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心理学を本で学ぶ!自分の行動を説明する

こんにちは!!

セラピスト はっしー です!

1、introduction

日常生活の中で、
人間関係に関する悩みはたくさんありすぎて数をあげきれません。

それは、
ある個人のストーリーではなく、あなたにも当てはまることではないですか?


今では有名な本
『嫌われる勇気』の中でも

人の悩みは全てにおいて人間関係である

という内容も残っている!


今回は、その人間関係にまつわる本

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この本を紹介します!


この本の中には大量の心理学の理論や単語が載っています!(^^;)

けれども、
全て漫画形式で簡潔に説明してくれているので、心理学に初めて触れる方でも理解しやすい内容かと思います。


2、この本から普段の自分の行動の説明がついた

普段から自分の『行動』や『言葉選び』や『表現の仕方』には、全て理由を説明できるように意識して臨床に向き合っているつもりです。

けれども、
意識して説明はできるけど、いまいちそれを理解してもらえない。

説明したけど、いまいち『良さ』や『重要性』が伝わっている気がしない。

それは僕自身の理論ばかりで説明しているからなのかもしれない。


この本には大量に心理学の理論やデータが載っています。


その中でも僕が普段から行っていた行動で、

かつ、学問的に説明できたものを紹介します。


1つ目!


僕は、患者さんとリハビリメニューを実施する時に『同調』を意識します!


例えば、

患者さんが無意識にする仕草や行動を真似したり、僕の動きを模倣してもらう事は多い。


また、
患者さんが、力を入れる時に「んー!」って一緒に言うとか


僕の理由としては、

動きや力の入れ方などをイメージしやすく、わかりやすい説明として模倣してもらっている!という相手の為の理由と

僕と患者さんが同じタイミングで同じ事をする事で、「一緒に頑張っている」「私に付き合ってくれている」という感覚に持ち込みたい!というアプローチの為の理由がある。

これに近かった心理学用語では『ミラーリング』というのもがありました。

ミラーリングとは、
相手の言動や仕草などをミラー(鏡)のように真似ることにより、相手に親近感を持たせたり、好感を抱かせる心理テクニックだそうです。


人は相手との共通点が多いほど、その相手に親近感を抱きます。

これは、
恋愛やビジネスの場面でも多く使われる効果でした。


2つ目!


検査結果や原因の説明、リハビリ内容の説明などのときに意識していたことです!


例えば、
患者さんに何かを説明するときに、ただただ言葉で
「〇〇のトレーニングしといてくださいね」
「原因はこれだと思います」

と、説明されても
患者さんは、ある程度『先生と患者』という関係性を割り切っているか、信頼関係ができていないと、内容が入りにくいです。


また、
入ったとしても、患者さんが継続して伝えた事をしてくれない事が多いです。


そんな時に、
原因やリハビリ効果をセラピスト側ではなく、患者さん本人がその場で実感できるようなスキルを身につけて、その実感をもとに説明を入れようにしています。


僕の理由としては、

僕が指示させてもらうセルフケアや自主トレをやってもらいたいから、わかりやすい説明としてやっている!という相手の為の理由と

その場で実感させられたら、ただ口だけの先生ではなく、実際に「良くなるかも!」という感覚になってもらい、一気に信頼度を上げて次のステップに移りやすい状態を作る!というアプローチの為の理由がある。



これに近かった心理学用語では『アハ体験』というものがありました。


アハ体験とは、
思考を巡らせている時に、「あっ、そうか」「そうすればいいんだ」など、急にその事柄に納得がいくことです。


患者さんがただ言われた方法をやるより、自分が腑におちた事をやる方が、
継続性も保てるし、次のステップにいくにはどうしたら良いかまで、患者さんの方から聞いてきます。



3つ目!


僕がリハビリ時間以外で意識する事です。


患者さんと接する事ができるのは、リハビリ時間だけではありません。


病院内スタッフであれば、
別の仕事中にすれ違ったり、同じ部屋の人の挨拶の時に出会ったり、自主トレをしている場面を見かけたり、いろんなタイミングがあります。


整体院であれば、
施術時間以外にも、ニュースレターやメルマガ・電話・メールなどなど、実際に会わなくても接することだってできます。


ここで僕が意識しているのが、
『わざわざ』患者さんに『一声』かけるということ!

10秒でも良いからわざわざ時間を作る。

その理由としては、
リハビリ以外の時間で感じた症状や、自主トレやってみてどうか、さっきのリハビリで疲労感はどうかを気が抜けているタイミングで話がしたいから!という相手の為の理由と


リハビリ以外の時間で少しでも話をかけてくれたら「この先生リハビリ以外でも考えてくれてるんかな」と感じてもらって信頼度をあげたい!というアプローチの為の理由がある。


これに近かった心理学用語では『ザイアンス効果』というものがありました。


ザイアンス効果とは、
繰り返し接する事で好感度や印象が高まるという効果のこと。


人は、人間関係を作るのに第一印象は重要な割合を占めています。しかし、その先は接触回数に依存するそうです。


例えば、
異性とデートをする際に、丸一日長い時間を過ごすよりも、短いデートを繰り返す方が関係性が深まりやすいということ。


『時間』ではなく『回数』に依存するということ


3. Conclusion

今回は、本の紹介というよりは

僕が「なるほど、こういう説明もできるのか」「学問的に説明できるコミュニケーション方法もあるのか」と思ったものをアウトプットする場となってしまいました(^^;;

世間では、
まだまだ心理学が「うさんくさい」などのイメージを持たれている人が多いように感じます。

心理学は、
恋愛やビジネス、友人、家族などコミュニケーションを必要とする場で知っているのと知らないのとでは、価値観や幸せの感じ方も大きく変わるものだなと思っています。


リハビリの現場でも例外ではないはず!

現に僕は大きな武器の1つとして活用しています!



それでは最後に僕の言葉で締めます!


心理学を学ぶのは自由

しかし、人間関係に悩むのは一生

あなたはどうしますか?


それでは!

セラピスト はっしー でした^-^


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