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中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第28回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄

こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
夏の間休止していたごもくやさんの除間伐作業が再開しました。この秋の活動は、9月末の下準備を経て、10月5日のシラカシ伐採作業からスタートです。生き物通信第28回は、シラカシ伐採の作業風景と現場で出会った生き物たちをお届けします。

コベソマイマイ 2022.10.5

伐採対象のシラカシをコベソマイマイが登っていました。常緑のシラカシが大きく育つと、林の中には陽が射さなくなります。湿った環境はマイマイには快適ですが、すべてがそんな環境になってしまうと、それはそれで生息できる生き物の種類が減ってしまいます。林を手入れして、陽の当たる場所を確保します。

シラカシのドングリ 2022.10.5

シラカシは大量のドングリを実らせていました。

カブトムシの幼虫 2022.10.5

作業の途中、朽木から出てきたカブトムシの幼虫たち。まるまる成長しています。

伐採作業 2022.10.5

今回伐採したのは樹齢30~40年ほどのシラカシ2本です。
10メートルを超える高さの木を、専門家のNさんにチェーンソーで切り倒してもらい、枝葉を落とし、解体していきます。作業は2時間半ほどで完了しました。

切り株 2022.10.5

伐採した2本の切り株です。年輪を数えると、30数年は生きた木のようです。公園ができた頃に植栽されたものでしょう。

作業後の林 2022.10.5

作業が終わり、林の中にぽっかりと陽当たりの良い空間が生れました。

(2022年10月11日公開)

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