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はいアース

はいアース(地球)。

ハイエース。

そぼそぼ。そぼろ。


ipHone

iPhoneが壊れた、充電されない。

猫。

 大学3年生のとき、将来が不安だったが、いまはあまり不安ではない。私は公務員試験、民間就職、大学院試験の3つを全部制覇した人間である。それぞれについて振り返ろうかと思った。

 国家公務員試験。私はじつは国総と言われる試験を受けたことがある。こっかそうごうしょくしけん1種。区分は教養区分。テストの1か月前くらいにiPadのなんか戦車で戦うゲームにどはまりし、ずっとやっていたら、落ちた。涙。

 インターンは3社いった。1Dayと3Daysだった気がする。某介護事業の大手*1、IT系ベンチャー*2。おそろしいくらいのろくでもない雰囲気にびっくりしてしまい、就職はやめた。やめたというかそもそも就職する気というのはなかったことを自分のなかで確認した。坂口恭平のファンなので、あと無能なので。マウンティング大会というか、なんかとてつもない雰囲気だった。ESは3社くらい送って面接も呼ばれたが、結局行かなかった。

 大学院。京都大学の人間環境なんとかみたいなのに行こうと思ったが、第2外国語がテストにでるらしくてやめた。ドイツ語。ich bin studieren deutschみたいな感じ。ドイツ語は若干読める(すごい)が、まぁ大学院のテストで出るようなレベルは無理だろう。ドイツ語がちょっとわかるのは、なぜなら、第二外国語のドイツ語授業を2回単位落として、同じ内容を3回聞いたから。

 そんで今は大学院にいる。なんかコロナ禍でテストがなくなったので、口頭試問という名の雑談だった。なんか自己決定がどうのこうのと聞かれたので障害者運動の話と、ついでに清沢満之の話をした。そしたら某ハイパー有名哲学者に優しくしていただき、いまの主指導教員にはなんだか鋭く刺された気もするが、とにかく良くは知らないけど受かった。

 それでなんというか普通にお金がないので働いてもいる。週3,4とか。一応、エンジニア枠で採用されたらしいのだが、営業行ったり、財務やったり、人事やったり、社内の情報システムやったり、サイト製作の企画立てたり、報告書作ったり。デザイン系の会社だが、主たる業務は広告運用。おぎゃー。とにかくなんでも屋みたいな感じでやらせていただいており、ありがたい経験である。規模は15人くらいのベンチャー。

それで働いていて驚いたが、世の中の人というのはエクセルの関数も使えないし、財務諸表もよくわかっていないらしい。だから、それがだいたい分かってるだけでもなんというか便利なやつだと思われるようだ。

 だいたい、会計というのはビジネスの基本の「き」なのであって、それをわかってない人間がいるというのはとんでもなくびっくりなのだが、とにかくいる。別に難しいこといっているわけではなくて、ある期間の損益をあらわしたのが損益計算書で、ある時点の財務状況を切り取ったのがバランスシートで、長期負債はまーあっても大丈夫だけど、短期負債が手元の流動資産と比してでかくなりすぎてたら危ないとか、そんな程度の簡単は話もわかっていないらしい。かんがえればごくごくあたりまえの、なんのへんてつもない話だと思うのだが。これはなにもベンチャー企業で働いているような、ちょっと変な若者の連中がが知らないというわけではなくて、だいたいの人間(肌感覚では80%~90%くらいのひと)はわかっていないようだ。そんな状態でなんで仕事なんてやってられるのかまったく理解できない。

 筑波大学が母校なのだが、そこはそれなりに頭の良い大学でそれなりの就職をする。それで友達たちの半分くらいは上場企業に入ったと思う。上場企業というのは有価証券報告書だとかそういう会社の経営状態なんかが書いてあるのを公表していて、それは投資家がこその判断をするための資料で良いことと悪いことがちゃんと書いてあるやつなのだが、友達が就職する会社のを読んだりしていた。それであー君の内定もらった会社はこういうセグメントがいま伸びてるから、将来性あるよなぁーとかって話をまぁそんな変な言い方はしなかったと思うが友達としていた。反対にきみんとこ官公庁の仕事もらってるだけで要は中抜きの商売やってるだけじゃん、というのは絶対に言わなかったが、そういうのがあからさまにわかる会社もあってなえたりした。そういう会社にこんな優秀なやつが吸い込まれてく日本社会っていったい?とは思った。まわりのやつらは優秀で元気のあるやつと、ふつうにただひたすらにあほなやつがいた。

 それで思ったが、そいつらも有価証券報告書とか公開されてる財務表とかまったく読んでなかったし、四季報の財務の部分も全然理解してなかった。それでどうしてどの会社が儲かってるとか分かるんだろう、と思った。いったいどういう基準で「一生を預ける」会社を選んでるんだだろうか(これは皮肉)。まぁ実際にはだいたいイメージで選んでるはずである。ドコモとソフトバンクのどっちに将来性があるかすらわかってないだろう。

 その割には簿記3級とった!みたいなやつらはたくさんいた。たしかに簿記と財務分析は全く違うし、3級じゃ商業簿記だけだから、まぁ違うのかもしれないけど、それにしても会計のリテラシーのなさはすごい。ここまで書いてしまうということは、なんとなく怒りというかもやもやがたまっていたようだ。

 まじめなこと書いてしまった。にゃーん(猫)。反省。

サブロク協定

 三六協定とはサブロクさんとの協定ではないのだ。そゆことだ。ほうにょほうにょ。がけのうえのほにょ。

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