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「色々」の中の一部❶ サポステにて

 こんばんは。kazuです。
実験的に投稿を連続して行いたいと思います。
まあ記憶の棚卸しにお付き合いください。

 私は大学を中退後、4年間の引きこもりをした後に専門学校に入学し卒業することができました。
その前は、地域若者サポートステーションというところで支援を受けていました。
 何故、そこにたどりついたのか?

自分の人生を諦めたくなかったからですかね………

ここで解説

「地域若者サポートステーション」を知っていますか?通称サポステ
https://saposute-net.mhlw.go.jp

地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、 働くことに踏み出したい15歳~49歳までの現在、お仕事をされていない方や就学中でない方たちとじっくりと向き合い、 本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、 「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。   (引用 hp

わたしの記憶では39歳までが当時の対象の年齢だったかと記憶していますが、今は49歳。
働くことに踏み出せないサポステの支援の対象が変わったのは社会の変化を現しているのかもしれません。

さて、解説もそこそこに

その頃のわたしは本当に最悪の状態でした。
部屋でゲームをしたり、漫画を読んだり、ただ寝ては起きるの繰り返し、外を歩くことだけは欠かさずにしていました。一日、10キロくらい歩いてました。髪は伸び放題でジャージ姿、頑張ってジーパンを履いてお洒落して歩いたりもしてました。歩きながらこうなってしまった自分を恥、友人は次々と就職していく、そうやって他人と自分をら比べて不安定な自分がいる。そうこうしているうちに歳も取る。怖かったし、みんなにおいていかれる、という恐怖感が凄かったです。なにより一緒に住んでた両親にも申し訳なくて仕方なかったです………

なんとかしたい、
そうなんとかしたい、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ

エヴァンゲリオンの主人公シンジくんのように私は自分の人生の機体に乗ることを拒否し続けてました。(理解が困難な方、追いつかない方
               すいませんw)
拒否続けてもやはりどこかで誰かに助けてほしい。拒否し続ける理由はここでは置いておきます。     


https://www.evangelion.co.jp
エヴァについて(引用 hp

そんな時、ふとインターネットで調べていると
サポステが目に止まります。そのまま慣れない手つきで連絡を取り、久しぶりのジーパンをはき、サポステに向かいました。久しぶりの人混みは人の目が気になって仕方なく、帰りたくて仕方なかったです。
ですが、本能的にこうしなくてはわたしはダメになる、とわかっていたのかもしれません。

サポステに到着。

 私は、神経質な笑えない能面のまま、サポステの職員さんに迎えられたのです。その時迎えてくれた職員さんは後から私の印象を、なんだか不貞腐れて
生意気な感じ、とおっしゃってました。今思えば大きなお世話です笑。

さて、私はそこでの登録を済まし、サポステで行われている社会復帰のためのプログラムのようなものに参加することになりました。プログラムといっても大袈裟なものではなく、1限から5限くらいまである月曜から金曜の授業に自由に参加ができるというものです。

内容としては、社会人としてのマナー講座、コミュニケーション、アートセラピーなどの授業、運動、課外授業として近所の商店街の掃除、お寺の掃除、などです。

 また、個別面談やカウンセリング、パソコンのトレーニング、求職活動等々、充実したサポートがそこでは受けられました。

私はそこで授業や職業適正テストやプログラムを受けながら今後どうなっていくのかを模索していきました。

はみ出しものたち

その中で似たような境遇の方とも友人になりました。
会社を辞めて家でゲームばかりの人
働く自信を無くした人
引きこもりの人
失業中の人

とにかく社会からはみ出してしまった私と似たような境遇の方々がたくさんいました。1人ではないんだなあ、と心が楽になったのを覚えてます。
 仲良くなった人たちとお酒を最後に飲みに行き今後の健闘を祈りあって解散しました。

そこで、生きる自信を取り戻した私はゆっくりと進路を決め、専門学校に行くことになりました。
大体4-5ヶ月、サポステにいました。
考えてみたら言葉は悪いですが、うまい使い方、をしたのかもしれません。

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