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友情結婚を失敗した人のnote④

お疲れ様です。かずなかです。

友情結婚の結婚相談所でお見合いを重ね、最終的にAさんとBさんで迷っていた私。結局、大人しいBさんが「あだ名で呼び合おう」と歩み寄りを見せてくれたこと、Aさんに潔癖症を申告されたこと、その他いろいろな細かい積み重ねを総合した結果、Aさんにはお断りの連絡を入れ、Bさんと話を進めることにしました。ブライダルチェック(妊娠機能の検査)でもお互い問題なく、28歳になる直前くらいにプロポーズを受けました。

結婚相談所で本気の婚活をするのに必要なお金

相談所に報告して、晴れて成婚退会です。おめでとう…おめでとう…
結局最終的に婚活にかかったお金はどれくらいだったのでしょうか?記録を取っておけばよかったのですが、Bさんから昼逃げした時にほとんどのものを捨てたせいで残っていないので、だいたいの金額で失礼します。

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相談所に振り込んだお金だけだと、約500,000円(多分)。活動期間は半年とちょっとです。
これに写真代や美容代等々乗っかってきます。普通の結婚相談所の金額と比べてみましたが、飛び抜けて安いとか高いとは思いませんでした。

コンサルタントの方は丁寧にアドバイスをくれるし、お金がかかっているのでモチベーションを維持することができました。1人で全て管理しながら時間をかけて相手を探すより、お金をかけて短期集中でサポートしてもらう方が私に向いていたと思います。結果的には相手選びに失敗してしまいましたが、結婚相談所を利用したことは後悔していません。

婚約後の嫌な予感から目を逸らすな

さて、プロポーズを受けたことをお互いの親にも報告しました。忙しくなります。ブライダルフェアに行ったり、新居の目星をつけたり、両親への挨拶に行ったり。指輪も買いに行きました。

「婚約指輪はいらないよ。結婚指輪も半額出すし」
「いや、俺が買うよ」

(いいって言ってるのに買ってくれるなんて、優しい人なんだな。)

私はまだ男性にお金を多く出してもらえるのは体を差し出せる女性に許された権利だという考えが抜けていませんでした。(本来であれば当然男性がお金を出すべきという意味ではなく、セックスできないことを負い目に感じて何もかも相手に遠慮していたのが間違いだったという意味です。)

この考えになってしまったのにはノンセクシャルであることが関係していますが、同じような気持ちの方がいたら変えるように意識した方がいいです。支配しやすそうな匂いを嗅ぎつけてそういう男が寄ってくるからです。男性も女性も同じです。モラハラでググると出てくると思いますがそういう人はコントロールしやすい人を嗅ぎ分ける能力に長けているんですね。

最初におかしいと思ったのは、婚約中に小旅行に行った時。JRからローカル線に乗り換える時に特殊な手続きが必要で手間取ってしまいました。窓口の駅員の説明も要領を得ませんが、まあよくある旅行中のトラブルです。なんとか手続きを終えてホームへ移動中、駅員に聞こえる声量でBさん(都会生まれ)が言いました。

「これだから田舎は!」

!?

いや、メチャ失礼やん。大丈夫かこいつ。
私はびっくりして何も言えませんでした。漠然と抱えていた相手への不安がこの時初めて目に見える形となりましたが、たまたま気が立っていただけよねと自分を納得させました。ダメです。目を逸らすな。

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