【自分用メモ】 数値でみるボンドガール

6月4日に行われた東京5R 芝1600mの新馬戦は2番人気ボンドガールが勝利。父はダイワメジャー、半兄にダノンベルーガ。稍重の馬場を3番手追走からメンバー最速の上がり3F33.0秒の脚で差しきり勝ち。

レースラップ

12.7ー12.0ー12.4ー12.1ー12.1ー11.2ー11.0-11.1

後半5F 57.5
後半4F 45.4
後半3F 33.3

稍重かつ、24.2で流れた中盤を考えると、上がりの11.2-11.0-11.1はかなり優秀な数値。

6月の東京1600mで1分35秒を切った新馬勝ち馬

1分33秒6 グランアレグリア
1分34秒6 ボンドガール
1分34秒8 ステルヴィオ

この時期の2歳馬が1分35秒を切ること自体が極めてレア。前例2頭はのちにマイルG1ホース。

さらにマイル以上の新馬戦においてレースラップ後半1000m が57秒台だった新馬勝ち馬は以下の通り。

ディープインパクト
ワグネリアン
グランアレグリア
レゾンドゥスリール
セリフォス
ジオグリフ
サリエラ
リバティアイランド
ライトクオンタム
ボンドガール

言い換えればデビュー戦の段階で、スローからの上がり勝負ではなく、5Fを長くいい脚で走り切った馬とも言える。セリフォス以外は34.0以内で纏め切っており、初めてのレースで後半かなりの負荷がかかる中、きちんと最後まで脚を残して弾けた馬が多い。その中でもボンドガールの33.0は先輩たちと比較しても優秀な数値。

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