唄スト#1 生きていたんだよな

どうも皆さんこんにちは。
フィメールのぬこです。

やってまいりました。唄のストーリー。
略して唄スト。

あ、始めに言っておきますが、この唄スト。
僕の完全なる妄想です。
なので、作者様の意識しているものと、
全く違う解釈である、という可能性がある。
…という点だけ、ご了承下さい。

それでは行ってみましょう!唄スト#(シャープ)1。
記念すべき第一回は、
あいみょんの、生きていたんだよな です。

あいみょんの楽曲の中で、僕が一番好きな曲です!

こんな暗い曲が一番て…めっちゃ暗い奴やん…。
だがしかし!この曲は、めちゃくちゃ最高な、
『応援歌』なんだよな!
そこに気付いている人が、どれだけいるのだろう…。

冒頭から始まる、飛び降り自殺をした人のニュースの話。
あ、これは、自殺を歌った歌なんだな。
そう思ったそこのあなた。
そうこれを読んでいるアナタですよ。

大事な事なので、何度でも言いますよ。
この曲は、『応援歌』なんです!
では、妄想解説行きますよ。

飛び降り自殺のニュースの話から、
ニュースの内容を簡単にまとめて、

冷たいアスファルトに流れる
あの血の何とも言えない赤さが『綺麗で綺麗で』

この2回繰り返して歌っているのは、
ここが重要だから。なんです。

何が重要なのか?それは
あの血の何とも言えない赤さが綺麗。
つまり『血が綺麗』と
歌っている点にあるんですよね。

なぜ血が綺麗なのか。
スプラッターとかそういう趣味の人、とかではく、『生きた証の赤い血』であるから。

生きた証の赤い血。言い換えれば、
『命そのもの』と言っても過言ではない。つまり、
『命はそこに有るだけで尊い』
だから、綺麗。美しい。なんですね。

そういう風に捉えると、だんだんと、この曲が
応援歌に思えてきたでしょ?

まだありますよ。2番の歌詞。

彼女が最後に流した涙
生きた証の赤い血は
そこから始まり、
今彼女はいったい何を思っているんだろう
『遠くで遠くで』

ここでも繰り返し。重要ポイント。

ここの『遠くで』というのは、
自殺をしてしまい『もう戻ってこない』
だから『遠くで』何を思っているんだろう?
という疑問なんですね。

そして次のシーンでは『泣きたくなった』
と歌っている。
これは、1番と似てるし同じかと思いきや、
意味が全然違う。

この『泣きたくなった』は、
彼女がなぜ自殺してしまったのかを、
『1日中考えていた』から、泣きたくなった。

1番では、ブラウン管の外側。
つまりニュースを見ていて、
どこの誰かは分からないけど
『人が死んでしまった事実』に対して、
『泣いてしまった』

ニュースに流れる人々は、写真を撮ってみたり、
ドラマでしか見たことなーい。と言ってみたり。
まるで他人事のように、ほぼ無関心。
人が1人亡くなっているのに、そんな感じなんだ…。
という、社会に対する絶望感から、
『泣きたくなった』

そして、
「今ある命を精一杯生きなさい」なんて綺麗事だな
精一杯勇気を振り絞って彼女は空を飛んだ

全てに絶望した彼女が、自由を求めて
勇気を振り絞って。

鳥になって雲を掴んで
風になって遥か遠くへ

自由になれそうな物の代表である、
鳥や雲や風。それになって、遥か遠くへ
絶望しかない世界から、遥か遠く自由の世界へ。

希望を抱いて飛んだ

そんな希望を持って、飛び降りた。

きっと、幸せになって下さい。
そういう想像。願い。祈りを込めて。

それからサビの部分。タイトルにもなっている、
『生きていたんだよな』
楽曲中、何度も何度も繰り返される、
『生きて』という言葉。

これは、辛くて苦しくて、自殺したいと思っている人に向けて、
『何でも良いから、とにかく生きてくれ』
そういう想いが込められているん…だよな。

その証拠に、本当に辛くて苦しい時に、カラオケでこの歌を歌ってみて下さい。

生きて生きて生きて生きて生きて
生きて生きて生きていたんだよな。

このフレーズに、涙が止まらなくなるはず。
そして、最後まで歌うのさえ、苦しいのでは?

それはアナタが、ずっとずっと苦しみ抜いて、
それでも頑張って、『生きてきた証拠』なんです。

そして最後に、
他の誰でもなく自分に叫んだんだろう

このフレーズは、この歌を歌う全ての人に向けて
捧げている言葉なのだ。

生きて生きて、と繰り返し歌う。
これは、他の誰でもなく自分に叫んだんだろう。
と、言う事で、自分に向けて、応援歌。
歌っちゃおう?みたいなね。

そうやって、ぐしゃぐしゃになって、泣きながらでも、最後まで何とか歌い終わった後は…。
もうちょっとだけ、生きてみよっかな。
そんな気がしてきませんか?
それで良いんです。

あいみょんの、生きていたんだよな。
素晴らしい応援歌。ありがとうございました。

妄想主は、フィメールのぬこでした。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

終わり!


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