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シタチノ第8回公演「輝々」の話

シタチノ第8回公演「輝々」を見に行ってきたよという話。
もう長くなるのわかってたのでツイートするのをはじめから諦めたよ、というお話。
相変わらず読みやすさに配慮してない投稿ですごめんなさい。

最初に言う。
「輝々」のDVDの予約、今日までだから、今日6月30日までだから、あと2時間くらいだから、これを見たら今すぐ買って。
通常盤ならたった4,000円だから買って。
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さて、思いついた順にいきましょう。

まずは若菜くん!
亘をやるために若菜くん存在してる?っていうくらいとてもよく似合う役だったなぁ。
若菜くんに当て書きしたのかなと思ったけど、まっつんさんのラジオで亘が先と。
はーーーよくこんなに似合う人がいたもんだ!
不器用で頑固で、でもとってもピュアで素直で熱い人。
若菜くんからにじみ出る熱量が亘そのものすぎて大好きだったな。
一番はじめの納涼祭のシーン、「まぁ、まぁ、、まぁ」のセリフで、ニヤニヤしちゃってるのほんとタダの高校生だったし、美月と一緒に踊るシーンの笑顔は、本当に楽しそうで見ていて幸せハッピーだったし、怜が未央のよさこい参加を許した後、亘と話すシーンの亘の落ち着いた笑顔も素敵だったし、最後の演舞のときの弾けんばかりの笑顔に泣かされたし、ずーっと笑わないのに要所要所で見せる笑顔が本当によかったなぁ。
何が言いたいって、この表情、全部違うんですよ。
いや当たり前っちゃ当たり前なんだけども、とても魅力的だったんですよ。
疲労骨折前後の苦悩する表情もこちらの心を掴んで離さなかったし、ぐいぐい引き込まれてしまったし、結果泣かされるし。
若菜くん最高か。うずらさんにご出演のときから思ってたけど最高か。
若菜くんはまちょさんと同じだった舞台でお見かけしていたときからずぅっと気になる俳優さんだったから、ここで世界線が交わって本当に嬉しかったんだ。
無骨な感じ、似合ってたなぁ。
嘘とか絶対つけないくせに、下手くそな嘘で自分の弱いところを隠そうとする不器用な人。
良かったなぁ。本当に良かったなぁ。

フラッシュ苦手なんだよ!っていうの、本当にちゃんと写真撮られるときにお目目パチクリしてて、そういうとこ!!!好き!!!ってなりました。
スマホに変わってからはパチクリしないんだもの、そういうことよね!
よーーーく見てると、わりと合宿前半から足痛めてるんですよ。
早く休めよ!って思わずにはいられなかったなぁ。

シタチノさんの後夜祭で、亘と美月は両片思いと聞いて、え、え、それってさぁ、ってなる女子きっとたくさんいると思うんだけど、亘はさ、美月のこと忘れられないまま朱里と付き合ってるってことよね?
え、それって朱里はどんな気持ちでいればいいのよ、え、ちょっと、って思いつつ、そんな違和感がちーっとも感じないということは亘も大人だし、朱里ちゃんの器の大きさよ。
美月が叶えたかった夢も一緒に背負って朱里が生きてるってことじゃない。
朱里は美月の後任と言われてもおかしくないのにさ、でもそんな話出てこない。
朱里がつぶやく「公認、か」のセリフ、1回目聞いたとき「後任」と脳内変換されちゃったのよ。
でもさ、「公認」ということはさ、亘の身の回りの人、ひとりも「後任」とは重ってないってことよ。
だから、美月ちゃんは亘のこと大好きだけど、亘は鈍感すぎて、自分の気持ちの名前が「好き」だと気づかないまま事故の日を迎えちゃったんじゃないかなって。
美月がいなくなって、その存在の大切さに気づいて、なお落ち込んで。
そんな感じだったんじゃないのかな。
亘の気持ちの切り替えも大変な苦労だったんだろうなぁと思わずにはいられなかったよ。
朱里の話はまちょさんのところでいこう。最後の方だな。

