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Kazunari Kon
2024年2月28日 01:50
自転車を漕いでいると空気抵抗は結構な障害となる。向かい風が吹いている時などは尚更だ。そんな時にはサドルから立ち上がり前傾姿勢になって、全体重をペダルに伝えるべく一踏み一踏み強かに踵を突き出す。そうして少しずつ少しずつ車体を前に押し出していくのだ。けれども追い風に背中を押されている時には、余程の突風でも吹かない限りほとんど風を感じる事はない。車体の滑らかに進む様が幾分心地よいと感じる程度で大した