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妊活#006 はじめての人工授精Part1

こんにちは、かずのことろろです。
2人の検査が終わり、不妊治療を進めるにあたっての問題はない(今のところ)ということで、人工授精に進むことになりました。
人工授精ともなると男性の僕にできることはほとんどなく、やることといえば指定の時間に精子を採取するくらいですが、実際に人工授精をおこなった時の流れや感じたことなどを書きたいと思います。
(当然、できるだけ元気な精子を作り出すために取り組んだことはありますが、それは別の記事で書きます)

人工授精をやるぞ

人工授精とは

人工授精を簡単に説明すると、排卵のタイミングで状態の良い精子を集めて子宮の中に注入するというものです。
授精するには様々なハードルがあるのですが、人工的に子宮内に精子を入れることでハードルの一部をスキップして受精しやすくする治療です。

人工授精(AIH)は、「授精」をサポートする不妊治療です。
通常の妊娠の仕組みでいえば、精子が卵子のもとに泳いでいく出会いの場面のことを指します。その後、卵子のもとにたどり着いた精子のうちひとつだけが卵子のなかに入り込む場面を「受精」といいます。受精卵は、子宮の内側(子宮内膜という)にくっついて着床することで妊娠が成り立ちます。この妊娠の仕組みは、成り立つまでにさまざまなハードルがあります。例えば、排卵から受精までのタイミングが合うこと、卵子と精子それぞれに受精する力があること、着床するための子宮内膜のコンディションが整っていることなどです。人工授精は、何らかの原因でこれらのハードルを越えられず妊娠に至らない場合のために、「授精」をサポートして「受精」しやすくするものです。

人工授精の主な仕組みは、動きの良い精子を集めて排卵のタイミングで子宮のなかに送り込むというもの。このように、精子のみを取り扱っているという点が、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療技術(ART)の不妊治療とは違うところで、精子を子宮へ送り込んだあとは、受精と着床が進むのを待ちます。
つまり、人工授精による妊娠では、その後の「受精」は、卵子と精子の力にゆだねられており、性交障害や精子に異常があるとき、もしくは、原因不明不妊などタイミング法では授からない場合などに行います。

医師監修】人工授精とは?体にかかる負担や費用は?
https://www.elevit.jp/ninkatsu/articles/worries/artificial-insemination/

実際の流れ

実際に僕たちが人工授精をするまでの流れは次のような感じです。

○みるきち(女性)がやったこと


①月経開始3日以内もしくは5日以内に受診し、排卵誘発剤を服用
  *3日以内か5日以内で服用薬の種類が違いました

②月経開始10日目頃を目安に受診し卵胞チェック
  *卵胞が十分成熟していれば、ここで人工授精の日時が決まります
  *成熟していない場合は成熟を促す薬を投与したりしますが、
   みるきちは成熟していたので追加の薬剤投与はおこないませんでした

③人工授精の前日の指定された時間に排卵を促す点鼻薬を使用

④エコー検査で排卵を確認し、人工授精可能となれば精子を注入します

○かずのことろろ(男性)がやったこと


①人工授精前は適度な禁欲(3日〜7日)

②人工授精当日、受診の2時間以内に精子を採取
  *受診時間が8時だったので6時15分頃採取しました

今日のまとめ

ついに人工授精をおこないました。
やってみて感じたことなどはPart2で書きます。
書いてみて改めて思ったことは、不妊治療に関して男性ができることは限られているということ。
逆に女性は検査もいろいろあったり、痛かったり、薬を飲んだり、薬の影響を受けたり、場合によっては副作用があったりと本当に大変だと思います。

世の中には不妊治療に非協力的な男性がいると聞きます。
本当は出産を希望していない場合もあると思うし、人間皆が子供を希望すべきとも思っていません。
そえれでも不妊治療や妊活に取り組む(取り組まざるを得ない)状況であれば、女性の方が何かと大変というのだけでも知っていた方がいいかなと思う次第です。

理想論かもしれないけど、夫婦・パートナーで同じテンションで取り組めるれば良いですね。

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