「SHARKS Jr.」 中高生のための中距離クラブチーム 創設します。
こんばんは、SHARKSの田母神です。
みなさん、SHARKSってそもそも知ってましたか?
僕の所属している阿見アスリートクラブのトップチームの愛称を「SHARKS」って呼びます。
日本の陸上界ではあまり馴染みのない風潮です。
例えば、サニブラウン君が所属していた、フロリダ大学の陸上部は僕の野球チームの名前と一緒の「ゲイターズ」なんです(笑)
そんな感じで、僕たちのことを「SHARKS」と呼んでくれる嬉しいです✌︎
というわけで、本日の本題です。
2021年より、中高生の中距離選手のためのクラブチーム
「SHARKS Jr.」
を創設することになりました。
中距離をやりたくても、指導者がいない、練習パートナーいないなど、困っている中高生の中距離競技者のために、僕たち「SHARKS」メンバーが指導するチームになります。
実は私が阿見アスリートクラブで一番やりたかった事業でした。
話が遡ること、2017年。当時、現在のTWO LAPSがNIKE TOKYO TC (以降NTTC)だった頃ですね(笑)
↓1年目の私と横田さん
生意気だった私は、中大の寮を退寮してNTTCの練習拠点に引越しをしたいと藤原監督に相談したところ、ご快諾いただき、練習パートナーだった中谷さん、そして現在の上司の楠さんの3人で、シェアハウスをすることとなりました。
↓アメリカ遠征🇺🇸
2017年から横田さんに本格的なコーチングを受けさせていただくことになり、当時から横田さんには将来なりたい自分がなんなのか、常に考えて今やるべきことを選択しなさいと、競技のコーチングよりも多く言われてきました。
その中で、当時から僕のSNSに中距離の練習ってどうしたらいいんですか?と質問がDMで来ることが頻繁にありました。
それほど、中高生の中距離に取り組む場所というのはこんなにもないのかと衝撃を受けました。
そのような背景から、将来は
中距離の特化したクラブチームを作りたい!
という夢ができました。
そのために、今のうちから私が持っている中距離の知識をアウトプットする機会を作りたいということで、横田さんに相談しました。
そうすると、大学生の私の立場を考えて、個人でやるのではなく、クラブチーム事業をしている、楠さんのお父さんに話しを聞きなさいとご紹介いただきました。
そこで現在の楠理事長に阿見の名前を使って陸上教室を開くことの許可をいただき、阿見アスリートクラブ中距離陸上教室を開催することができました。
↓沖縄での陸上教室の様子
まさか、この時将来自分が本当に阿見ACのユニフォームを着て走るなんて想像をつきませんでした、、(笑)
そんなこんなで、2020年から阿見アスリートクラブに就職することとなり、ついに中高生向けの中距離陸上クラブを作れる!と思い就職した私でしたが、、
2020年の2月のオーストラリアで合宿をしている際に横田コーチに中距離クラブチーム創設する話をしたところ、
今のお前にそんな余裕あるの?指導する中で自分の競技の結果を出し続けることができるの?
と一喝されました(笑)
不貞腐れた私は、
「日本選手権3位以内に入らなきゃ陸上やめます」
とまで豪語して、中距離クラブチームを作りたいと駄々をこねていました、、
↓オーストラリアにて、バチがあたったのかアナフィラキシーショックで倒れた直後(笑)
今、考えると昨年、社会人一年目で迷走していた自分がジュニアクラブチームを持っていたらと考えると、競技までも疎かになっていたなと感じています。
そして、昨年の日本選手権は12位(笑)
競技引退するところでした、、
しかしながら、昨年一年で、私が将来やりたいこと、阿見アスリートの田母神一喜としてやらなければいけないことが定まり、来シーズンに向けて希望と熱意を持って、最近は生きています。
そして、「SHARKS」の2021年の新規事業として、
「SHARKS Jr.」
を結成すると決めました。
この背景には、まず日本初の中距離クラブチームである私たちが中距離普及のために行動しなければならないという使命感が背景となっています。
私たち、阿見ACの楠理事長も「SHARKS」結成の際に、中距離の競技普及、そして中距離選手が社会人となっても世界に挑戦する競技環境を整える、中距離会のロールモデルとなっていく存在にならなければならないとおしゃっておりました。
そして、中距離選手として活動する中で、私たちが中距離を競技普及を若いジュニア世代の選手に僕たちの取り組みの中で還元できることを、精一杯やりたいというのが私たち「SHARKS」の強い思いです。
正直にいうと、私たちは指導者としての指導力は今まで経験が浅いため、完璧な指導はできないと思っています。
私たちも選手であり、中距離で世界を目指す日本トップクラスの選手として、ジュニア選手に背中を見せ続け、この想いを身近な立場として共有していくことが、私たちができる最大限のコーチングだと思っています。
私たちが中距離の魅力を伝え、競技の可能性を広げることで、ジュニア選手たちの将来が少しでも変わればいいなという私の夢です。
私は中距離という競技が大好きで、中距離のやっている仲間もライバルたちも何故か大好きなんです。
↓大好きなミドルの仲間たち
これはやったことしかない人にしか、わからない感情だと思います。
もっともっと中距離会が盛り上がるために熱意を持って進み続けます。
本当はジュニアチームがどのようなものにしていきたいかの詳細を書こうかと思っていましたが、バックグランドと想いを書きすぎました(笑)
それは次回のnoteに書こうかと思います
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
©︎EKIDEN NEWS 様 高校時代の私と飯島
指導する高校生にはインターハイ優勝させたいな、、
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