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ワンピースカード汎用テクニック


ずっくと申します。
ワンピースカードをやりすぎてnoteまで作ってしまいました。
妻に見つかったらドン引きされるでしょう。

(背景)
初心者が少しの知識の差で勝てる試合を落としているように感じてます。
勉強するほどの時間や情熱はなくても、せっかくやるならたまには勝ちたいですよね。
負けた過ぎたら嫌になっちゃうし。

そういう気持ちになる人を減らしたいと思ったのと、先日、フダフダ杯っていう大会に出たんですがnote協賛の大会でして「noteを使って何か書いて下さい!」っておっしゃってたこともあり、自分のわかる範囲で書いてみることにしました。

特定のデッキの説明noteはよく見る気がしますが、汎用テクニックを言語化したものはあまり見た記憶がないから。という理由もあります。

このnoteは当たり前の話がたくさん含まれます。また、一例が中心なので、そうじゃない場合も多々あります。
私個人の見解なので「違くない?」と思われた方、申し訳ないですが私のプレイヤーレベルも実績も大したことないので、あまり気にしないでください。

ちなみに例として出すカードは主に黒デッキから出します。(自分が黒ばかり使っているため)
またリーダーはパワー5000として記載してます。

(対象)
中級者へ進みたい方。
具体的には以下のような状態の方です。
・強い構築をコピーしたけど勝てない。
・人のプレイが理解不能なときがある。
・迷いまくる。
 キャラにアタックかリーダーにアタックか。
 アタックするのかしないのか。
 カウンターで守るか守らないか。

(目的)
デッキを問わない共通テクニックを身につける。(ナミは一部対象外かも、すいません)

(本文)

1.このゲームの勝利条件

当たり前ですがライフ0の状態でリーダーアタックを通すことです。(デッキデス除)

何が言いたいかと言うとキャラを取ることも必要ですが、リーダーアタックがとても重要ということです。
キャラ全処理をいつでも優先するわけではなく、リーダーアタックが結果的に良い場合がたくさんあるということは意識するといいと思います。

リーダーアタックを上手く使うことが結果的にキャラを取ることに繋がることもよくあります。(4に後述)


2.強いカードとは

効果ではなくパワーについてです。
リーダーよりも高いパワーを持っているカードは強いです。

そんなにみかけない


このゲームではリーダーより高いパワーを持つカードは攻撃だけでなく、防御に優れていることになります。
レストの7000のキャラにアタックするには、リーダーにアタックするよりも2ドンも多く使わなくてはいけません。
これで守られてしまうとドン消費が激しくなってしまい、結果的に不利になってしまいます。

従って、相手キャラがリーダーより高いパワーを持つかどうかが、リーダーアタックかキャラアタックかの判断に重要な目線になります。


3.キャラの出し方

基本ですが既に場に出ているカードでアタックし終わってからキャラを出す方が良いです。

2つ理由があって、
・ドンが残っている状態でアタックした方が相手はこの後の展開を想像する必要があり、カウンターを切るかどうかの判断が難しくなるため
・トリガーでキャラをKOやレストされないため
です。

また、必ずしもマナカーブ通りに出すこと=良いプレイではありません。そのキャラを使いたいタイミングに出すことが重要です。

例えば、3ドンでブロッカーのフクロウを出したとします。

絶対にやられない男


相手の4ドンのターンでのアタックに対して、ブロックしないことがほとんどですし、5ドンのターンでフクロウでアタックすることもほぼないです。
すぐに使わないカードを出すことはマナカーブ通りであっても、効率がいいプレイとは言えません。
マナカーブ通りかどうかではなく、このカードはいつ出したらすぐに使えるのか?を考えて使いたいターンにプレイすることが大事です。

例えば、4クザン

抜いたり入れたりするけど、結局強い


相手が白ひげの場合。
9ドンのターンに9コス白ひげが出てくるのでその前のターンの8ドンの際に出します。
そうするとこちらの10ドンのターンに4クザンアタックでコスト-4→10クザンで白ひげをKOする動きが出来ます。
つまり4クザンの出すターンは4ドンのターンではなく、8ドンのターンとなります。(対面や状況にはよりますが)


4.キャラの倒し方

ナミ、イゾウ等のサーチカードをはじめとした5000未満のキャラ

強すぎない?


これらのキャラは同程度パワーのキャラのバトルで倒します。

相手がレストになるまで、こちらの5000未満のキャラはアクティブにしておきます。
このゲームでは5000未満のキャラもリーサル時の攻撃回数として優秀です。

相手の場に5000未満のキャラがいる場合、相手よりも先に5000未満のキャラをレストにしないように気をつけましょう。

逆に相手に5000未満のキャラがいない状況なら、こちらの5000未満のキャラはドンを付けて5000リーダーアタックしてもokです。

返しに相手リーダーが5000未満のキャラを狙ってくれれば、それはそれで一回攻撃を無駄にしてもらえたのでokと考えます。

リーダーと同値のキャラ

高いカード


出来れば同程度のアタックで手札を削ってから、最後の1体のバトルで倒します。

具体的には5000のキャラに対して、5000のキャラ1体+リーダーで2回アタック出来る場合であれば5000でアタックし、カウンターを 1枚削ってから7000で倒しにいきます。
最初の5000が通ればそれはそれでokです。

