前回の具体的なアクションプラン

今日は以前書いた「受験勉強で学んだこと」の具体的な行動プランについて書いていこうと思います。
僕は心理学の勉強や、研究をしたわけではないのでこれから書くことはあくまでも自分自身の受験生活で実践したことをもとに書きます。

まず、「習慣」について。
習慣っていう言葉を聞いた時に何か頭に浮かぶものがあるでしょうか。正直あまり意識していないですよね。でも毎朝、顔を洗って歯磨きをする。これだけ小さくても立派な習慣だと思います。
1日の全てを習慣にすることは、他の人との関わりが必須の今の時代には難しいと思うので、最初から1日の行動のほとんどを習慣にしようとするのではなく、小さいことから習慣にしていきましょう。例えば、
「毎朝15分ウォーキングをする。」
「毎日15分は読書をする。」
「毎日10分ストレッチをする。」
など、小さなことで構いません。続けることに価値があるとはよく言われるように、習慣になるまで続けることが大切だと思います。習慣にして何日間か続けていると、それをやらなくてはちもちが悪いという感覚が出てきます。そこまでいったらもう大丈夫です。

僕自身、習慣を作るのがあまりうまくなく、前期の試験の際は自信を持つことができず、試験に行くのが怖かったです。しかし、前期試験が終わってから後期試験に向けて勉強を始めるにあたって、起きる時間と寝る時間を決めました。すると、後期試験本番の日は「自分がやってきた事をぶつけよう」という気持ちで、自分を信じることができました。


次に、「メンタル」についてお話します。
これは言い換えてみれば、自己肯定感が低いと辛くなっていくぞ、という話です。
自己肯定感という言葉はどこかで聞いたことがあると思います。人間ってみんな、誰かに認められたいという承認欲求を持っています。自分で自分自身を肯定することができなくなると、なんとか他人に認めてもらおうとします。そうすると他人と比べて自分はどうかという事を考えたり、ブランド物の力を借りて自分を作ろうとしたりしてしまいます。特に受験勉強では、試験の日まで模試や過去問を使って勉強をする中で、自分が合格する力を持っているのかわからない立場にいるので、メンタルをいい状態(自己肯定感が高い状態)で保つことは大事になってきます。

では、こうならないためにどのようにしたらいいかをお話します。
僕が一番お勧めするのは、「口癖をプラスのことに決める」ことです。僕の場合は、LINEの返信のテンプレートを自分自身で作っており、ドタキャンなど何か嫌なことが起こって嫌だなと思ったとしても、絶対にマイナスの言葉送らないようにしていいます。
この習慣を始めて一ヶ月が経ちましたが、最初は送るときにイライラしながら送っていたのが、今では心からそう思って送るようになりました。そしてやってみれば理解してもらえると思いますが、プラスの言葉を日々使っていると、気持ちもだんだんプラスになっていき、人生が楽しくなってきます笑


最後に、「明確な目標」について。これは結構わかりやすいと思いますが、何か行動を起こす時には、なぜそれをするのかということを明確にするということです。みんなが大学に行くから自分も勉強して名の高い大学に行くかと考えていると、やる気が全く起きず、前回書いたように壁にぶつかった時にその壁を越えることができなくなります。
僕自身、大学に行く価値をしっかり感じておらず、大卒という称号をもらっておいた方が将来困らないだろうという考えで、大学受験を始めました。しかし、そういう思いで勉強している期間と、魅力的な大学を見つけて、その大学出なくてはならない意味を見つけてからの期間では圧倒的に後者の方が勉強に身が入りました。そして、勉強の成績が伸び悩んでいた時も、大学生になったらこういう活動をしようと考えることで、もう一度頑張ろうという気持ちに変わりました。

明確な目標というのは受験に関わらず、何かを始める時にはしっかりと言語化して紙に書いて毎日見た方がいいと思います。何も考えず、なぜそれをやるのかということが明らかじゃないまま行動するのは歩いているのではなく、ただ徘徊しているだけです。自分が何をしたくて、そのためには何をするのかを毎日自問自答してみましょう。そうすれば、自分が今何をするべきで、本当に何をしたいのかがだんだんわかってくると思います。

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