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税理士のひとりごと 漫画「薬屋のひとりごと」の作画担当、ねこクラゲ氏に脱税容疑

皆さん、こんにちは。税理士の高木です。今日は、税理士の役割について考えさせられる、最近起きたニュースを取り上げたいと思います。


2024年4月1日、福岡市の人気漫画家、池田恵理香氏(ペンネーム:ねこクラゲ)が、所得税法違反の疑いで福岡国税局から告発されました。池田氏は2021年分までの3年間にわたり、およそ2億6000万円の所得を申告せず、約4700万円を脱税したとされています【注1】。

忙しさに負けた池田氏のコメント

池田氏は、調査に対して「連載が忙しくて税理士と話す暇がなかった」と述べていました。さらに、自身のSNSでは「確定申告を怠っていたことや税務署からの指摘を受けて無申告加算税などを含めてすでに納税した」と述べ、「私の不勉強が招いた結果は全て受け止めます。応援してくださっている皆様に対して申し訳ない気持ちで一杯です」とコメントしています【注2】。

税理士の役割とその重要性

この事件は、税理士の役割を考える機会となりました。

池田氏のように、忙しい日々を過ごす多くの方々が税務の専門知識を持たないまま、納税義務を果たすことは非常に困難です。

ここで税理士の存在がいかにフリーランスにお役に立てるかを確認してみます。

1. 専門知識の提供

税理士は税法に精通し、最新の税法改正にも対応しています。
これにより、クライアントが適切な申告を行い、税務リスクを回避する手助けをします。

2. 煩雑な手続きの代行

忙しい業務の合間に、税務申告を完璧にこなすのは至難の業です。
税理士はクライアントに代わって申告書の作成や提出、税務署とのやり取りを行い、クライアントが本業に専念できる環境を整えます。

3. 税務リスクの軽減

税務調査が入った場合も、税理士がいることで冷静かつ適切な対応が可能となり、不必要なトラブルを未然に防ぐことができます。


池田氏のケースは、税務申告の重要性と税理士の役割を再確認する良い機会です。忙しい日々を送る皆さんも、税理士を活用することで安心して本業に集中することができます。税理士は、単なる数字の専門家ではなく、皆さんのビジネスを支える強力なパートナーです。

もし、税務に関してお困りのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。あなたのビジネスが健全に発展するよう、全力でサポートいたします!

ちなみに今回のケースだったら、もし私が顧問税理士なら、法人を設立して節税してもらうことを提案すると思います。
たぶん、税額が三分の一になるでしょう

ただし、月々の経理処理が必要になりますので、そこはアウトソーシングするなり、方法はいくらでもあるのです。

ご相談やお問い合わせは、こちらからどうぞ。お待ちしております!


注1: 福岡国税局告発のニュース記事(2024年4月1日)
注2: 池田恵理香氏のSNSコメントより

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