リーダーより強いキャラ

バニラが強いゲーム


効果でKO、あるいは相手リーダーに5000でアタックし、カウンターを切ってくれたらドンをつけてバトルで倒します。ここの対処が初心者と中級者の違いが出やすいと思います。

2でも書きましたがリーダーより強いカードをバトルで倒すのはドンを消費します。
その上、守るのも簡単でアタックすればするほどドンを無駄使いさせられてしまい不利になります。
従ってなるべく無駄な攻撃はせず、確実に 1回で倒す必要があります。

まず、効果でのKOはこういったリーダーより強いキャラに使います。

効果でKO出来る状況ではない場合は、まずは5000で相手リーダーにアタックします。
相手にとって5000を通すと簡単にライフをあげたことになるので、出来れば通したくない攻撃です。
カウンターを切ってくれた場合、手札のカウンター値が減るため、キャラへのアタックが通りやすくなります。

さらにそこで切ったカウンター札をよく確認します。
5000の攻撃に対し2000カウンターを切った場合、手札に1000カウンターがある可能性は低いと言えます。

また、もし相手がサーチカードで前のターンなどに加えたカードをまだ手札に持っている場合はそのカードのカウンター値はどうか。
場合によっては相手のトラッシュも確認し2000カウンターを何枚使っているか見ることで残りのカウンター値を予測します。

結果、倒せそうだと判断した場合のみ、残りのキャラにドンをつけてアタックし 1回で確実に倒します。

逆に最初の5000リーダーを受けてくれた場合はカウンターがなくて受けたのか、そのあとのキャラを守りたいから受けたのか、見極める必要があります。

相手の手札枚数や雰囲気(あっさり受けたのか、よく考えてから受けたのか、など)を見て判断します。

結果、倒すのは無理そうと判断した場合、このターンはキャラを倒すことは諦めて、リーダーにアタックするプランに変更します。
(守られてしまうとしてもこのターンは手札を減らせばokであればキャラを狙うこともあります)


5.ブロッカーの使い方

5000未満のブロッカー

女子人気 ◎


無理に早いタイミングでは出しません。

早めに出しても最後に出してもアタックもしなければ、リーダーより強い壁になることもないため、基本的には終盤に置いて相手の大型のアタックを肩代わりする使い方になります。

5000より強いブロッカー

ついにリーダーにまで昇り詰めた男


早めに出して、簡単に倒されないようにしながら相手のアタックを効率よく止めます。あるいは返しで倒されない場合、積極的にアタックします。
ここも初心者と中級者で差が出やすいと思います。

ブロックタイミング
残りドンで相手が何をしたいか考えて動きます。

以下は6000ブロッカーがこちらにいる場合の例です。

孤軍奮闘


例①
相手がエースで7ドンの相手ターン、リーダーエースで5000アタック。

怪しいアタック


7ドン残っているため、このあと7エースが出てきて-3000される危険があるので、ブロックはしません。

-3000だけで良くない?なんで速攻なの?

例②
相手がエースで7ドンの相手ターン、リーダーエースに2ドンつけて7000アタック。

ブロックチャンス!


このあと残り5ドンで5マルコ登場と考えると、これ以上のアタックは無さそうなので6000ブロック+2000カウンターで守ります。

こんな感じで、相手の次の動きを予測して手札 1枚で守れるアタックを上手く守ります。


アタックタイミング
ブロッカーによるアタックについても返しの相手ターンの動きを想定して動きます。

例③
相手が黄マムで自分の6ドンのターン。次の7ドンのターンに相手は7マムを出すと想像出来ます。
そうであれば7ドンのターンの相手のアタックは5000リーダーしかないので、返しでブロッカーを倒されることはないと判断し、ブロッカーもアタックします。

このように相手の次の動きを想定して、ブロッカーのアタック、ブロックタイミングを決めることが大事です。


6.ブロッカーの倒し方

5000未満のブロッカー
→ 効果ではKOしません。(ついでに倒せる5マルコや衝撃波などの場合は別です。)
アタックしていれば、そのうちブロックしてくれるので、そこまで意図的に効果でKOする必要はないです。

5000より強いブロッカー
→ 例えば6000のクイーンが相手の場にいる場合、6000や8000でアタックするのではなく、基本的には最初は5000でアタックしていくことで、相手の動きを見ながら、プランを変えつつ戦うことができます。


5000キャラ2体、リーダーの合計3回のアタックが出来る8ドンのターン(5ドンでキャラを出すつもり)

攻め方を迷う、、、


相手は6000のブロッカーのみ。

またクイーン



パターン1
ブロッカーを意識して8000からアタックした場合

簡単にブロックされたくないから6000+2000でアタックしてみようかな、、、


8000リーダー →  ライフで受ける
5000リーダー →  1000カウンター
5000リーダー →  ブロック
5ドンでキャラを出す。
結果→ライフ1+1000カウンター使わせた

