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第38回静岡リーグ決勝戦①

「敗軍の将、兵を語らず」とは言うものの、この2か月の取組みの総括として触れておきます。とにかく、勝った川崎プロが強かった。4回決勝で4回優勝。勝負強さの権化。そして自分が勝負所で弱かった。最終戦前でトップ目からの大転落。普段の鍛錬の差を見せつけられて血管が切れるほど悔しいですが、悔しがれるところまでは来たのかなと。前回はただ見てるだけな感じだったので。

1回戦 抜け番・キャベツ太郎
5人で戦う静岡リーグの決勝は、首位通過から抜け番を選択することになります。迷うことなく1番抜け。これがどうだったか。考えとしては「①連続で打ちたい」「②最終戦の抜け番選択はありえない」「③OKCに緊張した状態でプロ3人の卓に入ってほしい」という3点。③はかなり冷酷だが、2番手のプレイヤーにきつく接するのは礼儀とも思う。そしてその通りの結果でOKCはラス・ラスのスタートでかなり厳しい状況に。一方でプロが浮き上がってしまったのだが、全員が沈むことなどありえない。抜け番選択はまぁ正解という感じ。あとは5半荘休憩なしの極限状態で自分の集中力が保つかどうかがカギ。

2回戦 抜け番・望月p
東1局に①④⑦待ちのピンフドラドラ聴牌。立直からスムーズに自摸で2,000-4,000。加点にも成功して一人浮きのトップ。10.0ポイント差で始まった2番手との差は、2回戦で36.4ポイント差に。上々の滑り出し。画像は静岡リーグ決勝名物・マツキヨシステム。これが決勝卓の横にモニターで出ている。本当にすごい。出場者のテンションがめちゃくちゃ上がる、素晴らしい仕事。感謝。

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3回戦 抜け番・川崎p
決勝戦開始前、観戦記者に「作戦」を聞かれた。自分は「アドバンテージを持った自分が浮いている」こと自体が対戦相手にプレッシャーになるのではないかと答えた。連盟公式ルールはかなり素点が大事なルールだけれど、上位を捲りに行こうとすると相手の沈みが条件になるケースが多い、というか浮き沈みを作らないとなかなか差がつまらない。そういう意味では沈み状態の南3局、立直タンヤオ自摸ドラ1は相手の気持ちを削るアガリではないかと。苦手なジリジリした展開の中でのこれはいけるんではないかと。3人浮きの3着でポイントプラス。2番手とは57.1ポイント差。

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4回戦 抜け番・川崎p
3回戦とは一転して望月pのダマ8,000、復活のOKCの3,900オールなど高打点が飛び交う中、なかなか手が入らない。南2局にようやくチャンス手。聴牌だが巡目が遅く、待ちが最悪なので当然ダマ。「索子が変わったら受け換えしよう」と思っていたらポイント的に追い込まれたダニエルpがドラ切りで立直宣言。出あがり8,000は浮きこそしないが被害を最小限に抑える「かなり大きい」アガリと感じた。2番手とは41.5ポイント差であと2戦。ポイントを少し減らしたが、自分としては半荘をこなせただけ十分にプラスと勘定していた。

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佳境の5回戦、最終戦は明日、アップします。ちなみに、自分はここから負けますw

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