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中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第5回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄


こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。

生き物通信・第5回はごもくやさんの活動と、現在、保護活動に取り組んでいる野花たちをご紹介します。
なお、今回登場するギンラン、キンランは保護のため自生場所を公開していません。悪しからずご了承下さい。

ごもくやさんの定例作業 2022.5.4

中央公園で里山管理を行うボランティアグループのごもくやさんでは、この時期、月3回の除間伐作業を行っています。里山林は放置すると林床が藪と化し、伸び放題の常緑樹が森の中を真っ暗にします。定期的な手入れを行うことで、林床に光が届き、春になれば続々と花が咲く環境が維持できるのです。(マスクは撮影時に外しています。)

ギンラン 2022.5.3

ごもくやさんが保護活動に取り組んでいる野花たちをご紹介。まずはギンランから。
真っ白な花を咲かせる里山の小さなランです。背丈は大きいものでも30センチもありません。

キンラン 2022.5.4

続いてキンラン。こちらはギンランより大ぶりで、黄色い花をいくつも咲かせます。里山が放置され環境が悪化したことで、キンランもギンランも今では大変希少な植物になってしまいました。

ササユリ 2022.5.4

最後にササユリ。今年もササユリが続々と出ています。写真のように、今はもう小さなつぼみをつけ始めました。2010年に中央公園で咲いていたササユリはわずか35株。それから10年以上続く保護増殖活動によって、今では300株を超えるササユリが咲くようになりました。

(2022年5月6日公開)

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