「大好きだった先輩」と「生活者発想」
初任で配属されたのはプラニング局で、
あてがわれた商材はインスタント袋麵だった。
「野菜がいっぱい食べられる」という訴求から「家族のためにひと手間加える余地がある」と捉え直した大規模なリブランディングプロジェクトを、先輩方と共に担当していた。
先輩方の中で、とりわけ仲良くなった人がいた。
年次の近い、営業の方だった。
その人は、当時のペーペーだった僕から見ても物凄く仕事ができ、チームの中心人物だった(と、思う)。
ただ非常に気さくな方で、自宅が同じ方向だったことも手伝って、