケンタッキーにきてテンション爆上がりしたトニーがケンタッキーフライドチキンを爆買いする(ドクの金)お前も食えよと運転席から後部席に手を伸ばすが拒否するドク、毛布に油が落ちるからやめろって抵抗するドク(かわいい~!!)受け取らなかったら投げるぞといわれてしぶしぶ手にとるが食べ方がわからないドク(か・わ・い・い~~~~~!!!)食べ方を教えてもらってお上品に食べるドク(かわいすぎるんじゃ~~~~~~~~~!!!)美味しかったのかおかわりするドク(かわいい~~~!!)食べ終わったあとの骨はどうするんだ?と聞くとこうするんだよ!と車の窓から豪快に投げるトニー。真似して投げるドクの美しい指先~~!!笑いあう二人~~~~~~!!!!最高~~~~~~~~~!!!

・旅先でイタリア人の友達と会うトニー。黒人なんかと仕事してんのかよ大変だないい仕事紹介してやるぞ?とイタリア語で言われてまたあとで話そうと一旦別れるトニー。その夜トニーが友達に会いにいこうとするとドクが現れ、イタリア語で話しかける(イタリア語だからバレてないと思っていた昼の会話は実は全部わかってた)ほかの仕事いかないでと直接言わないけどバイト扱いだったけど正社員にして待遇よくするからって交渉しようとするドクにいやあの話は断るよって笑うトニーうあああああああああああああああ最高~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!

・グリーンブック(黒人が安全にとまれる宿をかいた旅のガイドブック)にのってた黒人用のホテルがあまりに粗末で心配なので一緒のホテルにとまるトニー…あ…あ…あ…あ~~~~~~~~~~~~…………。


ちょこちょこ書いたけどもうね~こんなもんじゃないですからね萌えポイント~。私も細かいとこ忘れてるから結構適当にかいてるし実際にみてみて萌え狂ってほしいですね。みてるときは「この描写いるんか?」とは思ったけど作中でドクが同性愛者であることも示唆されてるしこの作品は包容力攻め(既婚者)に片思いする孤独な受けのBL映画ってことでいいと思います。はい。BL映画にしては黒人差別の描写がしんどいと思うけど落ちに関しては同じ時代の同性愛を描いた映画よりはショックじゃないっていうかいやBL的にはしんどいけど隣人愛的にはほっこりするので…。なんでもいいけど正反対な男二人が好きな人にオススメです!!!!!!!!

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