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友情結婚を失敗した人のnote③

お疲れ様です。かずなかです。
前回の記事では、1年間あまりお金をかけずに婚活してみたものの、なんとなくのフェードアウトが続いて時間を無駄にしてしまいました。27歳になろうという頃、結婚相談所の入会を考え始めました。

入会まで

まずは自分が入会条件を満たしていることを確認し、サイトから入会相談を申し込みます。面談では自分が友情結婚に求めているものについてお話ししたり、担当者の方にサービスについて詳しく教えていただきました。
かかる料金は決して安い金額ではありません。人生に関わる決断でもあるので、入会するまでに半年考えました。
半年後…考えた結果、やらずに後悔するよりいいかなと思い、申し込みを決意。入会金を振り込んで、入会後面談に臨みます。自分のプロフィールや希望をより詳細に伝え、紹介の流れについて説明を受けました。

最初、相手の年収や学歴は引き続き不問としましたが、あまりよくないとのことで一応大卒で400万以上と設定することにしました。この時は自分の価値に全然自信がなくて、相手に条件を要求する権利がないと思ってしまっていたのです。

活動開始

入会後面談の後、自分のプロフィールと写真をメールで送って、スタッフの方からOKを貰えたら活動スタートです!
メールで紹介を受ける→会うか断るか返答→会って気に入ったら次回も… という流れで何人か並行で婚活を進めました。

前の記事にも書きましたが、ダメならダメ、OKならOKとはっきりしているので、待ちの無駄な時間がなくてストレスフリーです。相談所の方が相性を見て紹介してくれるので、希望とかけ離れた人が来ることもありません。高い入会金や会費を支払えるということはある程度の経済力と婚活への覚悟があるので、その時点で篩にかけられているとも言えます。

最終的に私は2人の男性の間で迷うことになりました。

Aさん
3歳上のバイセクの方。製造業の現場寄り。友達が多く、社会人スポーツもしていて明るくて活動的。年収は私より少し下。私は彼ほど友達が多くないので圧倒的なのパワーにちょっと気圧されながらも、気が合うし友達になれそうだなと思いました。あとは潔癖症なところがある、と言っていたのが少し気になりました。私の事は気に入ってくれていたようで、私のノンセクシャルには理解を示しつつ、手を繋いだりのスキンシップは家族としてしたいと言っていました。家族になろうという気持ちが伝わってきて好印象でした。
Bさん
同じく3歳上のバイセクの方。相談所に入会して最初に紹介された人。インフラ系の会社員で、静かで落ち着いている印象。年収同じくらい、身だしなみに気を遣っている感じでお店選びが上手。私は潔癖症の人は無理かもと伝えたら、それはないとのことで安心。あまり感情を表に出さない彼が「いつまでもさん付けじゃ馴染めないから、あだ名で呼び合おう」と提案してくれたのが嬉しかったが、こいつが後に結婚する元夫です。やめておけ。まじでAさんにしておけ。

上の方に書いた通り、自分の価値が分からない私は、私を気に入ってくれる人がいるだけでありがたいと思っていて、あまり相手を疑ったり、厳しく比較したりしていませんでした。年収いくら以上とか、高身長高学歴がいいとか要求して選んでいいのは、体を差し出せる女性に許された権利だと思っていました。条件だけでなく、生活や金銭感覚も私が合わせなければと思っていました。でもね、お金を払って友情結婚を望んでいるのは同じなんだから、ある程度の身の程を弁えた上であとは図々しく選別するべきだったんです。

次回は、結婚が決まってからだんだんこのBさんがおかしくなっていく様子について書きますよ。怖いね。

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