パターン2-1
5000からアタック。相手が「ブロックしたらブロッカーを取られそう」と考えてブロックしなかった場合

相手「まだ8ドンもあるし、、、カウンターしとこう」


5000リーダー → 1000カウンター
5000リーダー →1000カウンター
8000リーダー → ライフで受ける
5ドンでキャラ出す
結果→ライフ1+2000カウンター使わせた

パターン2-2
5000からアタック。相手がブロックをしてきたので、キャラを狙うようにプランを変更。
5000リーダー → ブロック
5000リーダー → 1000カウンター
8000キャラ → キャラKO(上のアタックで1000を切ったため、守れなくなった)
5ドンでキャラを出す。
結果→6000ブロッカーをKO+1000カウンター使わせた。

パターン2-3
5000からアタック。途中で相手がブロックをしてきたので、キャラを狙うようにプランを変更したが守ってきた。
5000リーダー → 1000カウンター
5000リーダー →  ブロック
8000キャラ → 2000+1000カウンター
5ドンでキャラ出す。
結果→4000カウンター使わせた。

パターン2-4
5000からアタック。ブロックをしてきた。もう一度リーダーにアタックしたらライフで受けて手札が増えたので、このターンはキャラを取ることを諦め、ライフを狙った。
5000リーダー → ブロック
5000リーダー → ライフで受ける
8000リーダー →  ライフで受ける
5ドンでキャラを出す。
結果→ライフ2

いかがでしょうか。
5000から始めれば相手の動きに応じて、色々なプランがとれて、かつ、この例の場合は結果もパターン1よりも良い結果になっています。(状況にもよります)

せっかくブロッカーを意識してドンをつけても、上記の例のようにライフで受ける動きを上手く使われるとドンを無駄にしてしまうことがあります。(8000リーダーで 1点与えるより、5000リーダーで 1点与えるほうが効率が良い)

限られた例しか書けなかったので、なかなか伝えられず、申し訳ないですが5000リーダーを上手く使うこと(=残りドンを温存して動く)が臨機応変な攻撃のために重要です。

7.殴らない選択

敢えて殴らない方が良い場合があります。
状況によりけりですので、あくまで一例を記載します。

パターン1
・双方、まだライフがたくさんある。3くらい。
・キャラの取りたいのにリーダーしか殴れない。
・相手の方がキャラ数が多い。
・自分の手札が少な目。

相手みんなアクティブ、陽キャですか


こういった状況で、リーダーより強いキャラをアクティブのままにしておく方が良いケースがあります。

このターンはキャラ出すだけにしようか、、、


もし、アタックしてしまうと返しで複数回アタックされ、手札を枯らされてしまいます。

みんなでよってたかって、、


ここは、次のターンに相手がレストになるのを待ってからキャラを減らしていく+このターンはリーダーアタックしてもらってライフからカードをひくという作戦が良さそうです。

パターン2
次のターンにリーサル取れるので、あまりライフを引かせ過ぎないためにアタックしないケースもあります。

どうせこのターンリーサル取りきれないし相手の手札も少ない、、ライフを引かせずに、じっくりたおすか

8.守らない選択

逆に敢えて守らない選択をすることもあります。
状況によりけりですので、この後の展開を予測しながらプレイしましょう。
以下、例を記載しますので参考までに。

パターン1
下のようなケースで相手が5000でクザンにアタック!
カウンターを切っても、この後に効果でKOされそう。

緑のドレークか?クリークか?黒のサカズキか??

アタックされた際、逆にあっさりやられることで、相手の効果KOの標的を無くします。
相手の残りドンをよく確認して、この後の展開を予想しましょう。

パターン2
下のようなケース(手札2枚)で7000サカズキ!まだあと 1回は殴ってきそう、、、
このままじゃ手札が無くなって、次に出すカードが無さそう。

守ったら手札が、0に、、、

もったいないですが守らずにやられてライフを引いたほうがいい場合も。

パターン3
2と同じ盤面(手札4枚)で、5000リーダー!
この後、手札減らしてキャラを倒しにきそう。

5000リーダーが正義

ここはサカズキを守るために5000リーダーを1度受けた方が良いケースもあります。


9.まとめ

このnoteのまとめです。
・リーダーを狙わなければ勝てないゲーム、キャラに構いすぎない。
・5000よりも強いキャラにバトルするほど不利になる。
・キャラは最速で出すだけではなく、使いたいターンを意識して出す。
・5000より強いブロッカーはブロック、アタック両方に上手く使う。
・5000リーダーを上手く使って、ゲームを有利に運ぶ。
・先の展開を予測しながら、臨機応変にアタック、カウンターの選択を。

いかがだったでしょうか。
若干後半バテましたがなんとか書き切りました。

初めて書いてみたので、感想や評価をぜひ聞かせてください。
少しでもみなさまのお役に立てば幸いです。
(リーサル計算についても触れようかと思いましたが他の方がよく書いているように思うし、私自身、あまり知識も持ってないので省略しました。)

2023.4 作成
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