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rakugo1000 (133) : 立川志ら乃「グロサリー部門」

概要
息子が学校の宿題の作文の題材に困っていたところ、スーパーマーケットのお惣菜売り場で部長をしているお父さんが話をはじめる。最近よくいるクレーマーが「半額シールが2枚張ってあるから、半額と半額でタダだろ、これは!」とイチャモンをつけてきた、と。そのクレーマーに対して丁寧に事情を説明する、お父さん。そして、なんとか帰ってもらったという。息子が「でも、半額の上に半額だったら4分の1の値段になるはずだよねぇ」と言い出し「そりゃぁ、もちろんわかっているよぅ」と和む家族。
そして、そのクレーマーはまた別の日にもやってきたのだが…。

今日聴いた噺
19/11/22 下丸子らくご倶楽部
林家たま平 反対俥
古今亭始 野ざらし
鈴々舎馬るこ 闇のたらちね
林家彦いち みんな知っている
立川志ら乃 グロサリー部門
桃月庵白酒 厩火事

プチメモ
今年最後の「下丸子らくご倶楽部」。大好きな会ゆえ、ほぼ毎月のように通いました。すごく地域寄席な感じだから、お祖父ちゃんお婆ちゃんが多いのだけど、なんといっても師匠方のトークコーナーがねぇ。いいのよ。
冒頭の若手バトルは今回は古今亭始さんの勝利。始さんの「野ざらし」聴きながら誰かに似てるなぁ、と思ってたんだけど、まだいまひとつ誰かわかりきらない…。馬石さんかなぁ、とも思うんだけど、小痴楽さんぽさもあり。もっと誰か、近い人がいたような。
最近たま平さんはメディア露出が多くて、根岸ぽいなぁ、と思うわけですがw
トークで4師匠の今年の事件簿を聴いたりして和んだあとに続く怒涛の新作・改作嵐w もうこのままだと白酒さんもそっちか!?と思ったくらいだけど、さすがにね。お得意の「厩火事」で締め。 
馬るこさんの最近聴く古典改作嵐が結構気に入ってて、今日もどえらい「たらちね」が聴けて楽しかったです。連続で古典改作ばっかりやる独演会とかしてほしいw
志ら乃さんのこの噺は、「しゃべっちゃいなよ」で生まれたんだね。そう思うとやっぱりあの会が果たしている役割はハンバない。彦いちさんが隔月で苦労をしている甲斐が、ね。

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