でね、降板があって、ほなみちゃんに美月役が変わるわけじゃない。
たぶん、同じ名前の、同じことを言う、全然違う人なんだよ。
若菜くん見てると「どーんとこい!」って言ってくれそうな気がして。
きっと稽古でもそうだったんじゃないかなって。
若菜くんだったらきっとなんか平気だなって、そんな風に思ってた。
これをまたまっつんさんがほなみちゃん用に本を書き換えてくれてさ。
台本では、「わっちゃん!」なの。
見ればわかる。そこにいるのは「わっちゃん」じゃない。「亘」なの。

若菜くんがくれば、次はほなみちゃん!
はじめからこの役だった?そうだよね?と思わずにはいられない素敵具合。
最高カヨ。
「亘〜!」の呼び方から醸し出される生命力の強さ(ってまっちょさんが言ってて激しく同意した)、いやもう最高。
美月の底なしの明るいキャラクターが「亘〜!」というセリフひとつだけで伝わるってすごいよ。
台本では、「わっちゃ〜ん!」なんだよ。
ほなみちゃんの美月の隣に立つ亘は「亘」だよ。
美月がほなみちゃんになって、もちろん美月も違う美月になっているんだけど、亘のキャラクターも変わった、いや、変えてきたと思ってる。
若菜くんの亘、絶対「わっちゃん」じゃないんだもん。
美月が亘の手を引いて「早く!」っていうのもあまりに自然でピュアで好きだった。
片想いよな〜わかる〜そういうことする〜私も恋したい〜ってなった。
亘と話しているときだけちょっと得意げになるのもあまりに美月だった。
きっとめちゃめちゃ優しくて、仲間想いで、シタチノさんの後夜祭で、きっと誰かのことをかばって死んじゃったんだって思った、ってまちょさんが言っててちょっと泣いた。
わかる。すごいわかる。
美月を生きてくれてありがとう。
短い稽古期間でこんなに素敵な美月に出会わせてくれて本当にありがとう!

御堂くん!
あんなお兄ちゃんがほしい〜!!!
きっとあれだよ、妹が彼氏つれてくるといじけちゃうやつだよ!
ものすごくクールでかっこいい役だな〜と思っていたらシスコンって、何このギャップ。
そんなの好きになっちゃうに決まってるじゃない。
「お前には無理だ!」のセリフでぴっくりしてしまって。
すごく良い声で怒鳴るんだもの。
私も妹がいるから、その気持ち超わかるってなった。
妹が大切だから、守りたいから、よさこいやらせてあげたいけど、その気持ちにも蓋をして、興味もなかったくせに代わりによさこい始めて。。。
ああなんて優しいお兄ちゃん。。。
納涼祭のお客さんの中で、怜と未央だけ本役だ!と千秋楽で気づいてしまって、怜と未央が言い合うシーンで感情がぶわぁってなった。
輝々の演舞の前、いつもちょっぴり泣いてる御堂くん。
纏やっている姿、本当にかっこよかったなぁ。惚れ惚れ見てしまったよ。
軽率に推しが増える私、御堂くん間違いなくネクストバッターズサークルにいるもん。

その妹、未央ちゃん。ななみちゃん。
なんてかわいいの〜!!!ピュアピュアガールここにあり!
「お兄ちゃん!」と呼ぶ声がまぁなんとかわいいこと!
そりゃお兄ちゃんもシスコンになるよ!
「なんで、なんでだめなの」が小学生かのごとくのかわいさ。。。
一際キラッキラしてたなぁ〜。
ブリリアントに向かう道中の「誰か、誰か優しい人!」がおかしくておかしくて(笑)
全力の下手な演技なんだもの、おかしかったな〜。
かわいいだけポジションかな、と思ってたら、つむちゃんとのやりとりが熱くて。
よさこいが好きで好きでたまらない人、ここにもいたなって。
「やりたくてもできない人だっているんだから」を言ってはいけないよ〜と大人は思いました。
誰もが黙る最強のセリフ。それをめっちゃ怖い顔で言ってた。普通に怖かった。この子と仲良くなりたくないと思った。たぶんつむちゃんも同じ気持ちだったと思う。うん。(だからこの後一緒に踊ることになるのが胸熱展開なのだ)

