rakugo1000 (218) : 古今亭文菊「崇徳院」
概要
あるお店の若旦那が寝込んでしまった。どんなお医者様にみせても病が分からず難儀する両親。そんななか、どうも心の病ではとなり、子供の頃からの親友クマが話を聴くことになる。
すると、10日ほど前に、上野の清水さまの茶店のところで出会った美しいお嬢さんに恋煩いをしたのだという。お嬢さんが茶袱紗を落としたのを拾ってさしあげ、そのときに短冊に恋心を匂わす崇徳院様の句の上の句を書いてもらったのだと。
一体どこのお嬢様なんだと聞くと、まったくわからないという。そこからクマは若旦那のため