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小学校チーム、どうしても合わないなら移籍は2年まで。強い弱いよりも楽しい6年間を。

自分が何区で第○ブロックだと分かりましたか?一つの区でブロックを形成している区はサッカー人口が多く、サッカーチームが多いから一つで1つのブロックになっています。千代田区とか文京区とか人口が少ないところは他と合わさって一つのブロックになります。だいたい、40〜45チームで1つのブロックになるように、たまに入れ替えをされたりすることもあるので1、2年前はこうだったと言うのが簡単に通用しなくなることもあります。

例えば、3つのチームでのトーナメントをやっていて各区のトップで最後総当たり戦にしていたのが、5つの区が合わさったりすると5チームの総当たりも大変なので総当たりはやめて、とかなってまるっきり新しいやり方になる場合もたまにあります。

とはいえ、そんな変更はあまりないので、各ブロック内で強いチームが決まってきます。そこに行きたくなるのが親の心情です。

前述では、地元の自分の所属する小学校のチームがいいよ、と言っていましたがここらへんで補足をすると、もちろん自分の小学校チームが一番いいのですが、万が一、どうしてもしんどい場合、または自分のチームが弱くて息子がめちゃ強くてもう1ステップあげたいと思う時のお話しです。

入って1年でだいたい見極められると思うのでその間にそーっと他のチームを観察して、さらに勝ち負け票を見て、都大会へ出ている自分のブロックのチームを標的にするといいと思います。

それでもこの2つの理由(精神的、めちゃ弱い)がなければ移籍はあまりお勧めしません。長年、自分は上の子から下の子まで10年以上見てきましたが、移籍して強いチームへ行った子は確かに素晴らしい成績を小学校時代に残してきています。が、その後のジュニアユース、ユース でどうか?と言うとそのまま6年間普通のチームにいた子とほとんど変わりはありません。だったら、わざわざ歩いて行ける(自分の小学校ですから歩いていけますよね?強いところはそんな近くにはなかなか無いですから送迎も必要なんですよ)自分で行ける、同級生と一緒に学校へ行って楽しくサッカーやってるので良くないですか?

それでも子供も親もどうしても監督とウマが合わない、など切羽詰まった理由があったら移籍するしかないと思うのですが、その場合でも2年生までにしましょう。3年生以降はきちんとポジションを決めたり、スタメンなど定着していく時期ですから大変迷惑になります。よく、5年生終わりころに「あのチームに行くとジュニアユースのいいところへ行ける」と言う噂話で5年終わりくらいに移籍する子供が出てきます。これ、近頃何故か5年の終わり頃に広まるのです。受験組が休部し始めてただでさえメンバーに悩んでいる最中にいなくなるのはとても失礼です。実際、いいところのジュニアユースに行っている子も少ないですし、そのままのチームにいても実力さえあれば行きたいジュニアユースのクラブの門戸は開かれています。どっちのチームからでも同じ子であれば同じ確率で行けますから慌てて移籍する必要はないと思います。

うちのチームでもありました。6年頭に移籍しましたが、1年もないくらい期間では子供も親も馴染めず、元のチームが卒業会などをしてももちろんチームが違うから来れず、新しいチームでやる卒業会には5年間は全く自分がいない試合の話の中にいたのです。しかもほとんどの子が同じジュニアユースに受かったので彼は「なんで僕移籍したんだろう?」と素朴に言っていました。本人じゃなくて親が焦って移籍を無理やりさせた例です。

言い方は違えど、言うことは一つ。

自分の小学校のチームに所属しましょう。強豪チームが近くにある、人間性の良い監督がいるチームに行きたい。など、結局親のエゴ?になるんです。子供はクラスメイトと一緒にサッカーやってるのが一番楽しいはずです。移籍をするのは余程の理由、子供が監督に虐められる、とかどうしても試合に出してくれないそれも嫌がらせのように、など極端な理由がなければブロックで一位じゃなくても、なかなか試合に出られなくてもそんな悪いことではないと思います。

弱いチームだったら息子はスタメンで光って見えますし、強いチームだったらスタメンになるぞ〜と頑張れるし。

前述のように、楽しくサッカーしましょう。書き方の違いになっただけで同じ話なのでした。









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