愛里ちゃん!
もーーー好き!!好き好き!!
久遠ちゃんみたいなキャラクター大好き!!!
後夜祭でも話題にあがったけど、ゆういちくんのこと怒るシーン、これ中学とか高校の合唱祭で「ねぇ男子!怒」ってなると同じだと思っちゃって、黒歴史を思い出した私でした。
本当に、その場は凍りつくわけで。練習もそこでおしまい。
でもその次の日から見違えるほど良くなったし、結果優勝したんだよね。
あのときと同じだ、、、と思い出さなくてよかったこと思い出して感情ぐちゃぐちゃで久遠ちゃんのシーン見てたなぁ。
あんなときに、竜彦みたいな人がいてくれるのが本当に嬉しいんだよね。
あとで先生に「嫌われもの、よくやったね、本気度がよくわかった」って言われて。
でもな〜なんであれしかできなかったのかな〜。
もっと良いやり方あっただろうに。。。
まっつんさん、私の脳みそのぞいてました?

久遠ちゃんと朱里のやりとりのシーン、まちょさんが安心して愛里ちゃんに甘えてるな〜というのが伝ってきて、あのシーン大好きだな。
あんなお友だち、いや、相棒、という表現がいいかな、そんな人がいたらなぁ。
「誰がコンコンだよ!」のところ、怜の顔つかみにいくのほんと面白かった!
すごくデジャブと思ったのは、タンピングランマーで逆をゆういちくんにやられてたからかな!

ビヨンチェのアイロニスト、タンピングランマーの看護士、そのどれからも想像できない愛里ちゃんだったな。
ビヨンチェのときから大好きだけど、もっともっと大好きになった。
タンピングランマーのあたりから何か変わった?っていうくらい愛里ちゃんお芝居うまくなった気がするの気のせいかな?
めっちゃお姉さんになった。お友だちになってほしい(同い年です)
久遠ちゃんの芯の強さは、愛里ちゃんの芯の強さ。
かっこよかったです。

大ちゃん!
ビヨンチェの大ちゃん
カツロの大ちゃん
タンピングランマーの大ちゃん
輝々の大ちゃん
全部違って全部好き!
わりと役者の方向性はまっつんさんに近いものを感じてて、全部大ちゃんなんだけど、全部違う人なのよ。しかも全部かっこいい。
愛里ちゃんと同じで、ビヨンチェのときからずっと気になる俳優さんで、年を重ねるごとにどんどんかっこよくなってる気がする。
他の大ちゃんも見てみたくなるもんなー。
シタチノ作品ばかりで北区ACTさんは飛龍伝しか見られてないから見たいのだよ。
北区ACTに出てる大ちゃんまーじでかっこいいからみんな見て(布教)。

後夜祭でもラジオでも聞いたけど、「大ちゃんが楽しそうでよかった」ってみんな言うのはなんでじゃろ?
めちゃめちゃいじられてたみたいだけど(笑)
素の大ちゃんってどんな人なのかなぁってずっと思ってて、前夜祭でちょっとお話してみたけどわからなくて(めっちゃ緊張してませんでした?(私がな))、もっといろんなお話したいなぁという俳優さんです。
あ、ヘアセットでムースもりもりにするのはなんかわかる。私も同じ。
今の髪型が私が好きなのでそのままでいてください(ソウジャナイ)

えいちゃん役、本当に大ちゃんにピッタリだったな。
ゆういちくんとの掛け合いが本当におもしろくて。
このふたり本当に仲良しなんだなぁって。
役で仲良しなのはもちろんだけど、中の人同士がきっととっても仲良しなんだと思う(笑)
若菜くんがいいこと言ってるのにふざけてて、後ろから紗良にどつかれてるところまでセットで仲良し感満載で好きだった。
いやこの温度差の演出を加えたまっつんさんに拍手喝采なんだが。
ゆういちくんを追いかけて行って、戻ろうよ、ってお話している姿がかっこよかったんだぁ。
「あれ、なんで俺こんなに必死になってるんだ?」というのもまたおかしくて。
えいちゃんという人がとても愛おしく見える、そんなシーンでした。

客入れ芝居のときの大ちゃん
あの演出はゆういちくんだったと聞いてわらっちゃった。
いやそうなるよね、わかる、わかるよ、オタクってそういう生き物よ、知ってる、ってなった。
大ちゃんのランダムブロマイドを最後にカラにしたのは私です。
またすぐに会いたいです。シタチノにもまた出てください(強欲)

