インテ→大学(教育実習)→ろう学校を経験して

知らなかったことを知る喜び、楽しさを感じる今日この頃。

高校まで地域の学校で聴者に囲まれて、口話が当たり前の生活だった。人工内耳で効果が凄くあり、言葉として聞こえてくるからこそ、自分は聴者並みに聞こえるんだ!と高校まで勘違いしてた。
でも、自分が思っている以上に聞こえてなかったんだと気付かされた大学時代。そして現在、ろう学校に通い始めて少人数かつ視覚的な教材教具、視覚的言語(手話)を用いての授業を受けてみて、初めて学ぶことが楽しいと感じられるようになった。授業の内容がストレスなく理解できる。

高校までは、聴者の通う学校なので、特に視覚的教材教具があるわけでもなく、どちらかと言うと、聴覚情報メインで授業が行われるから、授業の内容の半分すらも理解できていなかったのかもしれないと今更ながら気づく。人工内耳装用して聴者並みに聴覚活用ができるからといって同じようについていけるのかと言われたらやっぱり違う。1年間だけでもろう学校に通っていたら何か変わっていたのかなと思わざるを得ない。

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