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書評

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読んだ本をレビューします。 ★1:途中で読まなくなった(カネの無駄遣い) ★2:惰性で読むことはできる(つまらない) ★3:可もなく不可もなく(普通) ★4:新しい知識を得られ行…
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#読書

2022年10月の読書ランキング

読書の秋、いかがお過ごしでしょうか。 今月は良書に数多く出会えることができましたが、「あれ、何冊読んだんだっけ?」とふと思い立ち、ランキング形式で記事を作ることにしました。 小説・ビジネス本・教養本が入り乱れてますが、面白かった順に発表しますので、読書好きな人の参考になれば幸いです。 1位「THINK AGAIN」評価:★★★★★ 中年や高齢者に読んでほしい本ですね。何故なら固定観念にバキバキに縛られているからです(笑)凝り固まった思考のデトックス効果があり、考え方や

2021年11月の読書レビュー(宗教・金融庁・自衛隊・政治)

今月読んだ本のレビュー記事です。 5段階評価で★をつけていきます。 「カルト宗教信じてました。」★★★ エホバの証人の信者の人生録。 閉鎖された世界で、価値観を洗脳する。貧困ビジネスに似ている。学識が無く、貧乏であるほど神に縋るようになる。 漫画形式で分かりやすかった。全てを宗教に依存してしまうのは、最大の思考放棄だと思う。 「金融庁戦記 企業監査官・佐々木清隆の事件簿」★★★★ バブルは証券会社の回転売買によって人為的に膨らませた相場だった。法人への大口売買は、

【書評】予想通りに不合理

「予想通りに不合理」という本をレビューします。行動経済学について書かれた一冊で、タイトルの通り「いかに人間は不合理な行動を沢山しているか」を解説した本です。本のなかで重要な部分も伝えていきます。 【評価】★4つ 【感想】長い。とにかく長い本で500ページもある。行動経済学について書かれており、新しい発見は沢山あるが、実験が多くて表現が細かすぎるので内容の70%は要らないと思う。 バンカーとして思ったのは、口座維持手数料にこれだけ反対論が多いのは、今まで無料であったアンカ

2020年5月の読書と書評

今月読んだ本のレビュー記事です。 【本の紹介とレビュー】 「知っておきたい感染症ー21世期型パンデミックに備える」 岡田晴恵 ★5つ! 新型コロナで感染症について知ろうと思い、購入。内容については記事を書いたので、そちらをどうぞ。 「メンタルの強化書」 佐藤優 ★2つ 数々の著書を出している作者に興味があり購入。しかし内容は一般論ばかりで面白くなかったし、活かせるものでもなかった。この作者の本は、もう買わないだろう。 「医者が教える正しい病院の

2020年4月の読書と書評

今月読んだ本の内容と書評を書いていきます。 「今週のニュースと雑記」はお休みします。 本記事の最後に雑記を書きますので、宜しければご覧ください。 【本の紹介とレビュー】「オーバーロード14巻 滅国の魔女」 丸山くがね ★4つ 王国が滅亡し、王国のキャラクターもほぼ全滅。14巻にしてようやく、ナザリックと渡り合える敵とのバトルシーンがある。あとがきでは「残り3巻」とのこと。法国を滅ぼして終わる予感。568ページとめっちゃ長かったな。 「1%の努力」 ひろゆき ★5つ

2020年3月の読書と書評

外出自粛要請が出されてるこの土日、如何お過ごしでしょうか? 更に今日、東京は雪が降ってます。 二重の意味で家で過ごすしかない状況ですね。 こういう時、読書を趣味にしている人はアドバンテージがあると思います。ビジネス書を読んで仕事用の知識やノウハウを吸収するのも良いですし、小説を読んで想像を膨らませるのも楽しい時間になります。 今月は本を15冊読みました。 先月に続き、月間最高記録を更新中です。 この記事では、読んだ本の内容と書評を書いていきます。 「今週のニュース

【書評】「天才を殺す凡人」著者:北野唯我

ビジネス書ですが、内容は小説のようなストーリー形式でサクサク読めます。 主人公は『凡人』、勤務してる会社のCEOが『天才』、CFOが『秀才』です。 まずそれぞれの特性が説明されます。 天才:創造性が強み。世界を重視する。 秀才:再現性が強み。知識・善悪を重視する。 凡人:共感性が強み。人との繋がりを重視する。 天才と凡人は価値の軸が違い、分かり合えない。 圧倒的に凡人の数が多いので、多数決で天才を殺す。 天才・イノベーションは既存のKPIで測れない。 だから