紗良役、よりちゃん。
いや〜はまり役だったな〜。
ゆういちくんの伊織と一緒に、なんか叫び出すところ、「そんなことする人なの!?」と驚いてしまったよ。
あまり運動とか得意じゃなさそうだけど、実はよさこいがとても好きな感じがとてもよく伝わってきたな。
伊織とえいちゃんのツッコミ係、ピッタリだった。本当に。

綾津さーん!
いや〜いい母ちゃんだったなぁ〜!
月花のみんなが到着した後、ずーっとゲラゲラ笑ってるの大好き!
ちょっぴり頼りなく見えて、たぶんすごくしっかり者。
「みんなの母ちゃん」という感じがとてもよく似合ってたな〜。
まっつんさんにわりと強めにツッコミ入れてるけど、全部とても楽しそうで。
それを受けたまっつんさんもニコニコしてるんだもの。
10年くらい夫婦やってます?感あったな。
つむちゃんがよさこいやると決めたとき、袖でまっつんさんとキャッキャやってるのがなんだかもう愛おしかったのよな〜。
いちばん見てみたかった綾津さんがみられたような気がする。
すごく好き。

そしてそのつむちゃんよ。ゆきのちゃん。
未央ちゃんとのシーンは胸が痛かった〜。
いちばん好きなことを親しい人に否定されたら、そりゃへこむよね。
私だったら「そんなことないもん!」ってマジギレしてると思うんだけど、つむちゃんは閉じちゃったのよ。
よさこいなんて私はやらない、と言う声には「やりたい」の想いがのってたように聞こえたんだよなぁ。

その心を開いた兵藤さんよ。やましー。
めっっっちゃくちゃ大事な役どころなのよ。
最後の最後まで表情ほとんど変わらんのよ。
不器用も不器用、でもものすごく思いやりのある優しい人。
よさこいで最高の表情で踊ってたの、いやギャップよ、最高よ。
客入れのときのヨーヨー屋さん、やる気なさそうに見えて楽しそうなのとっても好きでした。
あんなおっちゃん(に見えた)が店主だったらヨーヨーやっちゃうわ。
あと獅子舞の扱いも違和感なし。素敵。下町の民の私、すごく嬉しかった!

カイル!ことりさん!
なんといっても芸能人ネタ!ほーんとに笑わせてもらった!浅野温子、金八先生、VIVANTのドラマ、に出会ったかな!今日は誰かな〜と想像しているのが楽しかった!
髪束ねてるのにやる人によってはわざわざほどくんだものw
「そうそうそうそうほうれんそう!」も大好きで、千秋楽で「ベーコンと一緒に食べると発がん性物質がたまるらしいよ!」も笑ったし、「ゆでるとビタミンCは流れ出ちゃうんだよ!」も笑った!小ネタ入れてくるの何w
みんなで袖にはけていくとき、ゆういちくんが道間違えて、大ちゃんから「逆!逆!!」って言われてるとき、ボソって「しっかりしろよ」っていうのが面白くって面白くってw
ことりさんどこかでお見かけしたな〜とずっと答えが出なかったんだけど、相棒のドラマで殺人鬼やってたわ!と気付いてギャップに驚き!
どこまでもエンタメを生きる方だな〜。
そこにいてくれるだけでワクワクしちゃうの。
あの体の大きさで軽々側転しちゃうんだものそれも素敵だった!
つむちゃんが説得されてるところでハートマークしちゃうの毎回違ったし、土下寝も面白すぎたし、ちゃんとカラコン入れてたのよね!芸が細かい!そういうとこ好き!
ぶっちぎりおもしろいキャラクターだから、亘が怪我したとき、「いちばんつらいね…」とポソっと言う姿がなんとも切なくてグッと来た。。。
個人的にMVP。本作にはなくてはならないチャーミング枠でした!

オリビア!咲き子さん!
登場シーンのあのテンションの高さ本当好き〜!オリビアのために存在するのではなかろうか!最高!
まっつんさんか、まちょさんのラジオで、「オリビアが来たと思った」って言っていたけど、まさにそれよ。
なんの気なしにゆういちくんの手を取ってしまうのとか本当にもう!もう!!!
誰がVIVANTのドラマだよ!のときに、ちゃんとスマホ持ってる仕草してたの本当かわいかった〜!
「Aタイプ♪」の言い方がとっても好きでした!

