壁
見えないものを想像するのって大事なのかもしれない
だって、見えないんだからしょうがないじゃんって
今までの自分が開き直っていたこと。
自分が悪いなんて思いもしなかったこと。
どうあがいたって、見えるようにはならないんだけど、見えてる振りも出来ないんだけど、「あっ、彼らは今、私が見えないものを見てるんだ」と思うことくらいしか出来ないんだけど
人間って不自由で孤独に敏感で
お互いを理解出来ないだけで感情を揺さぶられるけど
出来る限りそばにいて、理解したいというその努力は続けたいのです。
2024.5.9
最近、壁の向こう側の背の高い人が、壁を超えて私の背の高さまでかがんで同じ目線で見てくれる。
「疲れない?」と聞いたら
首を振って、それから
「これが僕だよ」という。
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