おっすおら

2014年入社。広告会社勤務。「ごちゃっとしたことを、パキっとさせる。」それが信条です…

おっすおら

2014年入社。広告会社勤務。「ごちゃっとしたことを、パキっとさせる。」それが信条です。 仕事に関して、好き勝手に書いていきます。

最近の記事

「仏教」と「広告の仕事」

(「日々の生活や仕事で豊かにするために取り組んでいること」について書いてください。と会社でコラムを依頼された時の内容です。) 仏教では「幸せ=苦がないこと」と(概ね)定義しているらしく、人生における「苦しみ」をどう克服するかを中心に、教義が構成されている、らしい。 「幸せ=苦がないこと」 僕自身は、仏教徒ではない(というと、語弊があるか。 家の葬式とかは仏教スタイルな、“無自覚なゆるい”仏教徒だ)けど、この話を聞いた時に、凄く腹落ちしたのを覚えている。 確かに、ちょっ

    • 「ほんのまくら」と「リスキリング」

      僭越ながら、好きなキャンペーンがある。 紀伊国屋書店が行った「ほんのまくら」というキャンペーンなのだが、 もう10年以上も前のキャンペーンなので、知っている人は少ないかもしれない。 「ほんのまくら」というのは「(おねんねする)枕」ではなく「書き出しの一文」のこと。本の書き出しの一文だけが印刷されたカバーにより、中身が読めないようにパックされ、書名も著者名もわからぬまま、その書き出しにビビっときた本を選ばせるというもの。 僕らって専ら、なんちゃら賞を取ったものだったり、A

      • 「大好きだった先輩」と「生活者発想」

        初任で配属されたのはプラニング局で、 あてがわれた商材はインスタント袋麵だった。 「野菜がいっぱい食べられる」という訴求から「家族のためにひと手間加える余地がある」と捉え直した大規模なリブランディングプロジェクトを、先輩方と共に担当していた。 先輩方の中で、とりわけ仲良くなった人がいた。 年次の近い、営業の方だった。 その人は、当時のペーペーだった僕から見ても物凄く仕事ができ、チームの中心人物だった(と、思う)。 ただ非常に気さくな方で、自宅が同じ方向だったことも手伝って、

        • 「内定式」と「何者」

          少し前まで会社のインターンのメンターをやっていたこともあり、 参加した学生と話しながら、自分の就職活動の頃を思い出したりしてました。(というか、学生時代からもう10年経ったてことですよね。まじで、はえー。) 自分の就職活動を振り返ると、「内定式」のことを一番に思い出す。 当時の僕は2回目の就活で今の会社になんとか内定して、期待に胸を膨らませながら内定式に参加した。 ただ参加してみると、ある大学出身者の内定者数名は、ドレスコードを決めて参加していたり、インターン入社組や(

        「仏教」と「広告の仕事」

          「ドラゴンクエスト」と「1月4日のオフィス」

          小学生の頃は、ドラゴンクエストシリーズに熱中していた。 同級生達が通信ケーブル片手にポケモンを交換しまくっているのを横目に、僕はスーパーファミコンが鎮座する自宅に直行し、はぐれメタルの討伐に勤しんでいた。 中でもシリーズ5の「天空の花嫁」は、ドラクエ史に残る秀逸な作品で、親子三世代に渡る壮大なストーリーに加えて、モンスターを仲間にできることや、結婚相手を選ぶなど、今までにないイベントが多くあり、当時の僕はひどく熱中していた。 (まさかそんな稀有な人はいないかもしれないが、)

          「ドラゴンクエスト」と「1月4日のオフィス」