粕谷さん!パパ!
「俺が何も考えずにこれで良かったって言ってると思うか!?」のセリフで泣きました。
仲間思いでいつもニコニコしてるのに、このシーンだけ本気なんだもの。
心の熱さがひしひしと伝わってくるシーンだったなぁ。
最初の演舞が終わったときからちょっと辛そうにしているのよね。たぶん。
回数重ねて見ると、ここからちゃんと続いているなというのに気づける。
パパは粕谷さんそのものだったんじゃなかろうかと思うくらいかっこよかったな。本当に。熱い人だった。

稽古さん!母さん!
最初に!こんなに素敵な振り付けをありがとうございました!!!
笑顔がとっても良くて、こんなに楽しそうなみんな見たことないよ!
シタチノさんの公演で過去イチ楽しそうだった!
舞台の上だけじゃなくて、普段からみーんな仲良しなんだろうなぁ、本当に楽しいんだろうなぁって見ていて思っちゃったもの。
皇の演舞のラストの口上、目の前に稽古さんがいて、あの迫力に毎公演圧倒されて。
初日には涙が止まらなかったし、何回見てもぐわぁってなる。
胸ぐら掴まれて逃げられない感覚。
輝々の方では、繋がりの深いメンバーの組み合わせの振り付けがあって、見てると「あのシーンよかったな」と脳内を駆け巡るあの感覚が最高に心地よかった。
そこは間違いなく納涼祭の舞台だった。
それにしか見えなかった。
書いてたら稽古さんの太陽みたいな笑顔思い出しちゃったじゃん。涙出てくる。

亘が怪我して、部屋を後にするとき、ちょっとだけ立ち止まるのよ。
あの一瞬に母としての想いが全部こめられてる気がしてならなくて。
亘なら大丈夫。そんな覚悟も見えた気がして。
いっぱいいっぱいつらかったんだろうな。
よさこい続けたいのにさ、父ちゃんは体力の限界だしさ、息子は大事なときに怪我するしさ、母ちゃん最強だよ本当。

柿の葉さん!あゆりさん、という役名だったのか!とあとで知った私。
最初の皇の演舞前、写真を撮ってるシーン大好きで、ものすっごいやる気ない顔でひげろーのソロ写真撮っちゃうあの顔大好きなの。
「しゃーねーなーめんどくせー」って顔!愛がいっぱい詰まってたよ!
演舞中の笑顔も最高でさ、お顔から星飛んでるんじゃないかなって思ったもん。
今もずっとまちょさんのスマイルからは「ぱあぁぁぁぁぁ」っていう効果音が聞こえるんだけど、柿の葉さんのスマイルからは割と強めに「キラキラキラキラ」って聞こえる。ほんと好き。

そしてその相方、るり役のまいこさん。
社畜から解放されてきました〜って笑顔で怖いこと言ってるけど、あれ、お仕事も頑張ってる人じゃないと出ないセリフだと思うんだよな。
マジのブラックにいると社畜って言わなくない?
仕事もプライベートも全力疾走の人。なんか私にちょっと似てる気がした。
「厄除け行った方がいい?」「付き合うよ」のあゆるりの掛け合いに愛が溢れてた、、、あのシーンとても好き。

そして踊り子さんのみなさん!
あやめさんはフラダンスをあまりに自然な流れで入れてくるんだもの、違和感がないって素敵よ。
魚肉ソーセージ食べてるのおもしろかったなぁ。
なほさん、樹里さんの、「若さだよね〜」「肌交換して!」の掛け合いが小気味良くて好きなシーンだったなぁ。
「肌交換して」がマジすぎてちょっと怖かったもん。ちょっと引いた(褒めてる)
ひめかさんは、この人バレエできる人だ!と一発でわかるしなやかさ。
よさこいとはいちばん遠くにありそうなのにこれはこれでありだったなぁ。

いや長いな、シタチノさんを残すだけになりましたかね(ゼェゼェ
それでは愛重めでいきましょう!

