すなおな日記
学習支援ボランティアで、中一の男の子を担当している。
初回の授業で、エナジードリンクとガムをひたすらに噛み続けているのが気になり、理由を聞くと
「お母さんがきのう夜勤で。机の上に枕を置いて寝ようとしたけど、結局1時間くらいしか眠れなかった」と教えてくれた。
まだ初回の授業だったので、あまり踏み込みすぎるのもよくないと思い
なんともない感じで「そうだったのか~ 夜、お家にいてくれないのは寂しいよね」と軽い感じで受け答えしたけど、内心泣きそうだった。
わたしはただの学生ボランティアなので、彼がどういう家庭環境なのかとか、詳しいことは分からないのだけど
彼のそのときの表情とか、声のトーンを聞いていたら、なんだか色々こみあげてくるものがあった。彼のさみしさを、わたしはよく知っている気がして。
同時に、目の前にいるこの少年を なにがあっても守り抜きたいと思った。これは、以前とある中三の男の子を担当していた際にも感じた感情だった。自分の命が、発光しだす感じ。このボランティアをしていて、何度か感じるこの、命のきらめき。
目の前にいる少年に、勝手に自己投影しているだけなのかもしれない。
エゴなのかもしれないけれど
でもわたしは、こんな風に、自分の命がきらめきだす感覚を、他に知らない。
言葉では説明しきれない この胸の奥の熱さに
これはやっぱり、私に与えられた使命なのかもしれないとか、そんなことを考えた。
きのう、とある有名人が、とてもとても悲しい発言をしていた。
彼は今日、自分の発言に対する謝罪動画を出し、「知らなかった」と言っていた。
わたしは、知ってる
知っていて、まだ傷も治りきってなくて、まだ怒れるから
だから、いっぱい怒ろうと思った。
それで、あの人の発言の百倍、あたたかい愛で、あの子たちを包み込みたいと思った。
知っているから この傷はわたしだけについている傷だから
怒れるし
傷がついているから、私の命は輝きだすんだと思う
色々あって、やっぱりこうありたいなあっていうのが明確に分かった数日だった。
なんかよかった
傷モノでよかった
それでやっぱり、傷が美しいって歌う小山田壮平が心底好きだとおもったし、「失礼だけどかわいすぎて」なんて表現しちゃうカネコアヤノも最高だと思った。
ぶわーっと、今日は言いたいことを書いて
かなり素直な感じになった
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