ジャパンCでドウデュースを消せる理由
海外から芝中距離では最強格のゴリアット、
ディープインパクトの最終世代にして複数の国のG1を6勝と勝ちまくったオーギュストロダンが参戦。
日本勢も天皇賞をG1歴代最速の上がり3Fを繰り出して勝ったドウデュース、
斤量面で有利な3歳牝馬チェルヴィニア、
芝中長距離では最強格のジャスティンパレスなど、豪華メンバーで迎え討つ。
どの馬が馬券に絡んでもおかしくないメンバーで競馬ファンとして楽しみな一戦ですよね!
ただ、そんなレースでこそ、馬券を当てないと。天皇賞の勝ち方を見て、ドウデュースはジャパンCでも堅いな!
そう考えた方も多いでしょう。
想定1番人気も納得です。
しかし、私は勝ちはおろか、馬券外に沈んでもおかしくないと考えています。
一つずつ理由を解説していきます。
理由① 枠
天皇賞の勝ち方的に後方でじっと脚を溜めてのレースをすることが予想されます。
今回内枠に入った、かつ内枠に同脚質の馬が揃ってしまいました。こうなると、内に閉じ込められる展開が考えられます。
ドウデュースの勝ったレースを振り返ると、基本的には大外一気か、コーナーで加速して馬群の外を進出するようなレースしかしてきていません。馬群を割って出てくるようなレースを強いられた際に不安要素があります。
内から抜け出るなら多少の強引さが必要になる場合もあり、武豊騎手がマイナス要素になり得ると思います。
そうならないようにするには最後方一気みたいなレースになり、届かない、みたいなイメージです。
理由② 馬体
ドウデュースは元々マイルベストとずっと言われてきたように、キャリアを重ねてどんどん筋骨隆々のムキムキ馬体になってきており、距離適性に疑問符がつきます。
昨年有馬記念で勝ったじゃん、とツッコまれそうですが、有馬記念ってマイラーが来るコース形態なんです。小回りをコーナリングしながら加速できるドウデュースの良さをフルに活かせたのも大きかったと思います。
天皇賞の勝ち方もスローペースを後方でじっと我慢させて末脚を発揮させるかたちに。
距離適性を誤魔化せる乗り方なんですよね。
高速馬場でマイラーとしてのトップスピードを発揮できる馬場だったのもプラスに作用しました。
今回のジャパンCでは、スローにはなると思いますが、距離が延びるため、同じことをしても爆発的なトップマイラーみたいな脚は発揮できないと思います。馬場も開催が進んで天皇賞のときよりも高速馬場ではなくなってきています。
理由③ 力関係が未知数な馬多数
海外馬は当然未対戦。
かつ今回3歳牡馬からシンエンペラー、3歳牝馬からチェルヴィニアが参戦。
ここらへんの強力な勢力との力関係が未知数です。
今まで上げてきたような不安要素がある中で勝ち切るなら相当ですが、負ける可能性も高いと見てます。
むしろ、天皇賞で対戦したジャスティンパレスとの比較でも、展開がハマりにハマり、力を出し切ったドウデュースに対して、ジャスティンパレスはスムーズさを欠いていました。距離が延びてプラスに働くのはジャスティンパレスの方で、ここの逆転すら全然あると考えます。
以上、長々書きましたが、
当然勝つ可能性も高いのも事実。
ただ、私は3連系の抑えの抑えで買い目には入れるつもりですが、頭では買わないと宣言しておきます。
本命含めた買い目などは明日記事にする予定です。お楽しみに!
まだ誰も読んでないと思いますが、、、。
では明日!