税理士試験って何？

税理士試験とは？

税理士試験は、税理士となるために必要な国家試験です。税理士は、税務に関する専門家として、納税者に対して税務書類の作成や税務相談などの業務を行います。

試験の概要

• 主催：国税庁

• 実施時期：毎年8月上旬

• 試験科目：全11科目から5科目を合格する必要がある

• 合格基準：5科目合計で270点以上（各科目満点は100点）

• 合格率：約3%（令和4年度）ちなみに、受験科目のそれぞれの合格率は20%位ですが、これを5科目合格する必要があるため3%になっています。

科目構成

• 会計科目（2科目必須）：簿記論、財務諸表論

• 税法科目（3科目選択）：所得税法、法人税法、相続税法、消費税法、酒税法、国税徴収法、住民税、事業税、固定資産税

科目選択制

    税理士試験は科目合格制を採用しており、5科目すべてを一度に受験する必要はありません。1科目ずつ受験することができるので、自分のペースで学習を進めることができます。

   多くの受験生が２科目程度から学習を開始するため、合格までには早い人で3~5年程度、平均で10年もかかると言われています。 ただ、これは、それだけ働きながら試験にチャレンジしている人が多い証拠とも言えるのです。 

   受験資格や登録要件に実務経験があることもあり、働きながら試験合格を目指す人が多いのも税理士試験の特徴なのです。税理士会の発表によると平均8年くらいらしいです。

受験資格

税理士試験の受験資格は、学歴や職歴によって異なります。詳細は国税庁のホームページで確認してください。

合格後の手続き

税理士試験に合格した後、税理士登録申請を行い、税理士会に入会することで、税理士として業務を行うことができます。

ブログで紹介したい内容

• 税理士試験の勉強方法

• おすすめの参考書・問題集

• 合格体験記