いっちーさん!
まず、あのエセ関西弁なに!w
日本人の役だけど、アジア系の留学生で、たまたま留学先が関西圏だったから、関西訛りの日本語を覚えちゃったのよね!って思ったものw(これは「面」に出てくるマソさんの印象が強すぎた影響)
すまんな、職場にリアル大阪人ばかりだから気になって気になって仕方なくて、でもそれが最高におかしくてw
まっつんさんへ、そろそろまともに喋れる役をいっちーさんにあげてくださいw

最高に愛される変な人の役どころ。竜彦。
最初の登場シーン、いっちーさんってこんな役もできちゃうんだ〜と好きが深まる瞬間だったな〜。
ノートにどんなこと書いてたんだろ?
途中衣装を変えるタイミングで靴下の色も変えるオシャレセンスが竜彦らしくて好きだったな。細かくて伝わらない選手権で1位取れる。いっちーさんいわく、まっつんさんが「変えて」と言ったそうだよ。クルー丈なのがまた可愛いのよね。

久遠ちゃんと話しているシーン、竜彦がちょっぴり寂しそうなのが素敵シーンだったな〜。あのシーンとっても好きなんだよな〜。
竜彦って、いつもあのテンションなんだと思ったら、その裏できちんとみんなのこと見てくれてる。
好きなだけじゃなくて、きちんと自分の役目でしっかりと支えてる。
そんな竜彦のこと、きっとみんな知ってるんだろうな。言わないだけで。

ゆういちくん。
愛されるヘッポコ、伊織くん。
練習を投げ出す姿はゆういちくんそのものだったような気がしたけど(笑)そういうこと普通に言っちゃう伊織らしさが全開だったシーンだったな〜。
ゆういちくんが、舞台の上でニコニコしてるのって、ひらがなで「にこにこ」って書くような表情をするのよ。一歩間違えると「ニヤニヤ」になるんだけど(これは「潤いたくて」の青木純平を見て)、この「にこにこ」がある限り、全員手を差し伸べたくなるのよ。
それを悪いと思ってない、いや、気づいてない愛されるべきヘッポコ。
なんというか、ゆういちくんのためにある役。
ゆういちくんでハマりすぎてるので、他の人で見たくない説あるもん。

まちょさん。もう書くことがありすぎて良い言葉にならないけど許して。
朱里役。まちょさんそのものじゃん。
誰にでも優しくて、支えになって。
みんなの前では前向き笑顔なのに、本当はひとりで抱えて悩んで。
きっと久遠にはなんでも話せるんだと思う。
いや、久遠の聞き方が上手いのかな。
信頼できるメンバーには泣きそうな顔で「大丈夫だよ」と言う。
もうまちょさんじゃん。その人そのものじゃん。
亘が怪我をして、「出演を辞退することにした」と話す目には覚悟が見えた。
その一方で、「私のお願いを聞いてください」と話すときには目からは涙がこぼれ落ちそうな顔をしていて。
つらいよね、そうだよね、という気持ちがそれだけで伝わるの。
まちょさんのクルクル変わる表情が好きと、いろんな人に言ってるけど、それそのものよ。
まちょさんの強みがいーーーっぱい活かされた役。

亘がさ、まだ美月のこと忘れられないでいるくせにさ、それでもなお亘のこと大切に思っていてさ、亘が話聞いてくれないから全然伝えられなくてさ、それでいて輝々の演舞の前のハグよ、なにそれずるい。この展開ずるい。
亘がその思いをしっかりと受け止めたとき、一気に溢れ出た感動よ。

初めて亘と出会ったあの日、朱里はどんな気持ちだったのかな。
このシーンの照明めっちゃ好き。と思ったらちゃんとト書きに書いてあった。
まっつんさんの演出か!くっそくっそ悔しいな最高だ!
朱里の電球。亘の電球。両方の気持ちが揃って全部明るくなる。
小さく灯った希望だったんだよきっと。
たくさんのメンバーが増えて、どんどん明るくなって…。
…泣けちゃうな。

月花のメンバーみんな、朱里の人柄をわかっていて、支え、支えられているんだなって。
え、シタチノそのものなのでは。好き。

最後。まっつんさん。
急遽ひげろー、えーとシゲさん。
最高すぎました。本当に。輝々を書いてくれてありがとう。
この世界に出会わせてくれてありがとう。
きっと舞台上からも見えてたであろう、初日に嗚咽するほど泣きじゃくる私の姿が全てです。
終演後もすぐに泣き止むことなんてできなくて、びしょびしょの顔で物販のさあやさんに「台本ください〜泣」って言ったもん。

