rakugo1000 (70) : 林家きく麿「首領が行く!」
概要
小学4年生のとある教室。見た映画についての感想を、先生が一人ひとりに聴いていたところ、吉田くんはVシネマで任侠ものを見たらしく、すっかり関西弁になっている。同じように別の任侠ものを見た竹井くんとは、兄弟の杯を交わし(牛乳で)、すっかり組のもの気取り。
ついには、隣のクラスとの抗争にまで発展。それに対して、先生がとった対策が…。
今日聴いた噺
19/09/20 末広亭九月中席夜の部
柳家小ゑん 長い夜・改II
古今亭志ん陽 粗忽長屋
翁家勝丸
林家彦いち 遥かなるたぬきうどん
三遊亭白鳥 新ランゴランゴ
林家正楽
林家きく麿 首領が行く!
プチメモ
末広亭九月中席の楽日。不思議な並びの席でした。冒頭とお尻が新作っぽいw でも中は重鎮揃いで古典な感じっていう。妙な魅力で、結局4日も行っちゃった。
今日は、仲入り前の小ゑんさんから。いきなりの「空ですっ!」「大地ですっ!」にそれだけでニヤニヤ。
彦いちさんの「たぬきうどん」に白鳥さんの「ランゴランゴ」ってまぁ、もう江戸の風は微塵も吹かないw 歌謡曲呼吸法とか、黒人落語家とか、おかしいよねぇ。
正楽師匠が、ご注文で2枚目を切るときに、大人の男の人が「紅葉狩り」って言った直後に小さな女の子が「おすもうさーん!」って叫ぶハプニングがあり。本来ならば順番優先なのだけど、小さな子だったこともあってお相撲さんを切るということになったものの、紅葉狩りの方に「後で寄席の係員さんに渡しておくので」と…。なんてお優しい。。。
きく麿さんは、最後、噺のあと、これまでは小林旭を歌ってたんだけど、今日は突如プーさんコスチュームに早変わりし、「森のくまさん」を小林旭バージョンで歌った。身体張ってるよなぁ。。。寄席芸人道まっしぐら、だね。ステキでした。
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