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好みし仲、妻、手に傷あり。速くない足、ズレから火も出るなどで、血が漏れ、抱き取るさまかなし、など泣いた。君ら、うち失いて、一文無しにつき、あるは仕切りのみ。厩戸皇子、「魚喉山(うおのどやま)」、海の力士「春安芸津(はるあきつ)」に、指南もちいて、否、仕打ち恨み、期待などなし。仲間去るとき、誰もガチで怒鳴る。でも、開かれず、試合なく、やはり、あずき煮て待つ。悲しみの子。

このみしなかつまてにきずありはやくないあしずれからひもでるなどでちがもれだきとるさまかなしなどないたきみらうちうしないていちもんなしにつきあるはしきりのみうまやどのおうじうおのどやまうみのりきしはるあきつにしなんもちいていなしうちうらみきたいなどなしなかまさるときだれもがちでどなるでもひらかれずしあいなくやはりあずきにてまつかなしみのこ

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