台本読んだのよ。あるあるなんだけど、結構違うんよ。
目の前で見たソレが最高なの。
初稿から「これ言わんな」とセリフ結構変えたと聞いて、これならしっくりくるな、と感じとるまっつんさんのセンスが素敵。
めっちゃピッタリくるの。
当て書きですか?って聞いちゃったもん。違うのよ。
てなるとだよ?
よくこんなにピッタリはまる人たちがいたもんだ。。。
過去に共演したことのある人でも、シタチノさんからオファーしたんじゃなくて、オーディションに申し込んでくれたっていうのが嬉しくて嬉しくて。
ありがとうだよ。本当にありがとうだよ。

最後の演舞のシーン、誰もいない舞台だよね?と気付いていたので、客席で拍手があること自体おかしいな?と思いつつ手が動いたのは演舞の熱量のせいです。
若菜くんが「あれは俺の幻聴と思うことにしてた」と聞いてこれも後夜祭の会場で泣いた。

まっつんさん自身もロマンチスト、と自分のことを表現するけれど、その通りすぎて。
ビヨンチェのときにも思ったのだけれど、まっつんさんの作品、最後の最後に大どんでん返しとかないの。
なんなら途中からオチが読めてくるのよ。
想像できる範疇にあらすじがあるの。
ビヨンチェのとき、河川敷のときと登場人物もお話も構成はとてもよく似ているし。
でもなんでなの、毎度胸ぐら掴まれて離してくれないの。
何度でも繰り返し見たくなるの。
いいから見て!!!と全世界に叫びたくなるの。
見終わると、よし、明日も頑張ろう、ってなる。
シンプルで、頭空っぽにして、感じ取ったことをそのまま素直に楽しむことができる。
それでいて細かいところに演出が効いていて、何度見ても新しい気づきがある。
まっつんさんの作る世界が好き。やっぱり大好き。

声を大にして言っておく。
ほんっっっとうに笑わないまっつんさんが、ハイパーキラッキラ笑顔で舞っているの。
迷っている人いたら、DVDは買ってください。買って。まじ買って。

長くなりすぎたのでそろそろまとめますが、これを書くにあたって、台本やらパンフやら読み直したんですよ。
ちょっと興味本位でいくら使ったのかな、って計算したんですね。
とんでもない額を使っててびっくりした。
私ランダムって基本買わないんですよね。
なぜコンプとか言い始めた?
タンピングランマーのときからだな。
年に一度だけだよ?といいつつ、年に2回本公演がないと泣いちゃうんですけど、結果年に一度ですね?
寂しいので「夏DANE」に通います。

そう!シタチノ番外公演vol.4「夏DANE」の予約はここからどうぞ!
7月5日(金)〜7日(日)イズモギャラリーです!来てね!

市川さん扱い
https://quartet-online.net/ticket/natsudane?m=0nfebac…

若松さん扱い
https://quartet-online.net/ticket/natsudane?m=00bffif…

松浦さん扱い
https://quartet-online.net/ticket/natsudane?m=00bffjc…

財前さん扱い
https://quartet-online.net/ticket/natsudane?m=00bfgai… https://pic.x.com/d0j8dksvxh

見にくる人は「潤いたくて」を見てから来てね!

脱線したけど本当に言いたいのは
「「「輝々のDVDを買って!!」」」
全よさこい人は買って
演劇ファンも買って
なんか元気でないなっていう人も買って
あと2時間くらいで締め切っちゃうから買って〜!!!

次回シタチノさん本公演は2月!
美しく見える沼
2025年2月26日(水)〜3月2日(日)
@下北沢OFF・OFFシアター
シタチノさんが!初めて!本多系列の舞台に立つよ!
市川作品も最高だから来てね!

気が向いたら読みやすさのためにちょっとレイアウト修正するかもですな。
DVD見て思い出したら追記してるかもしれないな!笑
ここまで読んでくださった方、とにかくシタチノという劇団さんが最高なのでぜひ一度見に来てください!という気持ちを持ち帰ってください!

https://twitter.com/shitachino


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