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1 庭のはなしを始めます

今からちょうど20年前、とある理由で、実家に戻る決意をしました。

実家では父が一人暮らしをしていましたが、そのころ我が家の庭は、ただ「草刈りが必要な場所」だけの位置づけになってしまっていました。実家に帰ってきた僕はとりあえずそんなのもったいないと思い、とりあえず家庭菜園でもして家計の足しにしたいと考えます。

というのも、実家に戻ってきた理由が、「個人学習塾の開業」。まったく白紙の、収入不安定世界へ飛び込むという無謀な賭けを、32歳になる僕は決意したわけです。いかに切り詰めるか、ということも常に頭の中にあるわけです(塾の話はまた別のマガジンを作って特集しようかな)。

父は僕とちょうど30違うので、父はまだ62でした。若かったんだなあ。今は82。食事とか運動とかに気を付けてとにかく健康に神経質だった父でも、80を超えると急に不具合が頻発します。腕が上がらない、膝に水がたまる、痛いから医者に行っても歳のせいでどうしようもない、そんなことを言われると。確かに医者の言うように「日にちぐすり」やわ、そういいながら日々やり過ごしている今の父です。

そんなわけで、父が10年間やってきた畑づくりの引継ぎをいきなり今年の2月から任されることになって、まあいろいろ大変(これはまた「畑」とかいうマガジンを作ってここに書いていこうかな)なのですが、まあせっかくやるなら楽しんだもの勝ちですので、全部を面白くしたいと思っています。こっち帰ってきてからは自治会や農区・・(これもまた「ムラ」とか名付けてマガジンつくろうかな)こういうのも全部含めて楽しんで人生を膨らましてやろうぜって思うようにしています。

父がこの2月から不調になって、一気に自分のやるべきことが増え、本当にこの夏までバタバタでした。でも最近ようやく落ち着きを取り戻しつつあります。そして気が付けば、逆に自分が今まで放置していた部分までもが発掘されて趣味が広がりつつあるという、思わぬプラス効果が出ていることに気づいたのです。

というわけで、まあほぼ自己満足ですが、ここんところ思うこととか経験していることを、このnoteに記録してみたくなりました。創作活動の発表の場として作ったnoteですがずっと停滞して更新もせず寂しい状況になってしまっていましたので、この場所を使って、いろいろつらつら書いていくのも悪くはないのかなと思いつきまして…

話がだいぶそれましたが、とりあえずは、庭の話。これを時系列で文章にしてみたいと思います。撮りためた写真もあるので、たまにそれも挟みながら、この20年を振り返ってみたいと思います。


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